2013 年 11 月 30 日

[レビュー]ANIMAX MUSIX2013スティックライト


[最終更新:2013.11.30 PM20:50]



メーカー 株式会社トランス
発売日 2013年11月23日
定価 3,000円
購入日 2013年11月24日
購入店 ANIMAX MUSIX物販
購入価格 3,000円
ラインナップ 1種類のみ
プリセット12色 1.レッド、2.ブルー、3.ホワイト、4.オレンジ、5.グリーン、6.パープル、7.ピンク、
8.イエロー、9.エメラルドグリーン、10.クリアブルー、11.ライトピンク、12.バイオレット
光源 フルカラーRGB LEDx1
電池 単四電池x3
光量切り替え なし
リバース(逆送り)機能 なし
先端処理 あり(シールド)
フリッカー、色分離 あり
連続点灯時間 2.5~10時間(メーカー公表値)
※色によって異なる
全長 25cm
重量(電池・ストラップ含む) 124g
ストラップの有無 付属
配色のユーザーカスタマイズ なし
定電圧・定電流回路 なし
ロット情報 初期ロット:2013年11月~


先週横浜アリーナで開催されたANIMAX MUSIX 2013の公式ペンライト「スティックライト」です。
物販グッズが発表されたときから極一部のペンライトマニアの中で話題沸騰となっていました。
何故かと言うと形状が、


「スターセイバー極太12カラーチェンジ」そのものだったからです。
スターセイバー極太12は今年7月末にトレードワークス社から発売されたフルカラーペンライトで、ルイファンやターンオンが切磋琢磨しているスリム化のトレンドに真っ向から反発する極太ペンライトです。その姿の異様さ勇ましさから極一部でファンが急増し、地下教団で崇拝される始末です。(一部誇張あり)

そんなスターセイバーを公式ペンライトにしてしまうANIMAX MUSIXの業の深さには恐れ入ります。


アニサマが大正義キンブレX10を採用してしまったので、カラサンかルミエースあたりを公式化してくると踏んでいました。
キンブレX10やカラサンを既に持っていてスターセイバー極太にも手を出そうか出さないか迷っていた方にとって、今回の公式グッズ化は購入の後押しをしたものと思われます。
しかし、もしフルカラーペンライトを買うのが初めての方にとっては選択肢として微妙だったと思います。ANIMAX MUSIXのような長丁場のイベントで重量級のスターセイバーは疲れますし、何よりフリッカーもあるため私としては初心者に勧めません。



最近のスリムなペンライトと比べると大人と子供ぐらい違います。

■パッケージ■


見て分かるように物販グッズながら厚紙のパッケージ(ANIMAX MUSIX2013ロゴあり)に収まっています。これには驚きました。(物販グッズでのペンライトはコスト&荷物削減のため簡易包装が主流)
※スティックホルダー(1800円)も一緒に購入しました。

以下はパッケージスキャンです。


参考までにスターセイバー極太12のパッケージも並べました。

パッケージの説明書きで注目すべき点は2つあります。
1つ目は販売者名。


ANIMAX MUSIXは「株式会社トランス」となっています。
スターセイバー極太は「株式会社トレードワークス」です。
ちなみにどちらも同じビルに入居している会社です。
これはどういうことかと調べてみるとトランス社とトレードワークス社は共に、


株式会社トランザクションの傘下だったということでした。
・株式会社トランス:カスタムメイド雑貨製品の企画・製造・販売
・株式会社トレードワークス:オリジナル雑貨製品の企画・製造・販売
という分業形態になっているようです。

2つ目は交換用シートの不備。


説明書きには「本台紙の間に交換用シート(マット)が入っております」と記されています。


確かに純正のスターセイバー極太には交換用シートが入っていました。
しかしこのANIMAX MUSIXスティックライトには入っていないようです。(友人のも不備を確認しました)
面倒なので問い合わせていませんが、全数に交換用シートが入っていないのなら問題になりそうです。
スターセイバーにおける交換用シートの存在は、キラキラとマットの両方が使えるということで高く評価していたつもりだったので残念です。

■スティックホルダー■


スターセイバー専用のスティックホルダーです。
落下を防ぐため抜けにくいキツめの構造となっています。



型崩れしないように厚紙が入っていました。



ベルトなどを挟んでからホックボタンで留めるようになっています。



迷うことはありません。極太をインサートしてください。



この収まりの良さ、何かに似ているなと思ったら、


折りたたみ傘でしたw (※傘より太いです)

■外観■



スターセイバー極太12そのものなので、そちらのレビュー記事をご参照ください。



フリッカーによる色分離、配色のプリセットまでそのままなことから中身は一切カスタムしていないようです。(掲載していませんが消費電流値も全く同じでした)

最後に色によるロゴの見え方一覧です。


寒色系の色ではほとんど見えなくなってしまいます。

■まとめ■
■良い点(スターセイバー極太から引き継ぎ)
・圧倒的な存在感
・フィルムの丸まりを見越した対策がなされている
・色ムラも許容範囲
・色の順番がキンブレと同じなのでキンブレユーザーは覚える必要がない
・意外と持ちやすい(握りやすい)

■悪い点
・スターセイバー極太の長所だった割安感が消失
・交換用シートが入っていない
・フリッカー(色分離)がある
ANIMAX MUSIXが大好きな方、レアなペンライトが好きな方はぜひともお買い求めください。
Filed under: ペンライトレビュー — monta @ 20:47