2008 年 5 月 24 日

DAP:「Transcend T.sonic 320 8GB」





手持ちの5G iPod 30GBの電池がヘタって来たので新しいDAPの購入を検討していました。


こんにちは、montaです。


HDDタイプのプレーヤーは再生モードに逆らって任意の曲を選択して再生しようとすると「次に再生する予定で事前にキャッシュしておいたデータ」を破棄して、停止状態だったHDDをスピンアップさせて余計な電力をガンガン消費して曲データを読みに行く仕様なので、どうしても「連続再生可能時間」通りのスペックは発揮できませんよね。

フラッシュメモリタイプだと原理的にスピンアップが必要ないので、曲飛ばしをしてもほとんど連続再生可能時間に影響はありません。
というわけで、最近は500円で買ったXS-701を良く使っていたのです。
このXS-701は内蔵メモリ(持っているのは512MBモデル)に加えて、2GBまでのSDカードを増設できる仕様なのですが、SDカードに曲をたくさん詰め込むと起動が遅いこと遅いこと……
さらに、スピーカーのON・OFFボタンが押しやすい位置についており、電車内で間違えてスピーカー出力にしてしまう危険性も孕んでいて精神衛生上よろしくない仕様でした。(ホールドボタンなんていう気の利いたモノは無いw)


そんなわけでナイスなフラッシュメモリタイプのDAPを探すことにしました☆

必須条件は『容量4GB以上』『5000円前後』です。

最初に見つかったのは
上海問屋で売っている4GB4899円のプレーヤーです。
なぜ上海問屋はこのプレーヤーのメーカー名を明かしていないのか不明ですが、こいつはTranscend(トランセンド)のT.sonic 630というモデルそのものです。

Transcendは台湾に本社を置くメモリ屋さんで、DRAMからフラッシュメモリまで幅広く生産しています。品質は安価な製品価格帯の中では良い方です。
そんなTranscendがいつの間にかDAPに参入していたんですね。知りませんでした。
確かに自分のところで作ったメモリを流用すれば良いので生産コストを抑えられますね。
私自身、Transcendには信頼を寄せているのでこのT.sonic 630を買おうかと思いました。

買うからには詳しいスペックを調べないと気が済まないタチなので、オフィシャルを眺めていたら、、、



「なんでこんなに似たようなモデルを乱発してるの?バカなの?」
と思わず呆れてしまいましたw
コンセプトが似たり寄ったりなモデルがたくさんありすぎです。
ただ、本業がメモリ屋なこともあってどれも販売価格は他社と比較してもリーズナブルです。




パッケージの形状はiPodとかにありがちなもの。
ただ、凝視していると妙に不安な気分になってきます。




同梱物。
同梱のマニュアルは説明が不十分すぎるのでオフィシャルから詳しいマニュアルをPDFでダウンロードした方が良いです。



良くこれだけ似たようなモデルを出せるものですw
Transcendの中の人も正確にモデル名を把握できていないかもw



この手の保護フィルムを剥がすのはいつも躊躇います。



前面は鏡面加工がされていて、それなりに高級感があります。



裏面だけ見るとUSBメモリにしか見えないかも知れませんねw



イヤホン端子は一般的な3.5mm。金属端子じゃないのが残念。




上サイドにはホールド、録音、フォルダメニュー、マイクが並びます。



下サイドにはリセットホール



USBコネクタが直に付いているのでケーブルレスでPCに接続できます。
キャップは着脱式。




大きさ比較。
上からGeIL:DAViD 100(1GB USBメモリ)、T.sonic 320、KINGMAXの4GB USBメモリ(ReadyBoost対応)

基本的にこの手のDAPはUSBメモリにバッテリーとディスプレイとボタンと1チップデコーダーLSIと出力コネクタを付ければ完成ですよね。
ただのUSBメモリのクセに無駄にデカイDAViD 100は一体何が詰まっているんだよって話ですがw

先ほど「ケーブルレスでPCに接続できる」と言いましたが、T.sonic 320はUSBコネクタの周りの外装が大きいので、例えばUSBコネクタが2段並んでいるノートPCなどでは片方のUSBは実質使用不可になってしまうでしょう。ハブを介すか、延長ケーブルを用いれば回避可能。



