キンブレ:シャイニング&マットフィルム&X10の発色比較
[最終更新:2012.11.25 PM15:00]
キンブレのマットタイプフィルムが全て揃いましたので発色を比較していきます。
※交換用フィルム(チューブ)はルイファン・ジャパンの通販にて1本380円にてお買い求めいただけます。
まず初めに述べておきますが、マットタイプフィルムの質は色によってバラつきがあります。
ホワイト、ブルー、グリーン、パープルは表面のザラザラとした紙のような質感が目立ちます。
↑紙のようにザラザラとした感じがわかるでしょうか?
暗い場所&遠目で見る分にはわかりませんが、近くで見ると気になります。
以上の仕様をご理解した上で比較をご覧ください。
照度については例によって以下のページにまとめています。
◆コンサート用ペンライトの照度比較
■ブルー■
ブルーは言わずもがな青さ照度共にスーパーブルーの圧勝でしょう。
マットフィルムはシャイニングフィルムと比べて照度が半分以下にまで落ちます。
光源を青色LED(スーパーブルー)にした場合のマットとシャイニングです。
本来はスーパーブルーを2本用意するべきですが、まだ購入していないので代わりにサンダー彩ブルーを流用しています(ほぼ同等の照度)
マットブルーのデキが今一なため見た目ではシャイニングの方が綺麗です。
■レッド■
レッドはマットもシャイニングも照度は特に変わらないのでお好みな方をお選びください。
(キンブレレッドが1本しかないため写真ではサンダー彩レッドを光源として流用しています)
■グリーン■
マットフィルムはシャイニングフィルムに比べて照度が約1.3倍になります。
グリーンはX10の方が優しい緑色ですね。
シャイニング、マット共に若干黄緑に寄っています。
■オレンジ■
マットフィルムはシャイニングフィルムに比べて照度が約1.4倍になります。
UOの代わりとして使う場合、X10は薄くて暗い、マット・シャイニングはオレンジ色が濃すぎるという問題があります。
UOの色に近いのはサンダーオレンジですね。
しかし、キンブレが多数派になりつつある今の会場だとどのオレンジ色が正解かと一概に言えません。
■イエロー■
イエローはX10とキンブレMAXとで大きく色が異なります。
X10はオレンジに近い黄色、MAXは黄緑に近い黄色です。
シャイニングとマットで色、照度の傾向に違いはないので好みでお選びください。
追記:二次ロット発色
X10の二次ロット品から黄色の赤味が減りました。
■ホワイト■
ホワイトはX10とキンブレMAXとで大きく色が異なります。
X10は紫がかった白、MAXは純白に近い白です。ただ、MAXでもマットとシャイニングで微妙に色が異なっていて、
マットはカルピスや蛍光灯のような白色、シャイニングはほぼ純白です。
見た目の綺麗さではシャイニングになります。
追記:二次ロット発色
X10の二次ロット品から白の紫っぽさが軽減されました。
■ピンク■
ピンクは全てのフィルムで色が異なるため選択肢が実に豊富です。
特にマットとシャイニングフィルムで大きく色が異なるのでご注意ください。
マットは赤に近いピンク色になります。(照度はシャイニングの半分になります)
イメージ的には以下の色を想像してください。
[X10]
[マット]
[シャイニング]
[AKBチームA]
■パープル■
パープルもフィルムで色が異なります。
※X10はパープルとバイオレットの両方を用意しました。
マットはX10のバイオレットに近い色で、シャイニングはX10のパープルに近い色となります。
どちらが良いかは好みでお選びください。(なお、マットフィルムの表面の質感はあまり良くありません)
■結果■
マットとシャイニングで発色の違いに注意すべき色
ホワイト、ピンク、パープル
マットとシャイニングで照度の増減に注意すべき色
ブルー、グリーン、オレンジ、ピンク
サイト日参させていただいております。
11月に入ってからキンブレX10を通販(ヨドバシ)で購入したのですが、montaさんのレビューのお写真と発色が違うな、と感じるものがあったのでコメントさせていただきました。
白:紫がかっているようなことはなく、綺麗な白です。ツイッターで、同様の感想をお持ちの方もいらっしゃいました。
黄色:レビューのお写真のマットイエローのような、綺麗な黄色です。(レビューのX10イエローは少しオレンジっぽいようですね。)
私が購入した物は、新しく生産されたもので、以前と仕様が変わった(改善された)ということなのでしょうか?
