今日は以前からちょくちょく
『はぁ……何でこの時期に手間暇かかるこんなことをしなくちゃいけないんだお!』と嘆いたいた英語論文発表の日です。
こんにちは、montaです。
概要としては「任意で選んだIEEEの学会誌に載っている英語論文を日本語に訳して噛み砕いて、内容をみんなの前で発表する」というものです。
当然、1回90分の講義で発表できる人数は限られているので、発表の日にちも人によっては早い人なら今日だったり、遅い人なら2ヶ月後だったりと
格差が発生しています。
私は運が悪いことに第1回目の発表に回されてしまいました><;
お上には逆らえないので仕方なく発表の準備をしていました。
だいたいの翻訳は既に終わっています。
が、発表するからにはパワーポイントで小綺麗にまとめないとイケナイのですが、全くエンジンがかからず先日まで手に付きませんでした。
で、結局何時からパワーポイントを起動し始めたかと言うと、
当日の深夜4時からです。
えぇ、バッチリ「To LOVEる 」を見てました( ´∀`)
「To LOVEる 」を見終わったらだらだらと2chまとめblogを巡回したりもしていました。
講義は10時40分から始まるのでカンペの印刷時間も含めると朝9時には家を出ないとダメです。
朝食や身支度の時間を考慮すれば
残り時間は4時間半を切っています。
何でこんなにダメ人間になってしまったんですかね……(´・ω・`)
思えば2年後期や3年前期の実験レポートも後半戦はこんな感じに深夜アニメが終わったあたりから徹夜で検討事項の消化に入っていた気がします……
でも、それでも
全部ギリギリで間に合っていた(当然、評価も合格点)のだから我ながら要領が良いなぁとも思ったりww ※真に要領の良い人は徹夜なんてしません。
で、問題のパワーポイントですがちゃんと8時半ぐらいには完成しましたよ?
1回も発表のリハーサルは出来ませんでしたが
※1人の発表時間は質疑応答を含めて15分と決められているのです。時間オーバーしちゃうと打ち切り。
発表には栄養ドリンクでドーピングした徹夜明け覚醒モードで望みました。(よく、徹夜明けってハイになりますよね?アレです。疲れの反動が凄いですが。)
今日は私を含め計4人が発表します。
私が4番目の発表なので、一応3人分はプレゼン手法を堪能できます。
1番目の方は外国籍の方なのでちょっと日本語が不自由なところがありますが普通に聞く分には大丈夫です。問題は
伝えることが長すぎることです。
予稿原稿を見ましたが、字がビッシリでどう考えても15分で終わる内容ではありませんでした。
別に論文に書いてある全てのことを一字一句翻訳して紹介するような趣旨ではないのですよ……。もう少し要点をまとめて欲しかったです。
結局、この方は途中で教授から打ち切りされていました。合格点なのかどうかは微妙です。
2番目の方はちゃんと時間内に終わっていました。
ただ、ちょっと淡々とし過ぎな気が。どこが凄いポイントなのか今イチわからなかったです。
パワーポイントも単に白地の背景に黒地の文字を乗っけただけで、「紙」と変わらず。
単に私が自分の発表をどうしようか慌てていて頭に入ってこなかったかも知れませんが。
3番目の方は確かかなり優秀な人だと記憶していたのですが、意外なことに
パワーポイントが最初の目次だけしか作っていなかったようで教授もドン引きw
ずっと画面が目次のままだったので皆、「それにしても長い概要説明だなぁ……早く次のスライド行かないかなぁ…」と思っていましたw
ずっと原稿を棒読みするだけで一向にプレゼンテーションが始まらないので教授が止めに入りましたよ
結局、この方は「次週に延期」という措置になりました。
プレゼンスキルの向上を図る講義なのに、棒読みでは話になりません。
そして真打ちのmontaさんの出番です( ´∀`)
正直、私はかなり噛みやすいのですが人前でプレゼンするのはキライじゃありません。割と好きな方です。
前3名の発表中では聞いている皆さんは机の予稿を見ている人が多かったので、まず初めに
「これから話すテーマはマルチメディアとかエンターテインメント向けのものなので、肩の力を抜いてこっちを見ていて欲しい」と伝えました。
プレゼンはまずは聞いている人間がコチラを向いてくれないことには始まらないので、最初のインパクトは肝心なのです。(私の場合は選んだテーマが簡潔で判りやすいという最大の武器がありましたけどね。)
パワポは派手にならない程度にアニメやフォント装飾をし、声は抑揚を付けて一番知って欲しいところは特に強調して説明しました。指さし棒も活用してますよ。
当たり前のことなんですけどね。この当たり前のことができない理系は多いです。
別に高田社長みたいなしゃべりをしろとは誰も言いません。ただ、自分が聞く立場だったときどんな発表だったら頭に内容が入って気安いか考えて欲しいところです。
一度もリハーサルをしなかったにも関わらず、時間ほぼぴったりで終わりました。
終わってから何人かの友人に聞いた話では、
『一番上手かったよ!こういうの何回かやってるでしょ?』
『これからの発表はキミのレベルがリファレンスになるね』
等々、賞賛の声がいくつもありました。久しぶりに心の底から笑顔になれましたよヽ(´ー`)ノ
チラッと見たアンケートでも私の項には「わかりやすかった」との文字が見えました。
自分で言うのもアレですが、第1回目の発表(※いわゆる人柱)としては上出来でしょう。
4時間半でまとめたにしては大成功に終わりましたね。
まとめると、
「こんな私を落とす企業はマジで見る価値がないな」ということです。
※
『間違っているのは俺じゃない、世界の方だ!』理論
このサイトは論文のテーマは適当に選ばない方が良いと力説するmontaがお送りしております。