2008 年 10 月 28 日

禁書、展開遅すぎだろ


原作第1巻の内容に6話費やすって正気ですか?


ただでさえ微妙な1巻を丁寧にアニメ化して一体誰が得するんですかね?
↑の4話なんて15分ぐらいずっと説明台詞ばかりで見ている方も苦痛だと思います。
原作小説でさえ、「一場面の説明に割く時間が長すぎるな……飛ばし読みでいいだろ」となってしまうところがいくつもあるんですよ。(作者様には失礼ですが)
1巻の内容を2話にまとめてしまったとらドラ!とまでは行きませんが、3話か4話ぐらいで終わるぐらいの方がテンポが良いです。
6話はさすがにテンポ悪すぎです。EVAなら「決戦、新第3東京市」まで漕ぎ着けて序盤のピークを迎えちゃってます。


オマケに評判の悪い2巻もアニメ化するなんてのもどうかしています。
アニメだけしか見ていない人にはネタバレなので目をつぶってください。
2巻に出てくるヒロインは吸血鬼を灰にしてしまう『吸血殺し(ディープブラッド)』という能力を持っているのですが、16巻まで話が進んでも吸血鬼が出てこないので完全に空気になってしまっているんですよww

作者も設定を忘れているんじゃないかと思うぐらい出番がないです。
そんな今後一切出番のないヒロインを登場させるために何話も使ってアニメ化するなんて予算が勿体なくないですか?
さして後々重要な複線も何もないのだから2巻は飛ばして、さっさと俺の妹達(シスターズ)がたくさん(2万人ぐらい)出てくる3巻をですねぇ……俺の一方通行(アクセラレータ)がビュンビュン鉄骨を飛ばしてくれる3巻をですねぇ……


……あ、そうか!何で1巻に6話を費やしているのかわかりました!
1巻以降はインデックスたんが空気になってしまうからなんですね!( ´∀`)
どれくらい空気かというと、『その巻の話の本筋には絡んでこず、合間合間に無理矢理日常パートを押し込んで何とかインデックスを登場させている感じ』ぐらいです。
これほど不遇なヒロインもないですねぇ。
Filed under: アニメ — monta @ 09:53