BTキーボード:Bluetooth Mobile Keyboard 5000(MS)
理想的なワイヤレスキーボードが登場しました。
こんにちは、久しぶりにMSのハードウェアを買ったmontaです。
montaがワイヤレスキーボードに求める条件は以下の5点です。
・キーがパンタグラフ構造
・テンキーがないコンパクト仕様
・キー配列が常識的
・無線方式は2.4GHz(USB)かBluetooth
・4000円以下で買える
なかなかこの条件を満たすワイヤレスキーボードはありません。・テンキーがないコンパクト仕様
・キー配列が常識的
・無線方式は2.4GHz(USB)かBluetooth
・4000円以下で買える
昨年買ったソニーのCECH-ZKB1JPは産廃レベルのキーボードでした。(後期ロットは通信が多少改善したとかどうとか。キータッチは相変わらずダメダメ)
MSからも
「Microsoft Arc Keyboard」という一見ナイスに見えるキーボードがリリースされていましたが、よく見れば配列が終わっているというどうしようもないものでした。(F7~F12キーがオプション扱い、矢印キーがゲームコントローラみたいな1ボタン仕様)
唯一の希望は2009年10月に発売された
「Microsoft Bluetooth Mobile Keyboard 6000」です。
キー配列はまとも、テンキーも分離可能とあり世のコンパクトキーボードマニアが歓喜したのも束の間、定価9400円(実売5500円ほど)という価格が重くのしかかりました
『テンキーなんてどうせ使わないんだから、省いて安く売ってくれよ!』
という声がバルマーに届いたのかついにテンキーレスモデルが発売されました。
それが、この『Microsoft Bluetooth Mobile Keyboard 5000』です。
定価4935円(実売3500円)になり、割安感が大幅アップ!
これはもう買うしかありません。
ちなみに、Bluetooth Mobile Keyboard 5000には梱包を簡素にしたビジネスモデル版「Bluetooth Mobile Keyboard 5000 for Business」が存在します。
ビジネス版は保証期間3年間はそのままに、さらに価格が安くなっており、2012年1月7日現在秋葉原のソフマップ店頭にて2980円で売られています。
montaもビジネス版を買わせていただきました。
MS特有のエルゴノミクスデザインなので少し弧を描いています。この辺は好き嫌いが分かれるところですが、キーボードが左右で完全に分離しているような極端なものではないので慣れようと思えば慣れられます。(慣れました)
ビジネス版なので梱包は至ってシンプル。ダンボールも無地だけです。
裏側と側面。電池は単四x2本。
本体の傾斜を調節できるスタンドが備わっていないのがマイナスですね。
本来は「モバイル向け」なキーボードなので、傾斜調節は不要と思ったのでしょうか?
このキーボードで家で使ってテキストをガンガン打ち込む人間のことは想定していなかったのがMSの詰めの甘いところですな。
やはり傾斜がないと打ちづらいので、
ダイソーで買っていた「おゆまる」を両面テープで貼り付けておきました。
これぐらいの傾斜がないと打てないですねw
パンタグラフのキータッチは、エクセリオのようなパキパキ感はないですが、まぁ普通に素直なタッチだと思いますよ。柔らかすぎず硬すぎずです。
たわむこともないですし、五月蝿くもありません。もちろんキーの取りこぼしもありません。
非常に安定していて、さすがMSと言ったところでしょう。
悪い点としては
・もうちょっとファンクションキーが大きくても良かった
・Home、EndキーがFn扱い。しかもFnキーが右Ctrl横についている
・アプリケーションキーがない
・数分でスリープ状態に入ってしまう
ですね。この辺は割りきって使うしかないです。・Home、EndキーがFn扱い。しかもFnキーが右Ctrl横についている
・アプリケーションキーがない
・数分でスリープ状態に入ってしまう
もっと詳細なレビューは「Bluetooth Mobile Keyboard 6000」で検索すれば一杯出てくるのでそちらをご参照ください。
あとはbluetooth特有の制限として普通のBTレシーバーだとWindowsが起動するまでキーボード操作ができません。
BIOS画面でも操作したい場合は、ロジクールのRCBT-MX(MX-5500用レシーバー)を保守部品として注文するしかないようです。
なお、マルチペアリングにも非対応です。1つのOSだけを使っている場合だったら、再起動時にも勝手に認識してくれますが、複数のOS、親機で共用するとなると面倒ですね。
完璧なキーボードとはまだ言えませんが、今までフルサイズ主義だったMSがこういったコンパクトキーボードを安価に出してきたのは歓迎すべき事柄と言えます。
※IntelliPoint、IntelliTypeをインストールしなくてもフル機能が使えるので、ロジクールに身も心も捧げている人でも大丈夫です。