08-06-09
今日の昼過ぎに、手向けの花を捧げに行ったら、
やはりそれどころでは無かったですね。
昨日、ネットで情報を追いかけていた時は平静だったのに、いざ現場に近づくと「昨日の今日、ここで7人の命が失われた」という事実が急速に自分の中で現実感を帯び、足がすくんでしまいました……。
ここに来るまで、何台ものパトカーと警察官を見ました。(淡路町の交差点にも警察官が立っていました)
ふと、先週あたりに、神田郵便局の前で検問が張られていたことを思い出しました。
それも1日だけではありません。数日に渡ってです。
一体何の意味があったのでしょうか?
検問以外にも秋葉原では日常のように怪しい人物に対して職務質問が行われていましたね。
もちろん、警察を責めるわけではありません。
最も苦悩しているのは事前にあれだけ防犯していながら、この惨事を防げなかった警察自身でしょうし。
こういったやり場の無い怒りだけが渦巻いているのが今日の秋葉原でした。
ソフ本館前
リポーターがインタビュー中
テレビ朝日の中継車
万世橋警察署の向かい側にある、アソビットホビー館前。
黒塗りの新聞社の車両がたくさん停まっていました。
…こうやって呑気に写真を撮っている私の行為も褒められたものではないですね。
NHKで報道されていましたが、亡くなられた川口隆裕さん(19歳)と藤野和倫さん(19歳)は友人同士だったそうです。
当日は午前中に新宿にて映画を見た後、秋葉原へ向かったとのことです。
映画のタイトルは言っていませんでしたが、恐らくは『空の境界』でしょう。
新宿ですし…。当日はモーニングショーもやっていましたから。
19歳と言えば、オタとしては経済力を持ってこれからがますます面白くなる年齢です。(劇場版 空の境界だってまだ完結していません)
彼らの命を奪った犯人を許すことは司法でさえ難しいでしょう。