また、実際にライブに持って行く本数とはどのくらいが一般的でしょうか?
大きいお友達のお兄様方は、たくさん持っているイメージなのですが…。
赤、青はカラーLEDなので別に用意が必要だと思うのですが、それ以外の色「例)白色LED光源2本、白/黄/緑/紫の筒のみ」をライブの最中に取り替えて使用することは可能でしょうか?
質問ばかりですみません。
お答えいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
Comment by ライトガール — 2012 年 11 月 21 日 @ 20:06
ご指摘のようにキンブレX10は初期ロット品と2次ロット品(10月以降に入荷したもの)の2種類が確認されています。
2次ロットからはおっしゃるとおり白色の発色がだいぶ改善されているようですね。
当方も購入するべきなのですが、既に初期ロット品が3本あるので買い増しするのを躊躇しています。
いずれは購入して比較するつもりです。
ライブに持っていくペンライトの本数ですが、ごく一般的なレベルでは「公式ペンライト1本」と
高輝度オレンジ系1本がオーソドックスなようです。
私の場合はまず「そのライブで使う色」をリストアップしてから
必要なペンライトを決めます。(演者の基本色、予想曲の色を全て網羅)
次に「この色だったらあのペンライトの発色が綺麗なので採用」という風に決めていきます。
筒の交換ですがキンブレの白色LED光源に対して、複数の筒を付け替えるのは普通に行われていますね。
常に同じ色を振るよりも、曲に合わせた方が楽しいですし。
※オルスタだと持ち込める数に限界があるので、X10などの多色ライトで代用します。
以前に比べて格段に持ち物が減りました。
Comment by monta — 2012 年 11 月 21 日 @ 22:28
ご回答くださりありがとうございます。
なるほど、二次ロット品なのですね。
比較のレビューも楽しみにしております。
オレンジが人気なのですね。(UOが人気だからですね)
ペンライトの決め方もご教授くださりありがとうございます。
montaさんのレビューを参考にさせていただきながら、考えたいと思います。
筒の交換が一般的だとわかり安心いたしました。
金額的にも、荷物の量や重さの面でも、筒のみの購入を考えておりましたので、大変助かります。
当方参加予定のイベントはオルスタではないのですが、10色近く必要なためこだわると本数が多くなりそうです…物販に並ぶ時間も考えながら、決めたいと思います。
オルスタに行く機会があれば、X10を2本のみで…と考えております。
私、montaさんのレビューのおかげでキンブレを知りました。
本当に感謝しております。
これからも日参させていただきます。
この度はありがとうございました。
Comment by ライトガール — 2012 年 11 月 21 日 @ 23:43
Twitter拝見致しました。
回答に困る質問をしてしまったようで…失礼致しました。申し訳ございません。
「色の数だけ持って行くのか、それぞれ2本ずつ(=両手で持つには2本必要)以上は持って行くのが普通なのか」…というようなことをお伺いしたかったのですが、非常に分かりづらい文章でごめんなさい。
それにも関わらず、わかりやすく回答していただきありがとうございました。
(これを含む一連のコメントですが、鬱陶しかったら削除していただいて構いません。)
Comment by ライトガール — 2012 年 11 月 22 日 @ 19:10
勝手に取り違えて申し分ありません。
(Twitterはあのように書いた方が回答がもらえやすいからであって、ホントに困っているわけではないのでご安心ください)
さて本題ですが、
「同じ色を片手に1本ずつ(両手で計2本)」というのは周りを見る限り多数派ではないですね。
(ステージ最前付近だと厄介な人間が増えてくるのでDVDなどでは複数持ちが多く見えますが……)
私は高まっている時には両手(2本)を使いますが平時は片手1本だけです。
もちろん、ユニットカラーが複数色ある場合には片手2本ずつになったりもします。
ちなみにこれまで何かのライブに行かれたことはあるのですか?
