2012 年 7 月 14 日

LGのBDプレイヤー「BD630」は意外とイイ。


皆さんはBlu-rayの再生にどの機器を使用していますか?

こんばんは、初代PS3 60GBが現役のmontaです。

PS3は久夛良木氏の未来を見据えた設計思想によって、2006年のハードとは思えないほどAV再生機器としてのポテンシャルが高くてナイスですよね。
しかし、全てソフトウェアデコード処理のため消費電力が非常に高いのがネックです。
初代PS3はBD再生時だけでも200Wを実測で消費しますし、何よりファンの音が五月蝿いです。
これではLIVE BDの快適な視聴は困難なため、単体のBDプレイヤーを導入することにしました。

買ったのは、


LGのBDプレイヤー「BD630」です。
ソフマップで中古品が4980円だったので捕獲しておきました。(新品で買っても7980円ぐらいですが)
どうせ廉価機はどのメーカーもMediaTekやSiSやBroadcomのメディアプレイヤー用SoCをそのままポン付けしているのですから、機能的な大差はないはずです。(メーカーによって再生できるフォーマットを制限している場合はあります)



天板にロゴが並べば並ぶほど何か得した気分になりますよねw
廉価機ながらAVCHD、AVCRECにも対応しているのが意外です。



入出力端子は映像系がコンポジット/コンポーネント/HDMI、音声系がRCA/同軸デジタル、ネットワーク系が100BASE-TX
デジタル音声が同軸デジタルのみなので光デジタルしか入力できない機器を持っている方は気をつけた方がいいですね。



消費電力は14W。PS3の1/10以下です。もちろんファンの音なんて聞こえません。



リモコンは普通。HDMI CECに対応していればテレビ側も操作できるはずなのですが、何故かウチのREGZA 37Z1では反応せず……。



前面にはUSB端子が。
実はこのBD630、単にBDMVを再生する以外に多種多様なファイルも再生可能なのです。
マニュアルを見ると、


対応拡張子がaviとかmp4とかmkv、コーデックはH.264からMPEG2-TSまで網羅しており、おおよそ普通の日本メーカーなら変なしがらみによって対応できないフォーマットも普通に再生可能となっているのです。
さすがLG!大企業なのに中華プレイヤー並のフトコロの広さ!そこにシビれる(ry
しかもNTFSなHDDやUSBメモリも認識しますし、BD-R DLにデータファイルとして焼いてもブラウズできます。
これがあれば変な装置やボードで私的に録画したアレやコレなファイルも、簡単に消化できるわけですね。(montaは「七森中☆りさいたる」などのBDしか見ませんよ!)



メニューは日本語に完全対応。意外とちゃんと作られています。

有線LANを接続すれば、


Youtubeも見られますが、どうもHD再生には非対応のようでテレビで全画面で見るとかなりアラが目立ちますね。



検索はソフトウェアキーボードで行えますが、日本語には非対応です。
これだったらスマフォからHDMIで出力した方が画質と操作の面で有利です。

総評としては、「安い割に便利」という印象ですね。
LGのプレイヤーは正直どうかなと思っていたのですが、国内メーカーよりも色んな意味で緩いので使い道がわかる人にとってはイイ機種と言えます。

このサイトは同軸デジタルをDACに繋ぐmontaがお送りしております。
Filed under: Audio & Visual,日記 — monta @ 23:59

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