2007 年 12 月 19 日

アサシン クリードが凄すぎる……


今日は放課後、部長(暴君の方)に呼ばれて部室へ行きました。


こんにちは、montaです。


何でも、「来年4月のオリエンで配布する学研の冊子をデザインしてくれ。データ形式はillustratorかPhotoshopで。」とのこと。
monta:「えぇぇ、印刷物を入稿するのにラスタデータだけのPhotoshopはあり得ないし、どう考えてもベクトルデータとPostScriptが扱えるillustratorでEPSで出せってことなんでしょ~?
  俺、illustratorは弱いんだよねぇ。」
と思っていたら、ナント、『In Design』(AdobeのDTPソフト)が使えるという1年生の御方(新聞部だったそうです)が居られまして、さらにもう既に殆どの作業を終えていてmontaの出る幕は全く無いのでした^^;
(In DesignからEPSで出力する際にちょっとトラブルがありましたけどね。)
(※この部にはAdobe Creative Suite 3 Master Collectionという定価39万8000円、アカデミック版でも14万円もするソフトが導入されているのです( ´∀`) 数の勝利ですw)


さて、いくらDTP職人な1年生が居るからと、無事に完成するまで帰るわけにもいかないので横で箱○に興じているグンマさんを観察することにしました☆



グンマさんが血走った目でプレイしていたのは「アサシン クリード」というタイトルです。

時代背景は12世紀の中東。エルサレムとか十字軍とかそこら辺がキーワードになっています。プレイヤーはアサシンとなって、本部から下される命令(主に暗殺)を着々とこなしていくゲームです。と言うと、天誅とかGTAとかそこら辺を連想しますが、グラフィックレベルが尋常じゃないぐらい他を圧倒しているのです。

峠から見える都市がとても綺麗だったので、てっきり「あー、これはプリレンダの一枚絵があるだけなんだろうな…実際にここから行くときはローディングが入るんだろうなぁ…」と思っていると、ナント!全くロード無しで1つの都市を再現しているのですよ!アサシンクリードは!

PS2の「ワンダと巨像」もロードなしで地平線のどこまでも行けるゲームでしたが、ワンダは他のキャラがほぼ登場しない&一部の遺跡を除いて複雑な地形は存在しないのに対し、アサシンクリードは「都市で人々が生活している」のです。
道ばたの物乞いから民家の中まで実に作り込まれています。
街の雰囲気もグラフィックデザインセンスもハンパではなく、実写と見間違うほど乾燥した中東を再現しています。
主人公(アルタイル)のモーションも気持ち悪いぐらい滑らかで、例えば屋根から屋根へ、壁から壁へ、手すりから手すりへ飛び移る際のアクションの連携のスムーズさが全く不自然ではありません。

正直、これらの作り込みは職人芸を超えて、「あぁ、もう和ゲーには完全に追いつけない領域だなぁ……」と思ってしまったほどです。

ワンダと巨像 + プリンスオブペルシャ(昔の2Dのではなく、最近の3Dの) + MGS(アサシンはちょっと潜入要素は大味) + 次世代グラフィックス =アサシン クリードに感じました。


このサイトはもう大味な洋ゲーは完全に過去なんだなぁと痛感するmontaがお送りしております。
Filed under: 日記 — monta @ 23:59