結構、慣れているように見えますが。
※キンブレX10の二次ロット品を注文したので近日中に比較画像をアップします。
Comment by monta — 2012 年 11 月 22 日 @ 22:41
そのように言っていただけると助かります。
慣れてるなんてとんでもございません!ド素人の超初心者ですよ。
名前の通りの地方住みのガールなのですが、イベント参加経験は一度だけです。
ユニット単独のトーク&ライブ(数曲のみのミニライブ)で、私を含めほぼ全員が公式ペンライト1本のみ…といった感じでした。
念願かなってのライブ参加の予定があるので、完璧な装備で臨みたいと思い調べていくうちに、DVDを観て「あれは○○ライト!」と分かる程度にはなりましたが…。
複数のアーティストが出演するイベントははじめてなのですが、メンバーやイベント自体のイメージカラーを揃えて参加したいと思い、現在準備しております。
DVDを観ると、どの色でも常にキンブレを片手に2本ずつ計4本持っている方や、高輝度ケミカルライトを両手バルログしている方も多いように見えたのですが、実際どうなのか気になり、質問させていただいた次第です。
なるほど、1本の方が多いのですね。
どの色も2本ずつは持っていかないと浮くのだろうか…と心配していたので、安心致しました。
「キンブレマットフィルムの表面のザラザラとした紙のような質感」ですが、私もパープルのみ購入してみたのですが、確かにザラザラに見えてしまいますね。
色も予想していたより薄かったため、百均で購入した透明折り紙の紫とピンクを筒の中に入れてみたところ、色が二倍程度に濃くなり、ザラザラ(つぶつぶ?)感もあまり目立たなくなりました。
パープルは、シャイニングタイプと違ってフィルムが1枚のために色が薄い…というのも、ザラザラが目立つ原因なのかな、と思っております。
マットの筒の内側に、シャイニングタイプのフィルムを入れることも考えたのですが、その場合キラキラは見えてしますのでしょうか?
montaさんのレビューにもありましたように、「チカチカして鬱陶しい」と思われるのが怖いので、キラキラは避けたいのですが…。
女性声優さんなどの男性の多いイベントにも参加したいので、「周囲の迷惑にはならないレベルで。でも『あの子気合い入ってるな。』と思ってもらえる装備で。」と思い、日々ペンライトを学んでおります。
(いつかイベントでmontaさんにお会い出来たら嬉しいな、なんて思っております。)
決して、『厄介な人間』には分類されないように、気をつけたいと思います…。
長文になってしまいすみません。
キンブレX10の二次ロット品のレビューも楽しみにしております。
Comment by ライトガール — 2012 年 11 月 23 日 @ 00:13
用語の使い方からライブ慣れしているなと推測してしまいました。申し分ないです。
DVDに映ったペンライトの種類がわかるとは、光り物廃人の兆候が見られますねw
実際の現場でステージよりも客席の装備が気になりだしたら、ペンライトクラスタの仲間入りですよ(´Д`;)
さて、ペンライトの本数の話に戻りますが、結局のところ「イベントによる」としか言いようがありません。
例えば売り出し中の女性声優ユニットなら集まる人間もパワーが有り余っているような人ばかりなので、結果的に複数持ちが増えます。(やり過ぎて運営に規制されるのもこの現場)
歌手歴10年以上のアーティストなら古参も増えてくるので、片手1本もしくは0本の割合も相応に増えます。
ですので、ライトガールさんが行かれるご予定のイベントがどういったファン層を形成しているのかわからない限り、明確な回答は難しいですね。
ただ1つ言えるのは、常時バルログは自分の後ろの人に迷惑なのでお控えください。(当blogの立場としてのお願い)
発色を追求する心意気には恐れ入ります。閃ブレのときは色々いじっていたのですが今はキンブレをそのまま使ってしまっています。
パープルのマットとシャイニングを組み合わせた写真を撮りましたので参考になれば幸いです。
http://monta.moe.in/temp/121123_01.jpg http://monta.moe.in/temp/121123_02.jpg 内側にシャイニングを仕込む分にはキラキラ感は目立ちませんね。
もっとも、キンブレ(シャイニング)が普及した現在では「キラキラだからチカチカして鬱陶しい」という感覚も古い考えなのかも知れません。(AKBも公式ペンライトがキンブレシャイニングですし)
Comment by monta — 2012 年 11 月 23 日 @ 15:16
用語なども全て、ネットで調べて知識を得ました。
DVDでは、少しでも状況把握したいと思って見続けていたら、ペンライトが目につくようになってしまいましたw
立派なペンライトクラスタになりたいです!(`・ω・´)キリッ
そうですね、イベントによりますね。
小さなレーベルのアーティスト総出演のライブなのですが、レーベル自体が出来て数年なので、古参の方の割合はそんなに高くないと思います。
男女比は1:9ぐらいだと思うのですが…光り物マナーがわからず、バルログしちゃってる人たちが多いのかもしれませんね。
常時バルログは致しません。肝に銘じます。
(そもそも、常時バルログするほどたくさんのペンライトやケミカルライトを買うお金がないのですがw)
写真ありがとうございます。
他の色でも、色調整が必要な場合は、フィルムを2枚用意することを検討致します。
私自身がキラキラが少し苦手なので、マットを購入したのですが、レビューを拝見致しますと紫は色も違ったようですね。
色的にもマットの方がよかったので、結果オーライです!
