2009 年 6 月 19 日

キーボード:「BSKBU03BK」(バッファロー)





●実売2000円以下のパンタグラフキーボード
今日紹介するのはバッファローから今年の2月に発売されたBSKBU03です。こちらはブラックモデルのBSKBU03BK。



種別としてはテンキー付きのコンパクトパンタグラフキーボードです。
従来、バッファローやサンワ、エレコムなど大手サプライメーカーのパンタグラフキーボードは安くても2000円を割ることはありませんでした。
それが、このBSKBU03シリーズは定価の時点で3300円であり、実売ベースでは2000円を割り込んで最安値では1639円(6月19日現在)という事態になっています。

ちょうどmontaも職場で使うパンタグラフキーボードが欲しかったので、せっかくなので注文してみました。楽天のEC-JOYさんで送料込みで1883円でしたよ。
この間の「SKB-SL09」が気に入っていて家で使っているのですが、さすがに同じものを2つ買っても面白くありませんから)


●価格相応の質感



キーボード全体。
キーピッチは19mmとってあるそうですが、ギチギチに詰め込んでいるためか19mmよりも狭く感じます。



サンワのSKB-SL09BKと比較。
SKB-SL09BKもキーピッチが19mmで同一のはずですが、SKB-SL09BKの方がよほど余裕を感じられます。




バッファローのBKBCJ91SBKA(BTCの6100CのOEM)と比較
BTC 6100Cは打鍵感はmonta的にパンタグラフの中では最も好きな部類なのですが、いかんせん図体が無駄にデカイ&塗装が剥げやすいのが難点です。




キーボード上面は光沢仕様となっていて、出荷時には保護シートが貼られています。



LEDは青色。輝度は高くないので無駄にまぶしく感じることはないでしょう。



高さ調節スタンドの作りはしょぼいです。



横から。
プラスチックな質感丸出し。
あと、このキーボードの重量は340gしかないんですよ。
このキーボードより面積が小さいSKB-SL09SVが480gもあるのにですよ?w
軽すぎます。
パッケージには『アルミプレートを搭載し、入力時もブレにくいコンパクトパンタグラフキーボード。』とありますが、逆にアルミを入れていなかったら日々の打鍵に耐えきれずスグに壊れてしまうのではないでしょうか?w
つまり、コストダウンをするあまり、軽くなりすぎて「剛性?何ソレ?」状態になってしまったので仕方なく最低限の剛性確保のためアルミプレートを入れたと考えてしまいます。


●テンキーいらなくね?
打鍵感は個人の好みがあるので一様に善し悪しを言えませんが、montaとしてはパンタグラフ特有のパキパキ感というか、跳ね返りの高レスポンス性が感じられないイマイチのキーボードです。


人によっては打鍵感よりも大事なキー配列を見ていきましょう。



まずは左端。
コントロールキーも左最下段にありますし、シフトキーや半角/全角キーの大きさも標準レベルです。
ただ、エスケープキーはもう少し主張してくれてもいいかなぁと思います。一太郎だと多様しますし。



続いて右端。
よくコンパクトキーボードにありがちな「\ろキーが明後日の方向に行っている現象」もありませんし、一見よさげに見えます。

ですが、打って初めて判る気になる点がいくつか
・バックスペースキーが小さすぎる。普通のキーの横1.5倍は欲しい。
・カーソルキーが独立していて押しやすそうに見えるが、実際は小さくて押しにくい。
特に→キーとテンキーの0を打ち間違えやすい。
・テンキー部分の「.(ドット)」が明後日の方向に付いているのでIPを直打ちするときなどに激しく不便。むしろこんなに中途半端ならテンキー付けない方が良い ・右コントロールキーがないので、一部の月末発売ゲーム愛好家の皆さんには不評。


やはりコンパクトキーボードはテンキーレスが無難です。
Filed under: 入力デバイスマニアックス — monta @ 23:59

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post.

Leave a comment

※コメントの反映には2時間ほど時間がかかります。それ以上経過しても反映されない場合、スパムとして振り分けられている可能性がありますのでURLを含まない本文や日本語の名前で再投稿してください。