2012 年 9 月 16 日

VITAちゃんの稼働率が上がってきた




皆さん、DIVAfのやり込み具合はどうでしょうか?
fは連打だけでは通用しないテクニカルな譜面が多くなった印象を受けますね。
特に短い長押しと単押しがボタンごとに分かれて不規則に来ると困りますね。

こんばんは、MEIKOを使って((揺れ))を楽しんでいるmontaです。

さて、DIVAfもいいですが先月末からついにVITAでもPSアーカイブスが動くようになりました。
PS1は奇ゲーの宝庫ですからね。かつて輝いていたSCEがそこにはあります。
とは言いつつ今回買ったのは無難なタイトル達ですが^^;



まずはサモンナイト2(バンプレスト:2001年)
通常価格は600円ですが、9月25日まで半額の300円だというので買いました。未プレイでしたしね(ホントはアティ先生が出る3をやりたい)



OPムービーを見ていたら、「アニメーション演出・絵コンテ 神山健治」とあって椅子からズリ落ちそうになりましたw 当時は2001年ですか。
※神山健治:代表作(監督・脚本)「攻殻S.A.C.」「東のエデン」



次はクロノ・クロス(スクウェア:1999年)
実ROMは持っていますが、VITAの有機ELにぜひとも映してみたかったのでわざわざ800円払って買い増ししました。
結果的には、


VITAでやって大正解でしたね!
元々クロノクロスは色数の非常に多い背景が特徴なので、有機ELだと実に映えます。
雲の白さから海の深い青まで階調豊かに表現できていますよ。



さすがにフルポリゴンの戦闘シーンは今見るとキツイですが仕方ありません。
また、サウンドに関してはPS1最高峰の内蔵音源は健在で抜けの良い出音を楽しめます。アコースティックギターの音が凄いですよね。



最後はサガフロ2(スクウェア:1999年)
当時途中でやり残していたのと、水彩画調の一枚絵+ドット絵なのでVITAの拡大補完が上手く働くと思ったので。



スクウェアドッターの最後の本気だけあって今プレイしても通用しますね。

1999年という年は翌年にPS2が発売するせいかPS1ゲームの駆け込み発売ラッシュが相次いだ年でもありました。
スクウェアも例外ではなく――というか最も開発ラインがフル稼働していたメーカーだったのではないでしょうか。
1999年以降に発売された、スクウェア内製と思われるタイトルを並べてみましょう。(リメイク・移植を除く)
1999/02/11 FF8
1999/03/18 チョコボレーシング
1999/04/01 サガ フロンティア2
1999/06/10 レーシングラグーン
1999/07/15 聖剣LOM
1999/09/02 フロントミッションサード
1999/10/14 デュープリズム
1999/11/18 クロノ・クロス
1999/12/16 パラサイト・イヴ2
2000/01/29 スクウェアミレニアム開催(FF9、FF10、FF11同時発表)
2000/02/10 ベイグラントストーリー
2000/07/07 FF9
改めて並べてみると月刊スクウェア状態ですね。FF、サガ、聖剣の3作が同じ年に出たのはこの年だけです。今のスクエニにはこの速さが圧倒的に足りません。
当時の東京ゲームショウに行ったことがある方ならご存知だと思いますが、スクウェアブース正面にあるメガシアターにて全タイトルのPVを鑑賞しようとすると一巡するのに30分はかかるのがザラだったのですよw
おかげで通路に人がはみ出しまくりで運営から注意されたのか、以後は大作はクローズドシアターという仕組みを導入することになったのですが……

これらのほとんどが開発期間のかかるRPGですから、ラインは1998年ごろからフル稼働だったのではないでしょうか。FF8を作っていた第一開発事業部は発売後もすぐさまPS2の研究開発に専念することになりますし。
そして何が凄いって、これだけ中堅から大作までシリーズを持っていたのに現在残っているのがFFとPS2から始まったキングダムハーツ(最近の方向性はちょっと……)だけという事実です。
当時の開発スタッフのほとんどが独立(チームごとメーカーを立ち上げたり)してしまったので、ヘタに変な続編(ナントカ伝説4)を作られるよりかはマシとは言えますが、寂しい限りですね。

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Filed under: GAME,日記 — monta @ 23:59