[レビュー]大電光煌オレンジ
ルミカから待望の高輝度大電光『煌』(きらめき)がリリースされましたので、私も買ってみました。
※現在はオレンジ色しかラインナップされていません。
定価は1575円ですが、DMMで送料無料1260円でした。
納期が即納ではなく「メーカー取寄後に発送」となっていますが約3営業日で発送メールが来ましたよ。
まずは形状比較。
左からSG-305、SG-309、大電光煌オレンジ、大電光改ブルー、大閃光オレンジです。
なんというか、卑猥なカタチですよね(;´Д`)ハァハァ
最大直径は28mmです。(ネオンスティックの筒は26.5mm)
ネオンスティックは透明な筒の中にフィルムが入っているのに対し、煌は剥き出しなので余計に太く感じます。
明るさ比較。
ほぼ同等と言っていいレベルですが、あえて優劣を付けるとすれば
SG-309(150ルーメン) > SG-305(100ルーメン) ≧ 煌
となります。現行のSG-325、329と比較すればもっと差は出るでしょう。
SG-305と煌の差はほぼありませんが、ネオンスティックの筒の長さ、発光面積の差でSG-305の方が満足感はあります。
ただ、閃ブレ全般が先端処理をしないと現場で使い物にならないのに対し、煌の先端は
このようにギリギリ眩しくない明るさで収まっているので先端処理は不要になります。
煌の光源は高輝度白色LEDライトのようです。つまり閃ブレと同じように筒側で色を付けています。
電池は単四x3本です。電池交換には裏蓋のネジを取り外す必要があるので現場で電池交換をするのは面倒なことになりそうですね。
消費電流を計ったところ約140mAでした。SG-305が250mAほど消費して1時間は明るさは持続するので煌なら1ライブぐらい電池交換ナシで使えそうです。
重さは約92.5g。閃ブレ化したSG-305が約123g、309が約80gなのを考慮すれば軽いです。
重さはライブ翌日の筋肉痛にダイレクトに来るので重要ですよねw
ストラップホールもありますが、ストラップ自体は付属していません。
■追記:2011-11-13 煌を分解してみます。
煌のヘッド部分とライト本体は接着剤で固定されています。
電池を抜き、ドライヤーで接合部を温めてから折れるぐらいの力を思い切りかけるとパキッ!と取れます。
※元の状態には戻せないのでご注意ください。
※失敗してヘッドが割れてしまっても当サイトは責任を負いません。
中身は単純ですね。
使われているLEDも放熱が必要なハイパワーLEDではなく普通の砲弾型LEDです。
ヘッドの内側はターンオンフィルムの内側のように光を拡散させるザラザラとした処理が施されています。
煌で若干の色ムラが出来てしまう原因は、反射鏡による反射光とLED自身の発光の隙間によるものですね。
なので、ライト側を閃シリーズにするとムラの改善が見込まれます。
というわけで閃に装着!
……当然のごとく煌ヘッドには溝がないのでハマりません。
煌ヘッドを閃ブレへ簡単に装着できるよう、着脱化を試みます。
利用するのは「ペットボトルの飲み口」です。
前提として閃ブレ側の台座はペットボトルキャップを加工したものでなければなりません。ネオンスティックの持ち手を切断して閃ブレを作られた場合は作り直す必要があります。(ネオンスティックの台座でもハマりますが隙間から光が漏れてしまう)
煌ヘッド内部の溝の内径が約26mmなので、外径26mmのペットボトルの飲み口を赤線の位置で切断します。写真はコカコーラのペットボトルです。
ペットボトル(ポリエチレンテレフタラート )は軟らかいので切断するのが非常に大変です。
こんな感じにピッタリとフィットします。
最終的には瞬間接着剤で固定した方がいいでしょう。
ただし、この状態で点灯させると、
根元から非常に強い光が漏れます。
対策として、
まず、アルミテープを煌ヘッドと飲み口の繋ぎ目に貼り付けます。
アルミテープを使うのは熱で伸びないためです。
次に飲み口の溝にもビニルテープを何重かに巻いて「隙き間」を塞ぎます。
アルミテープだけだと目立つのでさらにビニルテープ貼り付けます。
点灯させるとご覧のように光漏れがかなり抑制できました。これで安心ですね。
ちなみにこの状態で全長23.3cmです。
ノーマル状態の煌と比べて色ムラがなくなりました。(どちらもSG-305)
ネオンスティックオレンジ(新オレンジ+新イエロー)よりもUO色に近くてイイ感じです。
さらに高輝度のUltraFireなどに装着した場合はオレンジ色の密度に惚れ惚れすることでしょう。
■総評
今から新規に閃ブレのオレンジを作ろうとするならこの煌オレンジを買ったほうが安上がりです。
・閃ブレを作った場合(最低価格で計算)
SG-325(2100円) + ネオンスティックオレンジと黄色(620×2) + 工具 = 最低3340円
・煌オレンジを買った場合
定価1575円(店舗によっては定価以下で買える場合あり)
DMM:送料無料1260円
ただ、現状では煌シリーズで発売されているのはオレンジ色のみですので、他の色も使いたいとなるとまだまだ閃ブレに分があります。
