2016 年 7 月 17 日

「第3回ライブ&イベント産業展」レポート



遅くなりましたが7月6日(水)~8日(金)に幕張メッセで開催されていた「第3回 ライブ&イベント産業展」のレポートをお届けします。
今年で3年目となる「ライブ&イベント産業展」ですが、年々規模を拡大して2017年はさらに面積50%増、名称も「第4回 ライブ・エンターテイメントEXPO」になるとのこと。勢いがある業界ですね。
※一般人向けではなく、あくまで機材・設備の導入を考えている企業間の商談の場ですので行かれる場合はご注意ください。

■ルイファン・ジャパン

今年のルイファンジャパンはブースが2つもあり、それぞれ「機材・演出ゾーン」と「グッズゾーン」に出展していました。
機材・演出ゾーンはRAVEや後述のブライダル向けのデモがメインで、グッズゾーンはOEM向けペンライトの展示がメインとなっています。


RAVEのデモは動作の切り替わりの速さをアピールしていました。40flame/sec(1秒間に40回応答)が可能だとか。
詳しくは先月アップされたYoutubeの動画をご覧ください。



ブライダル業界向けにハート型とランタン型のRAVEも展示していました。

サプライズ的な演出で使うと楽しそうですね。
また、無線制御ユニットもワンボックス化し、

RAVE MASTERとして展示してありました。初心者でも簡単に扱えるようにしてあるとのこと。

コラボブレードの新しいバリエーションとしては、

プレートインタイプのキンブレJr.とiLiteが展示してありました。
従来プレートタイプのペンライトには光漏れが激しいものがありましたが、このプレートインキンブレJr.の発光部はスモークされていてそこまで鋭い光が漏れてはいなかったです。
プレートが入ることで重量は増しますし筒全体に拡散もしないですが、クリスタル的な輝きが綺麗かつ文字が読みやすいというメリットがあります。
ちなみに、

乃木坂46では先月から採用されています。(しゅうと(@syuto828)さん、ありがとうございました。)

以下はルイファンジャパンの最新OEMカタログです。先述のハート型ランタン型RAVEもプレートインチューブも載っています。


■ソニー・ミュージックコミニュケーションズ

フリフラです。ほっちゃんイベントで有名な初期型フリフラは姿を消し、ブレードタイプ(※カタログ上の表記はペン型ライト)のフリフラがぎっしりと並んでいました。

少しかゆくなります。
以下はチラシです。リストバンド型もまだ健在のようです。

スタッフさんに「他社からも無線制御ペンライトはいくつか出ていますが、フリフラの強みは何ですか?」と聞いたところ、
『国立競技場のような大きな会場でも安定した運用ができる実績があるのはウチだけです』とのことでした。
ブース前面のモニターにはソニー系アーティストの映像が流れており、宣伝の強みはあるなと思いました。

■PIKABON

初めて知った会社ですが、無線制御ペンライトを手がけていました。
公式サイトはhttp://www.pikabon.com/になります。
会社概要がいまいちわからないのですが、こちらのオリコンの記事を読む限りでは韓国系企業のようです。

気になったのは「カラオケルームはコンサート会場とつながる!」というシステムです。

説明を読む限りではコンサートで使った照明演出を、カラオケルーム内の照明とペンライト(PIKABON)で再現できるようです。現在はJOYSOUND渋谷南口駅前店、新宿西口店でサービス中とのこと。

■やまと興業

「撮影はごめんなさい」ということだったので、写真はないのですが例のスマホで遊べるチアライト○○○が展示してありました。
詳細は差し控えますが、発売は近いとのことです。


簡単ですがレポートは以上です。
※昨年出展していたルミカさんは今年は不参加です。


2016 年 6 月 26 日

[NEWS]ターンオン PENLa-UY(ウルトライエロー)が発売予定。黄色のカラーLEDを搭載。


でらなんなんのツイートより。


ターンオンは昨年末にPENLa-UO-(ペンラUO)を発売していましたが、イエローも出るとのことです。
PENLa-UOは初代サンダーを復刻した意味合いもありましたが、黄色LED版のイエローは初代サンダーになかったラインナップになります。
なお、ターンオンの単色ペンライトの主力は2013年に発売したサンダー220シリーズですが、いくつか生産完了の色も出てきているようです。
今後はPENLa-Ultraシリーズに移行するのか、並行販売を続けるのか気になるところですね。
フルカラーの発色が進化した結果、単色は明るさの追求に行くのでしょうか。


