2010 年 10 月 14 日

無線トラックボール:ロジクール「M570」レビュー




――我々は今日という日を待ったのだ。
ロジクールのレーザー&無線技術がトラックボールに搭載される、今日という日を――。


玉転がしが好きな人もそうでない人も、こんにちは。montaです。


ついにロジクールの最新トラックボールM570が発売となりました。





メーカー:ロジクール
URL:Wireless Trackball M570
種類:レーザー式無線トラックボール
インターフェース:USB(レシーバー)
サイズ:標準
電源:単3電池1本 (最大18ヶ月)
センサー方式:レーザー
解像度:540dpi
無線方式:アドバンス2.4GHz
電波到達距離:最大10m

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定価:4,980円
購入日:2010年10月13日
購入店:EC-JOY
購入価格:4500円


左からTM-150(トラックマンマーブル)、TM-250(トラックマンホイール)、TM-400(コードレス オプティカル トラックマン)
M570はTMシリーズのようなリネーム品ではなく、正真正銘の新製品です。

それも2.4GHz無線式。
これまでのロジクールトラボの無線製品と言えば,


TM-400のように27MHz帯の電波を使うものしかなかったのですよ(´;ω;`)
大昔に、27MHz帯の無線マウスを使ったことがある人は判ると思いますが、とにかく電波が届かない!
せいぜい半径30cm範囲内でしかまともに使えないという全く持って無線の意味がない規格でした。

後にマウスが2.4GHz帯を使い数10メートルの通信距離を獲得しながらも、トラックボールは相変わらずダメダメな27MHz帯を使う製品しかなく、「一体私たちはいつまで何世代も前の無線技術を使わなければならないのだ……」と非常に歯痒い思いをしてきたのです。

MSはトラックボールから撤退してしまうし、ロジは旧製品のリネームだけして新製品を出さないし、サンワはボタンが少ない誰得な製品しか出さないし、ケンジントンは高くてデカイしで閉塞感しかなかったトラックボール界隈に一筋の光明を差し入れたのは他ならぬロジクールでした。
リネームの裏で実は新製品開発をしていただなんて、ロジも人が悪いですw

これで今までマウスに比べて周回遅れだった無線技術がやっと「実用」レベルにまで昇華しました。



しかもUnifyingにまで対応しています。
※Unifying:Bluetoothのペアリングの煩わしさにキレたロジが勝手に立ち上げた1対複数の同時通信を可能にする無線技術。レシーバー1つで複数のマウス、キーボードが操作できます。
ロジのラインナップを見るとハイエンド製品には一切Bluetoothが搭載されていないことから、本当にBluetoothが嫌いなんだろうなぁということが窺い知れます。

さて、それではM570のボディを見ていきましょう。


付属品は、
・マニュアル
・保証書
・電池(装着済み)
です。
SetPointはiPodのようにWebからダウンロードする形式です。
ただ、iPodはiTunesを入れないと使い物になりませんが、マウスやキーボードは標準のHIDドライバで最低限動きます。




裏面。
電源スイッチと電池入れ。
毎度おなじみDURACELLの電池が装着されています。
単3×1で公称最大18ヶ月持つらしいので、昨今の省電力技術には驚くばかりです。



色は若干黒光りするツヤ消しタイプ。
珍しい青いボールがアクセントになっています。
人差し指で押すであろうサイドボタンは手前側(ボール側)の背が低く、押しにくい感じがしました。

なお、ホイールは左右に傾けられるチルトホイールではなく普通のホイールです。
この仕様は非常に残念であり、M570唯一の欠点だとmontaは思っています。
※チルトホイールは左右スクロール用途ではなく、任意の機能(例:コピペ)を割り当てることで最高に使いやすいサブボタンに生まれ変わるのです。



ちょっとボールが外れにくくなっています。
センサーをレーザーにしたことにより、従来の光学式に必須だった赤いツブツブ模様は不要になったようです。
支持球は何でしょう、これ? 金属ではないのは確かです。




もっとも近い形状のTM-250と比較。
ほぼ同じ形状に見えますが、握り心地は若干違います。
特にM570のほうがボールが外側に出っ張っており、TM-250であった「もうちょっと親指を上に持ち上げられた方がラクなんだけどなぁ……」というmontaの不満が見事に解決しています。
ナイスです。



M570の丸みも特筆すべき点です。
どの面を触ってもいわゆる「バリ」がなく非常に手に馴染みやすいです。
従来、トラックボールというものは机の1カ所に固定して後は動かさないというのが定番でした。
持ち運びを考慮しなくて良かったので丸みを付けるメリットもなかったのです。