閃ブレは1本だけ作るとなると初期コストが高いですが、複数本に増えてくると流用できるパーツがあるのでコストが安くなります。
現状の閃ブレに飽きた方(廃人)は煌のヘッドを流用してみても面白いと思います。
そして、何とかして着脱式にすれば、
サイズ制限でも活躍が期待出来そう。
RGB…
やはり、送料が数千円かかるわけですね。
お役に立てず申し訳ない。
取り扱い再開してもらう為に、問い合わせてみますかね。
Comment by Evangeline — 2011 年 11 月 14 日 @ 19:53
RGBブレードはあまり反響がなかったので、一部のイベンター以外では需要がないのかも知れません。
Comment by monta — 2011 年 11 月 15 日 @ 13:46
歴戦の戦士なら一度は折った経験があるはず・・・。
RGBブレードは、2chの某スレに書いてあった一円玉をスプリングとの間に挟み込む方法使ったら
多少の衝撃ではリセットされなくなりました。
オルスタモッシュ状態だと閃ブレの筒交換やってる余裕はないので、必須品ですね。
パステルブルーを強く光らせる方法としても希少なので使っていきます。
七森中りさいたる直前に、周りからも作って欲しいという要望があった矢先に売り切れ→取り扱い中止のコンボ喰らったのが悲しいところ。
エコブレードは光量に不満があるので、シナモンブレードの再販に期待してます。
Comment by OSN — 2011 年 11 月 17 日 @ 01:28
日頃より大変お世話になっています
誠に勝手ながら煌の閃ブレ化の参照サイトとして私のブログ内で紹介させていただきました。
リンクは勝手に失礼と存じしていません。
何か不都合ございましたらメールにてご指示ください
最後になりますが以後お見知りおきください
Comment by ゆりゆり苺 — 2011 年 11 月 19 日 @ 02:20
もちろんターンオンの筒を流用すれば規格上は絶対に装着できますね。
私は幸いまだ折れた筒がないので実験することはできかねますがw
RGBブレードの白リセットは単なる接点不良でしたか。良かったですね。
ウチのは内部の制御ICが死んだようで相変わらず白以外に変わりません(´・ω・`)
>>ゆりゆり苺さん
Twitterでは相互フォローありがとうございます。
ブログのリンクは全く問題ありません。ウチはリンクフリーですので。
むしろ好意的にご紹介していただき大変嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします。
Comment by monta — 2011 年 11 月 19 日 @ 09:08
ピンバック by 漫画・アニメ・同人・声優・ラノベ まとめブログ » Blog Archive » ライブで使うサイリウム・ペンライトについて part4 — 2012 年 1 月 2 日 @ 02:19
ネオンスティックオレンジ(新オレンジのみ)+閃150ルーメン と ネオンスティックオレンジ(新オレンジ+新イエロー)+閃150ルーメン と 大電光煌+閃150ルーメンの明るさ比較をお願いします。
最終的に明るさがいいのはどれになるか知りたいです。
よろしくお願いします。
Comment by れな — 2012 年 1 月 2 日 @ 21:51
毎回すみません。
ネオンスティックオレンジ(新オレンジのみ)+閃150ルーメン と ネオンスティックオレンジ(新オレンジ+新イエロー)+閃150ルーメン と 大電光煌+閃150ルーメン と 大電光煌 の明るさ比較をお願いします。
最終的に明るさがいいのはどれになるか知りたいです。
よろしくお願いします。
Comment by れな — 2012 年 1 月 2 日 @ 21:57
煌ヘッド+閃 > 煌単体 ≧ 新オレンジ+新イエロー+閃 > 新オレンジ+閃
の順で使いやすいと思います。
煌単体だけだと発光ムラがあります。
煌単体と新オレンジ+新イエローはほぼ同等の濃さですが、煌は短いので長さを重視するなら新オレンジ+新イエローになります。(ただし、ライブによってはペンライトの長さに規制が入る場合があります)
個人的には煌をとりあえず買って、発光ムラが気になるようでしたら閃を買い足すのが良いと思いますよ。
ただ、煌は現在在庫切れのようで手に入りにくいのがネックです。
Comment by monta — 2012 年 1 月 2 日 @ 22:14
Comment by れな — 2012 年 1 月 2 日 @ 22:40
ただ、煌ヘッドを流用しているのは私と私の友人ぐらいしかまだ居ませんが。
Comment by monta — 2012 年 1 月 2 日 @ 22:44
Comment by れな — 2012 年 1 月 2 日 @ 23:36
電圧についてです。煌についている付属の電池は開放電圧?が1.6Vだそうです。
対しエネループ(単四)は今電池本体をみたとこ1.2Vでした。。。
もう煌買ってしまったんですが。。。。
エネループ使うと明るさはおちてしまうのですか?