Filed under: ペンライトニュース — monta @ 01:21

2016 年 5 月 14 日

[ミニレビュー]キングブレードRAVE&キンブレONE1 RAVE



キングブレードONE1(ワン)の発売を数年前から心待ちにしている皆さん、お待たせしました。
ONE1の製品版に先駆け、無線制御のRAVE版が出回り始めましたので、簡単に紹介していこうと思いま
す。
「RAVEとは何ですか?」という方は以下の動画をご覧ください。
近年のNHK紅白歌合戦などでも使われている無線制御ペンライトです。


既存キンブレとの比較を表にしましたので、仕様をご確認ください、

  X10II X10III コラボ
ブレード
(X10II版)
RAVE ONE1
(未発売)
ONE1(RAVE版)
LED数 3(RGB) 4(RGBW) 3(RGB) or
4(RGBW)
3(RGB) 5(RGBWY) 3(RGB)
ボタン位置 底面 底面 底面 側面 側面 側面
ボタン数 2 2 2 2 2 2
無線制御        
カラー
チューニング
       
色の逆送り
メモリー機能
(コラボごとに異なる)
 
グラデーション
モード
   
(コラボごとに異なる)
  無線制御
で可能
無線制御
で可能
電池 単4×3 単4×3 単4×3 単4×3 単3×1 単3×1

今回入手したONE1のRAVEは4/30に開催された「KSL Live World 2016」のものです。


「ペンライト付きチケット」の場合は3000円、物販で購入した場合は3500円となります。
ただし、商品ページのシルエットはONE1ではなく従来のX10IIになっていました。これは当blogの推測ですが恐らく直前までONE1が間に合うかわからなかったのではないでしょうか。
3月のAnimeJapanでもRAVEは展示してありましたが、

すべてX10II形状でした。なお、ONE1(RAVE版)の存在は以前から公開されており、当blogでは2015年2月からルイファンのOEMページにRAVEがあることを指摘しています。
X10IIIの開発やその初期不良対応に追われていたのか定かではありませんが、やっとONE1へリソースが回り出した感じです。

さて、X10IIのRAVEも入手したので一緒に紹介します。

「蒼き鋼のアルペジオ Trident THE LAST LIVE Thank you for your“BLUE”」のRAVEです。筒の中に入っている水色の部分は会場で降ってきた銀テープです。(つまり行きました)
こちらは定価4000円でした。

■マニュアル■


無線制御の説明と、通常のペンライトとしても使えるという記述があります。

■外観■


上からONE1(RAVE版)、Trident RAVE、キングブレードX10III、ミックス・ペンラ-HB Deco(ワイドL)です。
ONE1は全長22cm、それ以外は25cmになります。


グリップの一番細い部分は約21mmで、これはPRO110シリーズと同等の値です。
ちなみにリング部のメッキはRAVEには施されていません。
このRAVEは一般販売用ですが、恐らく番組収録などで貸し出す用にメッキがあると、外装がボロボロになってしまい再利用が難しいからだと思われます。

重量は以下にまとめました。電池は単3×1が約23g、単4×3が約33gぐらいだと考えればONE1の軽さが際立ちます。
  X10III RAVE ONE1(RAVE版)
重量(電池含まず) 約55g 約55g 約52g
グリップのみ 約33g 約33g 約27g


ボタン類は底面から側面の←→ボタンに移動しました。これまで底面のボタンには溝を付けたりするなど判別しやすくする工夫はありましたが、今後は側面に移行するのでしょうか。
電源ONは→をダブルクリックする必要があるため、従来のキンブレシリーズの操作感になれた人は最初混乱すると思います。(長押しで電源ONにならなくて焦った人)


電池蓋も大きく変わりました。
従来はネジ止め式でしたが、RAVEはルミエースのようなツメ止式、ONE1は懐中電灯のように底面自体が電池蓋になっています。
交換しやすい仕様だと思います。