(それが嫌で、わざわざKINGMAXの薄いUSBメモリを買いました)



付属のイヤホンは持った瞬間、プラスチック感がMAXでゴミと判明しました。
Transcendロゴ入りなのでTranscendマニアなら使ってください。


T.sonic 320はまだ今春に発売されたばかりで、ネット上にレビューがほぼ無いので(マイナーメーカーですし…)、ここはmonta@siteが詳細にレポートしたいと思います♪



PCに接続した初期状態
マイクとFMの録音フォルダがあります。



再生ボタン長押しで起動。
直後にファームウェアのバージョンと、空きメモリ領域が表示されます。
有機ELと本体の鏡面加工が相まって、非常に綺麗な表示です。



メインメニュー
MP3、FM、REC、SETの4つのモードから1つ選ぶ必要があります。
電源を入れてすぐ再生モードに移ってくれません。
なお、モード名は「MP3」となっていますがWMA(DRM)にも対応しています。



とりあえず設定厨なので設定モードへ。



イコライザー。
Normal、Pop、Rock、Classical、Jazz、Bass、USERから選べます。バッテリー消費の点からノーマルしか使わない人ですが。


再生モード。
Normal、Repeat One、Repeat All、 Shuffle、Normal in Folder、Repeat in Folder、Shuffle in Folder、A-B Repeat
といった、多彩なモードを選べます。シャッフル再生はちゃんと一度再生した曲はダブらない仕様。




再生速度
1.00x 1.33x 1.14x 0.80x 0.67xを選べます。



録音品質
Lowはサンプリングレートが8KHz、Mediumは16KHz、Highは32KHzです。
録音形式はADPCM。つまり.wav



スクリーンセーバー。



タイムゾーン設定。
こんなドットで再現される世界地図に感動w



購入直後の時間は2008年1月になっていました。



言語設定。
日本語を始め、計13カ国語に対応



日本語にすると途端にメニューがダサくなるw




再生中
常に表示されるのはタイトル、時間、時計、総曲数、バッテリー、スペクトラムアナライザー
アーティスト名とアルバム名は一定時間で表示が切り替わる仕様です。



特に驚いたのがスペクトラムアナライザーの表示速度。
有機EL自体が応答速度が速いことも相まって、非常に繊細な動作をしています。



音量調節
この階段1段につき3ステップが内包(非表示)されているので、計30段階の調整が可能です。



フォルダ移動
表示領域が狭いので3列しか表示できませんが、それは仕方がないことです。
ルートを0階層と見たとき、フォルダ階層は最高で5階層まで潜れます。




プレイヤーだけで削除も可能です。



自らが発光している有機ELだけあって、暗闇でこそ際だちます(*´д`*)



視野角も広いです。原理上180度までいけます。



FMはイヤホンをアンテナ代わりにしているので、イヤホンを接続しないと聞けません。
勝手に受信可能なFM局をスキャンしてくれます。
ちなみにNack5って、79.5MHzだからナック(79).ファイブ(5)と言うんですね。さっき知りました。



T.sonicシリーズの面白い点として『カラオケ歌詞ファイルに対応』という点があります。(昔のiRiverの機種でも対応しているものがあった気がします。今は知りません)

ただ、問題が…
一般的に日本で使われているカラオケ歌詞のタイムタグを打ったテキストファイルは、歌詞のフレーズごとに区切った『行タグ』形式のものと、一字一句の表示タイミングまで指定する『カラオケタグ』の2種類(プレーンなテキストを合わせると3種類)があります。
(montaがたまに自作しているのは簡単に作れる行タグの方。)

T.sonicで対応しているのは行タグの方なのですが、どうやらタイムタグが[mm:ss] (秒タグ)でしか受け付けないようなのです。
[mm:ss] (秒タグ)では、どうしても音の出だしが完ぺきに追従できないので、現在ではより精度の高い[mm:ss:tt](ミリ秒タグ)が常識となっているのです。
つまり、これまで自作した歌詞ファイルのタイムタグをわざわざ精度の悪い[mm:ss] (秒タグ)に直さないと利用できないのですよ……(´・ω・`)

