2015 年 8 月 14 日

[簡易レビュー]キングブレードX10III


[最終更新]2015-08-14 AM00:30
※後日、詳細版に更新されます


ついに発売されたキングブレードX10IIIの簡単なレビューをお届けします。

  キングブレードX10II キングブレードX10III キングブレード1ONE ミックス・ペンラ-雷
発売日 2013年7月 2015年8月 未定 2015年4月
LED数 3(RGB) 4(RGBW) 5(RGBWY) 5(RGBWY)
価格 3240円(税込) 3780円(税込) 未定 3294円(税込)
電池 単4×3本 単4×3本 単3×1本 単4×3本
デフォルト色 15色 15色 15色 24色
∞INFINITY COLOR TUNING   対応 対応  
全長 25cm 25cm 22cm 24.7cm
ボタン配置 底面 底面 側面 側面

■パッケージ■


ラインナップはX10IIと同様にシャイニング、スモーク、SuperTubeの3種類です。
キンブレのパッケージは第2世代から凝っているものが多かったですが、


さらにデザインが洗練されて発光部が360°見えるようになりました。



パッケージの中紙の印刷はSMOKE、SHINING、SUPER TUBEごとに別々になっています。
(SUPER TUBEはパッケージ自体も短くなっています)



マニュアル。カラーチューニングモード以外はX10IIを踏襲しています。
最新のマニュアルはWebページをご覧ください。

また、同日発売のオプション品としてスペアチューブが加わりました。


通常サイズの「レギュラー」、短くなった「ミニ」と、太くなった「ワイド」の3種類がラインナップされています。
もちろんX10IIIに限らず、これまでのキンブレシリーズに装着可能です。



価格はワイドが税込み648円、ミニとレギュラーが453円です。


続いて寸法を比較します。


ミニはSuperTubeよりは長いです。


ワイドチューブはスターセイバー極太よりも「太くて長い」という罪深い奴です。(スターセイバーの唯一のアイデンティティが……)



ミニは長さが短い分、光が凝縮します。(ターンオンのM-Type、S-Typeの筒でお馴染みな現象ですね)
SuperTubeの乳白色感よりもシャイニングの輝き具合がお好きな方はぜひミニを使ってみてください。
重量は電池、ストラップを含まない状態で、
・X10IIIシャイニング:54.0g(本体32.9g + チューブ21.1g)
・X10IIシャイニング:58.8g(本体41.0g + チューブ17.8g)
・ワイドチューブ:37.0g
・ミニチューブ:19.1g
でした。
本体が大幅な軽量化をしています。これは後日分解したいところですね……。

■外観■
X10IIとX10IIIの外観上の比較をしていきます。


全体のシルエットは変わりません。メッキの色が金色に変わっています。



先端処理は変わっており、コラボブレードと同様に王冠が光るようになりました。
ちなみにスペアチューブは、


先端が光らない仕様なのでご注意ください。



持ち手とストラップに印字されている「KING BLADE」の文字色も金色に。



裏側の通気口中央には赤外線受光部が設置されています。
また、王冠マークも成形されています。



電池を引き出すリボンは赤色から黒へ。
また、スイッチを繋ぐフラットケーブルが敷設されました。



ロットナンバーは先頭数字が「3」に。



レンズはX10IIのスモークレンズから信号機のような網目レンズになりました。
これによってどんな変化があるのかは後日検証したいところです。



白色は白色LEDを積んでいるのでRGB混合のX10IIより遥かにキレイです。
ただ、少々青白く見えます。


分光放射測定器(MK-350N)を購入したので後日まとめて結果を掲載します。(この測定器、たったの17万円でした……)

■カラーチューニング■
さて、目玉機能のカラーチューニングモードです。


「チューンケーブル」と呼ばれる音声→赤外線変換ユニットが同梱されています。(今後もずっと同梱されるかは不明です)
このケーブルの3.5Φプラグ側をスマートフォンに差し込んで利用します。


2015-08-14時点ではAndroidバージョンのアプリが提供されています。
対応機種については、公式の対応機種ページをご覧ください。
対応機種にない場合は検証していないだけで実際は使えるものもあります。
Android 4.1以上の機種であればアプリのインストールは可能です。(転送できるとは限らない)
管理人個人の検証結果です。
○転送OK ・Galaxy Nexus(SC-04D android4.2.2)
・Galaxy Note3(SC-01F andoird4.3)
・TOSHIBA AT500(android4.1.1)
・LGL24(android4.4.2)

×NG(Installを押しても転送できない) ・dtab 01(android 4.1.2)
・Galaxy S3(SC-06D andoird4.1.2)
転送できない機種は「音声出力がイコライザーなどで加工されている」「音量が足りずIR LEDを駆動できていない」「アプリから音声出力できない or 出だしの音が一瞬無音になる」などの理由が考えられます。
IR LEDが駆動できているかどうかはIR LEDをデジカメで撮影することで動作状態がわかります。


このように一瞬紫色に光ればIR LEDが動作しています。

アプリの画面に移ります。


起動画面です。現在のバージョンでは1ONEと1ONERのボタンは押すことができません。



アプリの使い方を一から説明するのは大変なので、公式の「新規カラーの作成」をご覧ください。




R,G,B,Wの値をスライドバーで調整していきます。この時にチューンケーブルをX10IIIに接続していれば色が仮反映します。RGB値だけで想像するよも実物の色を見て調整した方が確実です。
※端末の大きさによってはスライドバーの1目盛り単位での調整がやりづらい場合があります。



作成した色はQRコードで共有することができます。
Array Longさんが作成した内田彩さんをイメージした配色です。



QRコードのフォーマットは以下のようになっていました。
Copyright RUIFAN[LF]
ブレード名[LF]
RGBWYを16進数で計10桁[LF]


※[LF]は改行コード(0x0A)

カラーチューニングによって自分好みの色が作れるのは非常に画期的かつ大変ありがたいのですが、「ペンライトの色」にどれだけコダワリを持っている方がいるのか未知数なのが何とも言えません。(特に指定色もないのに安直に赤色に染まる最近のフェス系イベントを経ての発言です)
また、構造上な問題ですが、


このようにチューンケーブルを常に押さえ付けていないとダメなので少し疲れます。マグネットで簡単に脱着できるとカッコ良かったですね。
後はアプリの今後のバージョンアップで対応機種の増加と軽微なバグ修正をお願いします。(たまに強制終了します)
Filed under: ペンライトレビュー — monta @ 23:59