RAVEの電池室は従来のX10IIとほぼ同じです。


ONE1の電池室は奥側がマイナス、底面側(電池蓋側)がプラスとなっています。



無線受信用のアンテナはLED近くにテープで固定されていました。
恐らくテーピングしないと筒を取り外す際に引っかかることがあったのだと思います。
(実際、筒を回すと何かに引っかかる音がします)


フィルムのデザインはTridentもKSLもどちらもイベントの雰囲気に会っていて好みです。(個人の感想です)

■発色■

LEDはRGBの3LED仕様。製品版のONE1では5LED(RGBWY)となる予定です。

RGBのためホワイトとイエローの発色は(今となっては)微妙です。


明るさはX10IIIとRAVEはほぼ同等、ONE1(RAVE版)は1~2段階は暗く見えます。
ONE1(RAVE版)の点灯時間は6時間と記載がありました。

プリセット色の一覧も載せておきます。

簡単ではありますが以上です。
他、見たい写真などがありましたらコメントをください。


2016 年 4 月 24 日

[NEWS]ターンオンがペンライト連結器具[KUJAKU(孔雀)]の発売中止を決定


■2016-05-11 PM23:10追記

ターンオンより[KUJAKU]の発売中止が正式に発表されました。
詳細については下記PDFをご覧ください。
 「絶対悪と複数持ちと規定」にお寄せいただきましたご意見結果のご報告
 http://www.turn-on.jp/images/160511.pdf


※発売中止に伴い、本記事のタイトルを修正しました。
※下記「2016-04-29 AM09:00追記分」は初出ではページ最下部に記していましたが、5/11にレイアウトを変更しました。


■2016-04-29 AM09:00追記

この件に関してターンオンよりプレスリリースが発表されました。
KUJAKUの是非について意見を募集しています。
詳細については下記PDFをご覧ください。
 「絶対悪と複数持ちと規定」
 http://www.turn-on.jp/images/news20160428.pdf



■2016-04-24
まず当blogのスタンスとしてこのような製品を市販化することに反対です。


写真を見るに装着できるペンライトはLR44ボタン電池式の単色PRO110シリーズ、フルカラーのカラフルPRO、ペンラPROシリーズのようです。

下端にある丸い部分を取り外してこのKUJAKUに装着する仕組みですね。
ターンオンは以前、A.B.C-Zの公式ペンライトとしてメリケンサック型を作ったことがありました。

A.B.C-Zのものは電池にLR44x6個を使用し、5つのLEDを点灯させていたので明るさも大したことはありませんでした。(5色点灯でも全体で20mA程度。上の写真はシャッタースピードを極めて遅くしています)
全長は12.5cm、発光部だけでは6.2cmなのでかなり短いペンライトだったと言えます。

このKUJAKUですが電池は装着するPROシリーズ側にあるので合計でLR44x6個x5本=30個となります。各色が独立しているので全色点灯させても他に足を引っ張られて暗くなることがありません。
PROシリーズはボタン電池式ですが、単色PRO110は単4電池式のLowモードに匹敵する程度の明るさがあります。

そして全長は、でらなんのツイートによるSスティック装着で24cmとのことです。
ということはMスティックで26cm、ベーシックだと28.5cmになり、いわゆる25cmレギュレーションに引っかかります。iLiteの人力バルログなんて可愛いレベルです。

また、連結行為は以下のレギュレーションにも抵触します。
■オフィシャルグッズ以外でサイリウム、ペンライトの使用の際、
「過度に長いタイプ」「工事現場で使用するような長い誘導灯等」の使用や、
「器具を使用して複数本持つ行為」「光の点滅を繰り返す行為」「口でくわえる等、手以外で持つ行為」は、
周りのお客様へのご迷惑や怪我、トラブルの原因となりますので一切禁止とさせて頂きます。

※上記のレギュレーションはよくある定型文です。最近ではμ’s Final LoveLive!もこれでした。
※イベントによっては器具を使用せずとも、素手で複数本持つ行為すら制限されることがあります。