色の追求も、montaさんの「[閃ブレ]ネオンスティックの改悪について(改善方法あり)」を参考にさせていただいております。
マットとシャイニングの比較、とても参考になります。
最終的には全色購入を考えておりますので、どの色も希望する微妙な色合いを選ぶことが出来そうです!
ありがとうございました。
Comment by ライトガール — 2012 年 11 月 24 日 @ 11:42
スト2のキャラクター名に由来しています。(武器がカギ爪)
Comment by monta — 2012 年 11 月 24 日 @ 16:32
知りませんでした…おぉおお恥ずかしい限りです><
教えてくださってありがとうございました。
Comment by ライトガール — 2012 年 11 月 24 日 @ 22:06
特に発色が難しい白ですが、光源が純白でもフィルムによって印象が大きく異なりますね(^_^;) マットで純白に見せるにはどうしたら良いか? 今後の研究課題ですな。光の調合は奥が深いです。
Comment by 七色棒の中の人 — 2012 年 11 月 24 日 @ 23:05
結局どのバージョンか分からない&同じものが店頭で入手できるか分からないため比較は断念しました。
キンブレならまだフィルムの仕様変更が少ないので比較してみようと思った次第ですね。
Comment by monta — 2012 年 11 月 25 日 @ 12:07
記事にコメントするのは初めてですが、いつも参考にさせていただいております。
一つ質問なのですが、グリーンのマットとシャイニングについて、本体部分は同じものなのでしょうか?
現在グリーンのシャイニングを所有しているのですが、本体部分が同じものでも照度に明らかな差があるのであれば、公式通販でマットグリーンの筒のみの購入を検討しようかと思いまして。
色味、ザラツキに関しては実際に見てみないとなんとも言えませんが……。
ご教授の程、よろしくお願いします。
あと、既にご存知かとは思いますが今月末にルミカ社より新しい電池式高輝度ペンライトが発売とのことで( http://akiba-souken.com/article/hobby/15070/ )、こちらのレビューも是非、よろしくお願いします。
やっとストラップが標準付属になった様ですし、価格が1575円ということで完成度如何では主力がこちらに移る可能性も…
#ルミカからルイファンに流出したという開発中の製品情報っていうのがこれなのではないかという気がしますがw
#あとキンブレ低照度モード時のチラつきがスーパーブルーでは軽減されているということで、他の色にも回路部分のアップデートが適用されないかな、と期待していたり…
Comment by フサギコ — 2012 年 12 月 3 日 @ 12:04
キンブレグリーンのマットとシャイニングですが本体(光源)部分は今のところ共通となっています。
マット表面のザラつきはパープルよりは目立たないです。
ルミエースについては全色購入予定です。ただ、写真を見たところ青や赤は白色LEDのようなので発色には良くなさそうです。
http://www.lumicashop.com/products/detail350.html
Comment by monta — 2012 年 12 月 4 日 @ 01:02
現段階の期待度としては光の三原色以外なら色味次第で…っていう感じでしょうか。
Comment by フサギコ — 2012 年 12 月 5 日 @ 10:06
質問させて頂きたいのですが、
今回発色比較で使用されたキングブレードMAXの光源LEDの色は全て同一のものを使用されてるのでしょうか?
当方キングブレードMAXを所持していないため、色の違いに伴い使用されているLEDの色も異なるのかを確認出来ません。
キングブレードX10は所持しているのですが、発色の一部に不満を持っておりますため、
この度販売開始された交換筒とMAXを一色(ホワイト)購入し使用してみたいと思っています。
この様な使用方法であっても今回のレビューの様な発色は得られるのでしょうか?
宜しければ回答お願いします。
Comment by madao — 2012 年 12 月 7 日 @ 03:49
キングブレードMAXはレッド(赤色LED)とスーパーブルー(青色LED)以外は全て同じ白色LEDを使用しています。
マット/シャイニングタイプ共に共通です。
ホワイトはX10が最も苦手としている色なので、MAXホワイトも一本持っておくと便利ですね。
Comment by monta — 2012 年 12 月 7 日 @ 22:20