AcerのCULVノートPC「Aspire Timeline 1410」でございます。
ソフマップでメモリ2GB増量済み(計4GB)の中古が42800円で出ているのを発見したと思ったら、次の瞬間にはお持ち帰りしていました。
Win7 Home Premiumの64bitが標準で搭載されていてこの価格。
これまで使っていたノートが丁度5年前に買ったDELLのInspiron700mでしたので、そろそろリプレイスの頃合いだったのです。
700mは当時の国内メーカー機と同等以上のスペック、ぎりぎり持ち歩ける重量(2Kg)、価格が5万円以上も安い(クーポンで13万円)隠れた名機だったと思います。
しかし如何せん5年前の機種ではモダンなサイトのブラウジングさえままならないのが現状です。
例えば、(montaはあまり見ないのですが)ニコニコ動画などの動画サイトだったり、デスクトップPCでH.264にエンコードした動画はカクカクです。
まぁ「家にいる時間 = デスクトップPCが起動している時間」のmontaにとっては別にノートPCなんてなくても良いんですけどね!
で、でもほら、いつかどこかにノートPCを持ってお出かけする時が来るかも知れないじゃないですか。そのために、ね!
備えあればなんとかって言いますし(;´Д`)
というわけで大してノートPCが必要でもないmontaが買ってしまったこのAS1410の魅力をお伝えします☆
■基本スペック
CPU:Celeron Dual-Core SU2300 1.2GHz
OS:Windows7 Home Premium 64bit
HDD:250GB
Memory: DDR2 PC2-5300 2GB(空きスロットx1)
チップセット:GS45 Express
GPU:GMA4500MHD
ディスプレイ:グレア11.6インチ WXGA (1366×768)
有線LAN:ギガビット対応
無線LAN IEEE802.11b/g/n
外部映像出力:D-Sub、HDMI
駆動時間:7 時間
寸法:幅x高さx奥行 285x30x204 mm
重量:1.38 kg
■AS1410の良いところ
その1:CPUがAtomではなくDual Core Celeron
AS1410に載っているCPUはこの価格帯のノートを席巻しているAtomではなく、Core2系のCeleron SU2300なのです。
つまりAS1410は「ネットブック」ではなく、超低電圧版CPU搭載を意味する「CULVノート」にカテゴライズされます。
今Atomを使われている方には大変申し訳ないのですが、montaはAtomが大ッキライ!なんですよ。
というかCoreマイクロアーキテクチャ及び、そのベースであるP6マイクロアーキテクチャが大好きすぎる(*´д`*)
過去にしばらくPentium4(北森)の2GHzを使っていた時期があるのですが、先ほど紹介した700m(CeleronM 1.3GHz)のほうがLAMEのエンコードが速くて驚愕した覚えがあります。
「どんだけPentium4のネットバーストアーキテクチャはクソなんだよ……」とその時に悟りました。
で、件のAtomもクロック数の割には処理能力が低く、それでいてモバイルCore2と比べて大して低消費電力でもないその様はかつてのPentium4を彷彿とさせるものでして、P4を使ったことがある人間ならば忌避すべき存在になって当然です。
このCeleron SU2300の性能はAtom N270の2倍以上に匹敵するらしいので、ローコスト・ハイパフォーマンスが信条のmontaにも打って付けというわけですね。
その2:キーボードの配列が割とまとも
左下にコントロールキーがあるのは最低条件として、「ろ」やバックスペース、Delキーの位置も問題ありません。
強いて言えば矢印キーが小さいことぐらいです。
「ソフマップQUALITY」とかいうシールがあってありましたが、かっこ悪いので即はがしました。
その3:厚さ平均2cm(最大3cm)
さすがに2スピンドルの700mと比べるのは酷ですが、それでも700mのディスプレイを含まない本体部だけと同じ厚さなのは驚異。
AS1410のバックライトはLEDなので薄型化に貢献しています。
その4:HDMI出力
一般的なアナログD-subに加えて、AS1410には
標準サイズのHDMIコネクタが付いているんですよ。
もちろん
AtomのHDMIみたいに最大1366×768という制限もなく、普通に1920×1200まで出力できます。
※追記:Atom ZのUS15WチップセットだとHDMIのフルHD出力に対応しているようです。
凄いですよね。こんな小っちゃいノートが24.1インチのディスプレイを操っていると思うと身震いします。
AsusのUL20AもAS1410と似たようなスペックなのですがHDMIが付いていないんですよ。
やはりこれからはノートであっても何かしらのデジタル出力が標準でできるべきですね。
その5:低発熱&7時間駆動
標準の6セルバッテリーで7時間、省電力モードだと8時間も持つそうですよ。
700mなんて3時間しか持たなかったのに。
それだけ長時間駆動できているということは熱もあまり出していないということで、膝の上に置いても不快感を感じないレベルで使えます。
その6:グレアパネル
実は何を隠そうmontaはグレアパネル派です。
デスクトップでもグレアのW241DGを2枚も使っていますしw
グレアの利点
・
文字がくっきりとして見やすい
・黒の締まり
・動画が映える
グレアの欠点
・照明が写り混む
・暗転したときにイケメンが見える
照明の写り混みなんて部屋の間取りを変えれば済む話ですし、ノートPCならそもそも自分が移動すればOKです。
やはり文字やソースコードの読みやすさはグレアパネルではないでしょうか?
IPSパネルのW241DGだと、どの角度からでもどの距離からでもフォーカスの合ったシャープな文字が読めるんですよ?
ノングレア処理だと散光してしまって(いわゆるギラツブ)、文字の輪郭が若干滲んでいるので視力が良い人間ほど疲れます。
自由に間取りを変えられない職場ならまだしも、家で使うPCならグレアを選ばない理由はありません。
欠点ばかり見て食わず嫌いになっている方にこそ、ぜひグレア液晶を試して頂きたいですね。
■AS1410の悪いところ
ACアダプタのケーブルが太い
30WのACアダプタ自体は非常にコンパクトでナイスです。
問題は、AC100Vコンセント ー ACアダプタ間のケーブルです。
太っ! そして長っ!
このケーブルだけで170グラムもあるそうです。アホかとw
しかも、別のケーブルに交換しようとしてもよくあるメガネタイプではなく、
いわゆる3pinのミッキータイプでして、さすがにmontaハウスにも転がっていません。
仕方ないのでわざわざ0.2mの短いケーブル(710円)をamazonで注文しましたよ(´・ω・`)
他はほとんど合格です。
つか、これだけのスペックだとちょっと昔なら(今でも)松下が平気で20万円ぐらいの価格を付けていましたよね。
長時間駆動できるハイパフォーマンスPCなんて高嶺の花だったのに今では海外メーカーなら4~5万円台から買えるんですよ!
「Let’s noteの価値がどんどん低下してくなぁ」と思ったら実際本当にLet’sの売り上げは低迷しているようで。
需要を無視した仕様(ずっとXGAの液晶など)と高価格帯をいつまでも維持してきたことに不満があったユーザーが一気にCULV系に流れたようですよ。
そんなわけで、5年も前の古ノートを使っている方には安いCULVノートがオススメですよーという日記でした。
このサイトは、
ニコ生にゲーム音楽コンポーザーの生出演が多くて興奮しているmontaがお送りしています。
今日の「おとや 第2回~きみのためならなまいきだ。」も生演奏有りで非常に良かったです。