ですがM570は2.4GHz無線!
もはやケーブルという範囲に縛られることなく、自由に移動ができるのです。
もちろんマウスと違い、平らな面でないとダメということもありません。膝の上だってOKです。

というわけでこの「丸み」やボールの取れにくさは「持ち運んで気軽に使える」という明確な目的のための設計と考えるのが自然でしょう。




交わらせてみた。
これはエロイ(;´Д`)’`ァ’`ァ  (病気)



ボールの径はまったく同じようなので、お互いに交換できたりします。
レーザー式のM570でTM-250の赤いボールを使うことは可能ですが、その逆はもちろん不可能でした。


せっかくなので、


全員集合させてみました。
※トラックボールでない製品が1つあります。みんなわかるかなぁ?
※足裏健康器ではありません。




SetPoint 6.15.6の画面。
かなり洗練された明るいデザインになりました。
とは言っても設定できる項目は従来と変わりません。

つか、いつのまにバージョン6になっていたんですか><;
SetPoint 4.xxを1年ぐらい使っていましたよw
自動アップデートでも4.xxから更新ないですし。


さてレビューというよりただのファーストインプレッションになってしまいましたが、まだ使い始めて3時間ですので今日のところはこれで。
Filed under: 入力デバイスマニアックス — monta @ 02:02

2010 年 10 月 13 日

作業中101013




色々あって大して進んでいなくて、すまぬ……
塗りの方向性が定まらないのですよ。
いつも拍手をくれる方には申し訳が立ちません><;

今週末は社員旅行 in 沖縄ですし(どなたかおすすめスポットを教えてください)、今日はこれからM570の記事を書きます(;´Д`)
ぐぬぬ……
Filed under: Junk — monta @ 23:03

2010 年 10 月 8 日

IS02のUSBホスト機能を試す




フルアーマーIS02のようなもの。


こんばんは、montaです。


何のことはありません。
IS02のmicroUSB端子は親機であるPCにクライアント接続する以外に、「IS02そのものが親機になって」キーボードやらマウスやらを接続することができます。
これを「USBホスト機能」と言います。
W-ZERO3[es]あたりからUSBホスト機能が一般になり、今やWindowsMobileのお家芸と言っても差し支えありません。
(一部のandroid端末にもUSBホスト機能はあります。※IS01には残念ながらナシ)

兄弟機であるdocomo T-01Aには初めからUSBホストケーブルが同梱されていましたが、残念ながらT-01B、IS02共に(コスト削減のためか、使用頻度が低いためか)ホストケーブルの同梱が見送られたため、別途用意する必要があります。


今回使用したホストケーブルは、ミヤビックスさんのリトラクタブル Micro-USBホストケーブル RCMUHTCで、amazonにて980円でした。

※10月15日修正:当初は誤ってRCUHTCと表記していました。間違って買われてしまった方に大変なご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ありません。


RCUHTCのUSB Aコネクタ(メス)は1ポートだけしかないので、いろいろなデバイスを接続したい場合はUSBハブでポートを増設しましょう。



というわけで、キーボード、マウス、USBメモリを接続してみました。
HIDデバイスやマスストレージデバイスは初めからクラスドライバが組み込まれているので、特に何か設定することなく瞬時に利用可能になります。



普通のUBSキーボードを接続したら、IS02の標準スライドキーボードとは比べものにならないぐらい快適に文章が入力できます(*´д`*)
IMEの変換処理も思考速度を遮るほどではなく、至って普通。
やろうと思えばmonta@siteの更新もこれでできそうなぐらいです。

マウスを繋ぐとどこからともなくカーソルが出てきて、やはり普通に使えるようになります。
タッチパネルじゃ発狂するぐらい細かいボタンもピクセル単位の精度でクリックしてやりますよw
なお、ホイールには対応していないようです。



USBメモリを接続してみた図。
「ハードディスク」として認識されています。※Storage CardはmicroSD。
もちろん普通にアクセス可能。
この辺りの使い勝手の良さはさすがWindowsだなぁと。

試してみたUSBデバイスは以上ですが、有線LANアダプタも繋がったりするようです。


で、IS02のUSBホスト機能を使う上で注意というか欠点。

「充電しながらUSBホスト機能を使うことはできない」
ということです。
IS02の充電ルートはmicroUSB一系統だけしかないので、ホスト機能に占有されてしまうと充電が利用できないのですよ。
これはちょっと困った仕様です(´・ω・`)
USBデバイスを繋げば繋ぐほどものすごい勢いでバッテリーが減っていくのです。
ACアダプタを使用するセルフパワー型のUSBハブを使えば改善は見られるでしょうが、デバイスの制御にCPU処理を食うことには変わりないので、連続的な長時間駆動はちょっと厳しそうです。