Comment by れな — 2012 年 1 月 3 日 @ 00:07
エネループだと若干暗くなると思います。
Comment by monta — 2012 年 1 月 3 日 @ 00:26
閃の場合はどうなるのでしょうか?同様に暗くなりますか?
Comment by れな — 2012 年 1 月 3 日 @ 00:54
Comment by monta — 2012 年 1 月 3 日 @ 01:02
Comment by れな — 2012 年 1 月 3 日 @ 20:21
上記質問では大差がないと書いてありますが、
煌ヘッド+閃ブレ150ルーメン と ネオンスティック(新オレンジ一枚のみ使用)+閃ブレ150ルーメン
は厳密にみるとどちらが明るいですかね?
Comment by さとし — 2012 年 1 月 7 日 @ 01:25
「明るさ」だけなら「ネオンスティック(新オレンジ一枚のみ使用)+閃ブレ150ルーメン」の方が明るいですよ。
ただ、色が薄すぎるので使い物にならないですね。振っていて綺麗に見えないのです。
Comment by monta — 2012 年 1 月 7 日 @ 10:55
煌単体と閃150ルーメン+煌ヘッドでは色むら的には閃150ルーメン+煌ヘッドと書いてありますが、明るさはどっちの方が明るいですか?
Comment by みなみ — 2012 年 1 月 23 日 @ 22:22
明るさも「閃150ルーメン+煌ヘッド」の方が上です。
圧倒的に上というわけではありませんが、並べれば差がわかる程度にあります。
Comment by monta — 2012 年 1 月 24 日 @ 00:34
これはどんなもんですか?
Comment by kk — 2012 年 1 月 25 日 @ 21:37
オムニグローのハイパーペンライトですが、煌に比べて明るさもオレンジ色の濃さも大きく劣ります。
煌がある今、ハイパーペンライトを買う価値はないと思います。
Comment by monta — 2012 年 1 月 25 日 @ 23:14
ペットボトルの飲み口の切断ができません。
家にあるものでできませんか?
Comment by 浅見 — 2012 年 1 月 31 日 @ 18:37
ノコギリで地道に切断するのが一番確実だと思うのですが、全く切れませんか?
刃が少々荒い方がいいかも知れません。
ノコギリでダメなら、ホットナイフ(ホットカッター)が1500円程度で買えるのでそれを使います。
300°Cもあればペットボトルは切断できます。
【以降は自己責任】
危険を承知の上で安くあげるなら、100円ショップで包丁を買ってきてコンロで熱することで簡易ホットナイフになります。
くれぐれも火傷に気をつけてください。
また、ペットボトルは溶けると【有毒ガス】が少量発生するので換気は絶対してください。
Comment by monta — 2012 年 1 月 31 日 @ 23:45
Twitterでは以前フォローしていましたが、こちらへのコメントは初めてになります。
私自身も過去にアクリルパイプとアルミパイプを使用して独自形状の閃ブレを作っていましたが、
先の光り物規制で自作物としてアウトになると思い、大電光煌を購入しました。
個人的には根元の白い光の漏れが少し気になるところで、
分解すると強度も落ちるのでカッティングシートで漏れ対策を行おうかとも検討しています。
(リンクは過去に作っていた閃ブレの内容です)
Comment by mrv_nakarya — 2012 年 3 月 5 日 @ 22:12
中閃堂さんからコメントを頂けるとは光栄です。
かなり閃ブレのカスタマイズに力を入れていた中閃堂さんも昨今の規制の流れには苦労なされているようですね。。。
煌は良いライトですが、たしかにデフォルト状態だと根元のプラスチックを透過して白く光ってしまうのが気になります。
曲面も多いのでキレイにシールを貼るのも難しいです。太い熱収縮チューブでもあればいいのですが無いですね。
あとは電源スイッチがめり込むという報告も聞いています。
煌以外のライトとしては、今月末に発売されるキングブレードにも期待しています。
Comment by monta — 2012 年 3 月 6 日 @ 00:52