2015 年 4 月 1 日

[レビュー]ブラウザゲーム「ペンライトこれくしょん -ペンこれ-」




「ペンライトこれくしょん -ペンこれ-」とはDMM(でらもんたんマーケティング)が運営するブラウザゲームです。
ゲーム内容は擬人化されていないコンサート用ペンライトを仮想世界で集め、レギュレーションを守りながら見えない敵と戦い勝利を目指すというもの。
本日4月1日のサービス開始に先立ち、当blogでは一足早くプレイさせてもらいましたのでどういったゲームなのか簡単に紹介いたします。

■ストーリー■


まぁ、本家のストーリーも有って無いようなもの[要出典]なので動機付けはこんな感じでいいんじゃないですかね。

■ゲームシステム■
プレイヤーはイベンターとなってペンライトを集め、現場に繰り出して闇のペンライトを殲滅させるのが目的です。
(※イベンターとは本来はイベント主催側を指す用語ですが、本ゲームではイベントに熱心に参加する人間をイベンターと呼んでいます。誤用なので一般人と会話する際にはご注意ください)
(※ペンライトとは広義では電池式以外に化学反応で発光するケミカルライトも含まれますが、本ゲームでは全て電池式で統一しています。ケミカルライトはUOという用語のみが登場します)

■メイン画面-在宅-■
活動の拠点となるマイルームです。


ここで身支度を整えたり、各種ステータスを確認します。

画面の見方


■名前 あなたの名前です。後から変更できないのでよく考えて付けましょう。

■イベンターLevel 全く誇れるところがないイベンターとしてのレベルです。
現場に出ると経験値が溜まって勝手にレベルアップします。
レベルの横にある[ ]は称号です。
称号はレベルと連動しておらず、行動パターンによって変化します。
現在実装されている称号は初心者、ピンチケ、常連、古参、王国民、P、栽培係、ラブライバー、ジャラライバー、モノノフ、ウルカラマン、自称光害マン、暗黒剣士、地蔵、単推し、箱押し、作品押し、ユニット押し、DD、○○親衛隊、○○マジヲ、ガチ推、ガチ恋、彼氏面、彼女面、クソイベンターなど名誉あるものばかりです。
また、1ヶ月以上ログインしていないと[他界]という称号になります。

■保有ペンライト数 所持しているペンライトの本数です。増えると部屋が狭くなります。

■参戦履歴 これまで行った現場の羅列です。
オタクのプロフィールによく書いてあるアレです。

■チケ連番 フレンドと一緒に現場に出ることができます。最大4連番まで対応可能です。
基本的には1人でも闇のペンライトを殲滅することができますが、連番すると相乗効果でクリティカルヒットが出やすくなります。
ペンライト集めよりも友達集めの方が重要ということですね。

■チケット 本ゲームでは現場に出る前にチケットが必要です。
仮想プレイガイドで購入することになりますが、人気イベントによってはランダム抽選で当たるまで現場に出られません。
最初は全当イベントや一般販売後にも余裕があるイベントを狙うと良いでしょう。
プレイガイドは「チケットぱあ」「t+(手数料プラス)」「ノーチケ.com」を選べますが、どれも土曜午前10時に落ちるクソ仕様です。

■模様替え マイルームの模様替えができます。ゲームの進行には特に影響しません。自己満足です。

■使命 自分に課せられたと思い込んでいる任務です。
~使命の一例~
「ツアーを全通せよ!」
「本日中に5現場回せ!」
「お手紙を自筆で書け!」
「始発で物販を制覇せよ!」
「リリイベに全て参加せよ!」
「CDを100枚単位で購入せよ!」
「電池切れマンを救済せよ!」
「光り物丸腰マンを救済せよ!」
「ラジオのハガキ職人となれ!」
「友人のチケットを支援せよ!」
「1週間で最前を3回死守せよ!」
「サプライズ企画を成功させよ!」
「新しいペンライトを開発せよ!」
「1年間でフラスタを5回以上贈れ!」
「blogにペンライトのレビューを載せよ!」
「平日17時開始のイベントに5日間連続で参加せよ!」
報酬はありません。界隈で人気者になればフォロワーが少し増えることがあります。(個人差があります)

■でらなん アイドル生写真とペンライトの専門店「でらなんなん」です。
秋葉原、大阪なんば、名古屋本店、名古屋大須、福岡天神にリアル店舗があります。
あ、もうすぐ池袋店もオープンしますね[PR]
ここで新しいペンライトを揃えましょう!

■資材

ゲームを進める上で必要な消耗品です。
電池、UO、資金、ガリウムの4種類があります。
■電池
ペンライトの動力源です。これがないと光りません。
現場に出る度に一定量ずつ消耗するのでこまめに交換しましょう。

■UO
本来はウルトラオレンジの略ですが、本ゲームでは大閃光、フラッシュボンバーも含まれます。もちろん誤用なのでご注意ください。
基本的には電池式ペンライトのみあれば闇のペンライトを滅することができますが、UOがあると相乗効果でクリティカルヒットが出やすくなります。
現場の種類によっては消費量が異なるのでご注意ください。

■資金
お金です。日本円です。
これがないと何もできません。ペンライトの購入も電池の補充もチケット代も遠征の費用もここから捻出します。最重要パラメータと言えます。
月末の給料日に微々たる量が増えますが、課金によっていつでもいくらでも増やすこともできます(ゲス顔)