せっかくカラオケ表示ができると思ったのですが…面倒なので活用しそうにありません。



でも、1回だけ試しにやってみました。
曲は同人時代のeufoniusの転調名曲『光の果実』
(優しい音作りがメインのeufonius楽曲の中で『光の果実』はかなり異色の出来でドラムが強く主張しています)
ちゃんと打ち込んだタイムタグ通りに表示されます。
表示領域が狭いので見えづらいですけどね。



マイクからの録音中の様子。
Low(サンプリングレートが8KHz)で8GBモデルだと512時間録音できるそうですw
FMの録音だとステレオになるので、録音可能時間は半減します。

こんなところでファーストインプレッションは終わりにしておきます。
また使っていくうちに判ったことがあればレポします( ´∀`)


注意:以下はUXGAサイズの写真です


















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Filed under: Audio & Visual,Picture,日記 — monta @ 05:12

2008 年 5 月 21 日

Zaurus MI-E25DC




アキハバラのインバースにてMI-E25DCが1000円で売られていたので買ってみました。


こんにちは、montaです。


MI-E25DCは2002年に発売されたモデルであると同時に、シャープのZaurus MIシリーズ最後のモデルでもあります。
(その後、ZaurusはOSにLinuxを搭載したSLシリーズへとシフトして行きます。さらに分家でW-ZERO3が誕生)




付属品もスタイラス以外はほぼ揃っていて1000円ですからかなりお得です。(ちょっと前までは1980円で売ってましたが値下げしたようです。)




さすがに外装はガタが来ていますが、まぁ実用上は問題ナシです。
予備バッテリーまで付属していましたしw




シャープだけあって液晶は綺麗ですが、最近のケータイに比べれば若干暗い。
解像度は240×320。



ハードウェアキーボードも付属。




31万画素のデジカメも内蔵しています。いつもデジカメ単体を持ち歩いているので必要ありませんが^^;




SD・CFカードスロットに保存したMP3も再生可能です。
ただ、どうやらVBR(可変ビットレート)には対応していない模様?




ACアダプタの出力は5V 1A(極性 外:マイナス 内:プラス)仕様で、W-ZERO3やPSPと同じです。
※写真左がE25DC付属品。右がZERO3[es]付属品


「一体、こんなモノ、何に使うんだよ~」となるところですが、montaは、



青空文庫ビューワとして使うつもりです(゚∀゚)

独自OSだから出来るZaurusの軽快な動作と、片手に収まるサイズ、そこそこ大きな液晶という要素が上手い具合にテキストリーダーに適していると思います。
240×320の解像度しかないので若干文字のエイリアスが気になるところですが、まぁ仕方ないでしょう。
電車の中でも片手だけ使ってサクサク読めるのは良いです。
ケータイだと画面が小さいのでページ切り替えが煩雑、ZERO3は初代以外はやはり画面が小さい…そもそもWindowsMobileが重い、PSP(CFW化)は軽快だが片手で持つのに向いていない。決定版と呼べるガジェットが存在していない気がしますね。どれも一長一短です。

つーか、満員電車の中で文庫本ならまだしも(混雑時は文庫本も迷惑ですが)、ハードカバーの本を立ったまま読んでる人って何なのですかね?凄い邪魔なのですが。

そんなわけで、まとめ。
MI-E25DC良いデバイスだと思います。はい。


MOONSTONE CG講座本があっさり完売


今更ながら欲しかった……。ドリパに行った氷ヵ御さんに頼んでおけば良かった。
元値500円ですが、ヤフオクだと2000円オーバー


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Filed under: PC,日記 — monta @ 23:59

2008 年 5 月 18 日

ニーディー講習080517


こんにちは、やっぱり徹夜だったmontaです。


徹夜で作業したのですが2008年版の講習資料が完成しませんでした/(^o^)\

第1回目の講習では「1.Photoshopのレイヤー操作」「2.ブラシツールについて」「3.線画の取り込み方(ゴミ取り)」「4.マウスでの塗り行程」を教えるのですが、最後の塗り行程の部分の資料を落としましたorz
さながらクライマックスのマクロスFを見ながらラフを描き始め、線画を作成して、さらに実際に線画を塗っている最中のスクリーンショットを撮り、そのスクリーンショットに説明書きを一枚一枚Photoshopで入れていき、画像変換・縮小し、最後にHTMLを手打ちでガリガリ書いていく、という作業は面白いですね!
ちなみに線画は↓です。