というわけでIS02をノートPC代わりに使おうと思っていた方はそんなに期待しないでください。




ちなみにこれはセリアで買ったiPhone用のお立ち台ですw
Filed under: PC,日記 — monta @ 08:10

2010 年 10 月 4 日

IS01&IS02の空中庭園




というわけで先日のIS01に引き続きIS02を新規0円で契約完了しました。

こんにちは、au2回線目のmontaです。


魔法のような2年間の総支払額
・端末代:IS01 10円 、IS02 0円
・新規契約事務手数料:2835円 x 2 = 5670円
・月額固定費用(ユニバーサルバニー料金):8円 x 24ヶ月 x 2 = 384円

・total:6064円

※SIMカードを抜いてWiFiのみで運用した場合です。
これが目先の純増に目がくらんだauの戦略。別名、「富の再分配」
でもシャープ、東芝は工場をフル稼働できますし、auは純増者数が増えますし、montaはblogに書くネタができるという「誰も損をしていないWin-Win-Winな関係」ですよね( ´∀`)

というわけでこれら端末に少しでも興味がある方は在庫が尽きないうちにお早めにショップまでお出かけください。
※0円の在庫があるショップは非常に限られるので某巨大掲示板等でお調べください。


さて、IS02の魅力はなんと言っても、4.1インチ有機ELディスプレイ(800×480)でございます。


発色の良さは特筆すべきレベルです。



iPod touch 3G(3.5インチ)と比較してもその大きさがわかります。一回り大きいぐらいですね。
もっとも、単純にインチ数だけで言えば5インチ液晶であるIS01に分があるのですが、IS01は2:1の横長パネルなので既存のコンテンツを全画面で映すにはいささか不向きなのですよ。




IS02はスライド式キーボードも内蔵。
一応、静電容量式タッチディスプレイを備えてはいるのですが、感度が最悪かつWindowsMobileのもっさりUIのおかげで3分で壁に穴が空きそうになるので、このハードウェアキーボードは一種の救済措置として存在しています( ´∀`)
(兄弟機であるT-01Aの感圧式の方がWindowsMobileと相性がいい気がします)

なお、いくら外面を小綺麗に取り繕ってもシステムの根幹は由緒あるWindowsCEファミリーの直系ですので、


ちょっと奥に行くだけで、↑のようなもっさいインターフェースがコンニチハします。
せめてソリティアぐらい作り直せとw
断言します。こんなケータイ、auの顧客である女子供じゃまず使いこなせません。
(まぁ、だからmontaが格安で契約できたのですが……)




手持ちのPDAを並べて記念撮影してみたり。
シグマリオンかモバイルギアかJornadaをコレクションとして加えたい(病気



IS01のワンセグ受信感度がかなり高くて意外にも実用的だという発見をしました。
クラムシェル形状を採用したのは「飽きたら自立型メディアプレイヤーとして使ってくれ」というメッセージだったんですね!早川電機さん!

それにしてもCPUに同じSnapdragon(※)を使っていながら、OSが違うだけでこんなにも動作の機敏さが違うものかと体感しました。
※竜言語魔法:使用したユニット自身を剣(つるぎ)に変える禁呪。術者は死ぬ。

auから“1台目”のスマートフォン、Android搭載の「IS03」


iPhoneをマネして丸っこくしたものの、当のiPhoneはソリッドなデザインになっており何だか滑稽だなぁと。
実機を見た瞬間のインパクトのなさは、「無難に使えそう」ということの裏返しです。きっと。
あと、4インチ液晶も積めたはず。


~買った物~


■38in1 ドライバーセット:650円
■microUSB–USBケーブル:200円 x 2

microUSBケーブルはIS01、IS02が共に採用しているので。
ほら、予備があれば色んな場所に持って行けるでしょ。



ドライバーセットは特殊ビットがいっぱい並んでいる光景にときめいてしまったから(*´д`*)ハァハァ (病




PC Angel Neo11月号。
脱ぎたてパンツ(※そう書いてある)が付いて、オマケにエロゲの最新情報が読めるなんて!!



よし。
あ!これは「作図の資料」として経費で購入したものであって、決して後ろめたい行為や公序良俗に反する活動をするためではないのでお間違えのないようお願いします。

このサイトは最近のエロゲでは「ヴァニタスの羊」だけを応援しているmontaがお送りしております。
Filed under: PC,日記 — monta @ 23:59