■ガリウム
青色LEDの原材料「窒化ガリウム(GaN)」です。
将来的に新しいLEDの開発に必要ですがサービス開始当初は未実装です。

■コマンド
在宅中は以下のコマンドを選べます。



■選抜 現場に持っていくペンライトを最大6本まで選べます。

~ペンライトの種類~



閃=閃光単色ペンライト 高輝度ケミカル並みの明るさを持ち、その火力によって敵を一撃で葬り去ることもできるペンライトの花形です。
電池の消費量も最大です。
(初代サンダー、サンダー220PureStick、キンブレMAXIISuperTubeの一部が該当)
高単=高輝度単色ペンライト 閃光単色よりも明るさは劣りますが、バリエーションやカラーLEDの採用で発色が優れているものが多いです。
(サンダー110、単色キンブレ、ルミエース、スターセイバー極太が該当)

軽単=軽量単色ペンライト 砲弾型LEDかつ単4電池を動力としているため、明るさは物足りないものの燃費が良いのが特徴です。
(大電光煌、ハイパーペンライト、ハイパワーチアライト、イルミライトミニなどが該当)

ボタン=ボタン電池単色ペンライト ボタン電池で点灯するペンライトのため、明るさは他に及びませんが、軽量なため回避に優れます。
また、特定のイベントではボタン型のみで挑まないとクリアできないものがあります。特にプロデューサー業の方はご注意ください。
(ネオンスティック、大電光、iLite、サイクラなどが該当)

多=多色ペンライト フルカラーLEDを採用し、複数の色を点灯できるペンライトです。
閃光単色ペンライトよりも現場の主役となりつつあります。
一部の機種はユーザー定義のプリセット色スロットを複数持つことができ、楽曲に合った色、ユニットに合った色を用意しておくことでクリティカルヒットを狙えます。
ただし、白色は汚いため最新鋭機以外だと威力が半減します。
また、ダメージに弱く中破以上でマイコンが暴走し光らなくなります。
(カラフルサンダー、ペンラ-HB、キンブレX10、ルミエースカラーチェンジ、スターセイバー極太カラーチェンジ、ウルトラカラフルビーム、エコブレードSS、光刀正光が該当)

軽多=軽量多色ペンライト 砲弾型のフルカラーLEDで点灯するペンライトです。
プロデューサー業の方に人気です。
(カラフルPRO、ペンラ-PRO、カラフルビーム、シナモンブレード3、チアライトフルが該当)
■改造 公式改造と自作改造の2種類があります。
公式改造は筒の交換、フィルムシートの交換に限られます。
自作改造はLEDを換装して明るさをアップさせたり、複数のペンライトを連結させることができます。
ただし自作改造したペンライトを持ち込むと、特定のイベントではボスまで辿り着くことができず、代わりにスタッフマスへ連行されます。ほとんどの地上現場ではメリットがありません。

また、レベルの上がったペンライトは勝手に改造されます。


こんな感じに大電光「改」になります。

■手入 傷ついたペンライトを手入れすることができます。
手入れをしないまま現場に行っているとダメージが蓄積され、最終的には闇堕ち(ロスト)します。

■電池 ペンライトの電池を交換します。

■予習 次のイベントのセットリストを予習します。
予習することでクリティカルヒットが出やすくなります。

■現場 イベント現場に出ます。
現場は大きく分けて3種類あります
■単発イベント
多くのライブイベントが該当します。
通常は半日~2日間程度で完了します。
小規模なライブハウスからドーム、屋外競技場まで規模は様々です。

■ツアーイベント
数ヶ月に渡るイベントです。チケットは公演日ごとに必要となります。
千秋楽公演には大ボスが待ち構えているので注意しましょう。
※公演日に間隔が空く場合は他のイベントに行けます。
※ツアーイベントを複数同時に回すと資材がすごい勢いで減っていきます。

■遠征
ツアーに組み込まれていない遠方の単発イベントです。
本家とは違い、遠征しても資材を得ることはありません。減る一方です。

■現場マップ
屋内マップと野外マップがあります。
また、野外マップは昼戦→夜戦の2段階に分かれていることがあります。


スタートマス(入場ゲート)から始まり、複数の楽曲マスを経てボスマス(最前エリア)へ到達するのが目的です。
楽曲マスとボスマスでは闇のペンライトとの戦闘に突入します。
必ず最前のボスマスに辿り着けるわけではなく、持ち込んだペンライトがレギュレーションに準拠していないとスタッフマスに連行されたり、公式ペンライトを最低1本持っていないと強者が集まる最前に近づけないことがあります。

野外マップは太陽光によってペンライトの光が99%減してしまうため、対野外特性を持つペンライトを揃える必要があります。

■戦闘システム 戦闘では明るさと色が重要です。

闇のペンライトは光を吸収する性質を持っていますが、許容値以上の光を当て続けると消滅させることができます。
闇の許容値を上回ることを「空間支配権確保」と言います。
空間支配権を確保できない場合、こちらの光は吸収されてしまいます。
一定以上吸収され続けるとペンライトはダメージを負い、段階的に小破→中破→大破→闇堕ち(ロスト)となります。闇堕ちすると敵勢力側に回り、こちらを攻撃してきます。

次に色が重要です。
楽曲マスでは曲に合った色を振らないと周りのオタクボーイから総スカンを喰らい、強制消灯させられてしまうのでご注意ください。
逆に曲の指定色に完全に合っていれば通常より150%の発光量になります。さらに落ちサビ→大サビ成功で200%にも達します。
ただし、現場に持ち込める色には限りがあるので予習を重ねて事前によく選びましょう。長丁場のイベントでは特に選定が重要です。

■ドロップ 戦闘後には稀に野良ペンライトを見つけることがあります。
野良ペンライトは道徳的に自分のペンライトとすることはできず、運営に届けるしかありません。届けてやってください……(切実)


時間的都合により本日はここまでとなります。

続きは後日更新しま……せん。たぶん。


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