Sansa e280のラインアウトケーブル
まさか入手できるとは思っていませんでした。
Sansa e280とは各種メモリーカードでお馴染みのSandiskが発売していたオーディオプレーヤーで、8GBの内蔵メモリ+MicroSDカードスロットというフラッシュメモリ屋らしいスペックと、Rockboxが入るというカスタマイズ性がウリでした。
購入価格は確か2008年12月で7000円ほどでしたね。
日本国内ではほとんど売れませんでしたが、アメリカでは健闘していたようで数々のバリエーションモデルとアクセサリが発売されています。
このラインアウトケーブルもその一例です。
スペック的には今でも第一線で使えるのですが、touch1台の方が色々便利なのでもう全く使っていません。
そもそも音質的にはお世辞にも褒められたものではなく、音の周波数帯によっては明らかに歪みというか天井にぶつかったような音割れが発生するのです。
(それでも手元に残しておくのはRockboxが入るから)
『内蔵のHPAがダメなのかなぁ……』と思い、このラインアウトケーブルに手を出してみました。
製品名としてはFiiO L6です。価格はDXで$8.5。届くのに1ヶ月かかりました。
FiiOは安くてそこそこ音質が良いポータブルヘッドホンアンプで有名ですね。
ケーブルは古河(オヤイデ)のPCOCCを使っているようです。
そういえばFiiOの日本代理店はオヤイデでしたね。
昔作った自作ヘッドホンアンプに接続して試聴してみると……音質はよりクリアに力強くなっている「気」がしますが、音割れは改善していないという残念な結果でした。
e280内部のDAC自体が腐っているのでしょう。
それだけです。e280を持っているかたは参考までにしてください。