(今見たら襟が変だ…(‘A`) 顔が前に出ている気がするのは、キャラ固有のイメージを反映した故)

他の候補としては風子、智代、すず、タマちゃn、ラストオーダー、音姫、ななか、保坂、ナナリー、オレンジ、電波りようこちゃんだったのですが、もうどれも微妙な感じに思えて仕方なかったので三女にしました。(※去年はらき☆すたのつかさ)

ホントはコレを皆さんに塗って欲しかったのですが、説明書きが間に合わなかったので(さすがに50枚のSSに文字を1時間で入れるのはムリでした。)、致し方なく去年のつかさの資料を使い回すことになりました。
まぁ、教える内容は変わらないのですがw


講習に来てくれた方の正確な人数は数えていませんが、50枚用意したDVD-Rの減り具合から換算して40人ぐらいは居たのかな?
去年が30人ぐらいだったので着実に部員が増えてるわけです。

去年、胃に穴が開くかと思うほど手間取ったVistaへのPhotoshop体験版インストールですが、今年は優秀でカッコいいサポーターがたくさん配備されたので胃に穴は開きませんでした( ´∀`)
(それでも全員がインストールできるまでに50分要しましたが…w)

講習全体の時間としては14時半に開始、17時半に終了というまぁ予定通りの時間で終わったので良かったです。
「ちょっと長すぎかなぁ?」と心配でしたが後で1年生にmixiで聞いたら『講習は楽しいので長くても全然平気で~す 』とのこと

スクリーンに映したメッセンジャーでの超人数チャット等が一部に好評だったようですね( ´∀`)


今回は私が存在感を示したいが故、講習をやりましたが、次回の「パスツール」については班長さんが講習を受け持ってくれるはずです。





氷ヵ御さんから1600円で売ってもらったもの。




『またおっぱいか』



おっぱいマイスターに休息は無いのである。


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Filed under: 日記 — monta @ 22:38

2008 年 5 月 16 日

こんなにデカイのどうしろと……?




(*´Д`)ハァハァ こんなに大きいタブレット初めて見た。


こんにちは、montaです。


intuosです。A4サイズの読み取り範囲を持つ最大モデルですw
ソフマップで2980円(さらに-5%引き)でした。

「こんなに安くて良いの?」と思いましたが、実はこのintuosはシリアル接続なのです。



モデル名はGD-0912-R 通称:intuos i-900 serialです。

USBじゃないですw
USBと違ってシリアルポートだと電源も取れないので別途にACアダプタも付いてますw

こんなにデカイとどう考えても


机の上に収まらないので、部活で使うことしました(゚∀゚)
※当然、部費で購入となりました。
※「タブレットのマウス使えばいいんじゃね?」という意見もありますが、マルチディスプレイ環境だとタブレットは非常にディスプレイマッピングが面倒なのですよ。
1台のディスプレイだけでタブレットを使うように領域を限定した方が遙かに楽。そうすると他のディスプレイへはタブレットでカーソルを移動できないので必然的に普通のマウスも併用せざるを得なくなります。




サウンド班の偉い人が隠し持っていた天門サウンド。
そういやアニメのefでもemotional flutterのアレンジが流れていたんですね。(※fortissimoに入っているforget me notという曲。他にもあるかも)
eternal featherのアレンジは結構わかりましたが。
あと、eternal featherもemotional flutterもeuphoric fieldも全部略すと「ef」になるんですね。知っていましたか…そうですか(´・ω・`)

web拍手f
ガンバレww手伝いたいけど土曜はイベントあるんです・・・  by3DCGの人

あ、あなたはもしや……東方厨でニコ厨でモンハン厨の人ですか!?
そうやってみんなボクの周りから逃げて行くんですね……(ノД`)
良いでしょう。講習では有らぬウワサを1年生に吹き込んでおきます( ´∀`)


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Filed under: 日記 — monta @ 23:59