2012 年 11 月 19 日

キンブレ:シャイニング&マットフィルム&X10の発色比較


[最終更新:2012.11.25 PM15:00]



キンブレのマットタイプフィルムが全て揃いましたので発色を比較していきます。
※交換用フィルム(チューブ)はルイファン・ジャパンの通販にて1本380円にてお買い求めいただけます。

まず初めに述べておきますが、マットタイプフィルムの質は色によってバラつきがあります。


ホワイト、ブルー、グリーン、パープルは表面のザラザラとした紙のような質感が目立ちます。


↑紙のようにザラザラとした感じがわかるでしょうか?
暗い場所&遠目で見る分にはわかりませんが、近くで見ると気になります。
以上の仕様をご理解した上で比較をご覧ください。

照度については例によって以下のページにまとめています。
コンサート用ペンライトの照度比較


■ブルー■

ブルーは言わずもがな青さ照度共にスーパーブルーの圧勝でしょう。
マットフィルムはシャイニングフィルムと比べて照度が半分以下にまで落ちます。


光源を青色LED(スーパーブルー)にした場合のマットとシャイニングです。
本来はスーパーブルーを2本用意するべきですが、まだ購入していないので代わりにサンダー彩ブルーを流用しています(ほぼ同等の照度)
マットブルーのデキが今一なため見た目ではシャイニングの方が綺麗です。

■レッド■

レッドはマットもシャイニングも照度は特に変わらないのでお好みな方をお選びください。
(キンブレレッドが1本しかないため写真ではサンダー彩レッドを光源として流用しています)

■グリーン■

マットフィルムはシャイニングフィルムに比べて照度が約1.3倍になります。
グリーンはX10の方が優しい緑色ですね。
シャイニング、マット共に若干黄緑に寄っています。

■オレンジ■

マットフィルムはシャイニングフィルムに比べて照度が約1.4倍になります。
UOの代わりとして使う場合、X10は薄くて暗い、マット・シャイニングはオレンジ色が濃すぎるという問題があります。
UOの色に近いのはサンダーオレンジですね。
しかし、キンブレが多数派になりつつある今の会場だとどのオレンジ色が正解かと一概に言えません。

■イエロー■

イエローはX10とキンブレMAXとで大きく色が異なります。
X10はオレンジに近い黄色、MAXは黄緑に近い黄色です。
シャイニングとマットで色、照度の傾向に違いはないので好みでお選びください。
追記:二次ロット発色


X10の二次ロット品から黄色の赤味が減りました。

■ホワイト■

ホワイトはX10とキンブレMAXとで大きく色が異なります。
X10は紫がかった白、MAXは純白に近い白です。ただ、MAXでもマットとシャイニングで微妙に色が異なっていて、


マットはカルピスや蛍光灯のような白色、シャイニングはほぼ純白です。
見た目の綺麗さではシャイニングになります。
追記:二次ロット発色


X10の二次ロット品から白の紫っぽさが軽減されました。

■ピンク■

ピンクは全てのフィルムで色が異なるため選択肢が実に豊富です。
特にマットとシャイニングフィルムで大きく色が異なるのでご注意ください。


マットは赤に近いピンク色になります。(照度はシャイニングの半分になります)
イメージ的には以下の色を想像してください。
[X10]

[マット]

[シャイニング]

[AKBチームA]


■パープル■

パープルもフィルムで色が異なります。
※X10はパープルとバイオレットの両方を用意しました。



マットはX10のバイオレットに近い色で、シャイニングはX10のパープルに近い色となります。
どちらが良いかは好みでお選びください。(なお、マットフィルムの表面の質感はあまり良くありません)

■結果■
マットとシャイニングで発色の違いに注意すべき色 ホワイト、ピンク、パープル
マットとシャイニングで照度の増減に注意すべき色 ブルー、グリーン、オレンジ、ピンク