さて、何故レギュレーションがあるのかと言うとそれは「参加者全員が楽しむための配慮(=誰も不幸にならない)」だと当blogは考えています。
同じチケット代金を払って鑑賞しているのに、周りの人が暴言を吐いたり酒を飲んで暴れたり視界を塞ぐほど大きいペンライトを振っていたりしたら全く楽しめないですよね。全席指定ならどうしようもありません。
そう言った声を踏まえてレギュレーションがより厳格化されていった経緯があります。
ただし、あくまで文面上のレギュレーションが厳格化されただけで、それが現実に適用されているかと言うと現場次第ということになっています。
・とある現場では大型の車輪や孔雀を取り出すとスタッフが飛んでくる
・一方の現場ではスタッフは見向きもしない
・ボタン電池式ペンライトのみ許可されている現場で単4のキンブレを振っていても運営側からは何も言われない(周りの参加者から何か言われることはあります)

いくら文面上のレギュレーションを厳格化したところで、運営側が意識の低いスタッフばかりの現場ではペナルティが無いので違反となるペンライトを持ってくる人間がいるのが現状です。
このような現状をターンオンが知らないはずはないと思うのですが、出てきたのはコレです。
KUJAKUがレギュレーションが緩い現場でのみ使用されるとはとても思えません。自作のできない厄介予備軍にエサを与えているだけです。

当blogはターンオン社を信用するに足るメーカーだと考えていました。
ターンオンのパッケージやマニュアルには「製品に自信あり」とする主張がたくさん並んでいますよね。Webサイトにも【私たちターンオンはコンサートペンライトへの「思い入れ」が違います】なんてコンテンツがありますので、少し紹介してみましょう。
TurnONコンサートペンライトシリーズは、「装置」も「発光部形状」も「色」も「安全性」も、「キレイに光って壊れない」にこだわって、さらに、皆様から当社に寄せられた「こんなの創って!」をプラスして作成した、私の「自信作」です。
装着されている「レンズ」や「拡散フィルム」また「内臓コンピュータ」や「配線基盤」さらに「素材」や「成型方法」まで、数々の「コンサート現場経験」を生かし作製しています。一見、派手さはなくシンプルですが、「実際にコンサートで使用するペンライトとしてBESTの創り」だと自負しています。

※monta注記:「内臓コンピュータ」「配線基盤」は内蔵と基板の誤字だと思うので直しましょう。


◆ 実際にペンライトは凶器になりました=発光部は軽く柔らかく。硬い部品は絶対NG

興奮状態で振り回す=ペンライトです。実際に私が設計した、発光部先端にオシャレな装飾プラスチック(硬いが、鋭利な角がない:インジェクション成型品)を装着し、さらに折れないように固く強度を持たせて制作した、デザイン性に凝ったペンライトで、実際に人身事故「前のお客様の頭を殴って流血」を、起こしてしまったことがあります。開演中でパニックになりました。
今思えば、発光部先端に「重い」を装着すると遠心力が増しさらに「硬い」では、全く衝撃吸収しない作りでした。事故は私が引き起こしたようなものです。
被害者の方はもとより、加害者の方にも本当に申し訳なく、お詫びに伺いました。
その事件以降、デザイン性より安全性=どんなにオシャレな造りになろうとも、ビッグオフィシャルからの依頼であっても、「発光部が重い+先端が固い作り」の製品は、絶対に作らないとTurnONとして決めました。
さらに細心の注意を測り、徹底管理と早急な対応ができるよう、発光部はすべてMADE IN JAPANにしました。
最近、ペンライトメーカーが増えてきて、「発光部が重い+先端が固い作り」を多々見かけます。デザイン性なのかなんだかわかりませんが、楽しいライブを台無しにする、明らかに凶器と言いきれます。

KUJAKUはターンオンさん的には凶器ではないということなのでしょうね。両手に10本装着して振り回したらどうなるのでしょうか。

当blogのペンライト系コンテンツは元をたどれば閃ブレの作成方法に行き着きます。
閃ブレが流行ったことで、さらに大きく目立つ自作ペンライトが多数作られるようになった経緯があり、(自責の念と言えば大げさですが)それ以降は安全な市販ペンライトのみを推奨しています。
そして多くの方にレギュレーションを守ってもらうため、草の根レベルですが注意喚起にも努めています。

件のKUJAKUについては当blogの主義主張に真っ向から反するため、今後ターンオン社の製品は一切取り上げない予定です。(動向を知るために買うことはアリ)


本当に良い時代なのでしょうか。
業界が自らの首を絞めているようにしか見えません。


Filed under: ペンライトニュース — monta @ 13:44
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