2010 年 1 月 2 日

ポケットポストペット-ポポペ-




昨年の話になりますが、ハードオフでポケットポストペット(ACアダプタ付き)を500円で入手しました。

ポケットポストペット(PocketPostPet)とはDoCoMoのmova用オプションとして2000年に発売されたガジェットです。(開発はカシオ)
PostPetメールクライアント、HTML3.2準拠のWebブラウザ、バックライト付き3.2インチ 320×240 4,096色カラーSTN液晶、ハードウェアキーボードなど当時としては魅力的なスペックを持ちつつ、他のPDAと比べても安い価格で登場しました。

なお、ポケットポストペットのOSはWindowsCEのサブセットです。


モモちゃんが働いている裏では、


だっさいWindowsCEのアイコンが見え隠れしています。

で、このポケットポストペットにシェルやらエクスプローラーやらを追加して「ほぼ」WindowsCE化するという遊びが一時期流行りました。(詳しくは他のサイト様を当たってください)
PDAとして見た場合、当時ハードウェアキーボード付きでは圧倒的に軽い315gという重量、(当時としては見やすかった)カラー液晶などが魅力で、投げ売り(末期には5000円以下)も手伝って、それはそれは好評を博したようです。

ただ、最強にピンクでファンシーなデザインは成人男性が持つにはいささか過激過ぎることだけが難でした。



外部接続ポートはmova用のシリアルケーブルと、マルチメディアカード(not SDカード!)とIrDAのみなので、今さら使うのは非現実的ですね。
特にマルチメディアカードはSDカードと転送規格の互換性はあるものの、形状がホントに極微妙にSDカードより薄いので、普通のSDカードは改造無しにはポポペにスロットインできないのが大きな痛手です。
まぁ2010年の現代に10年前のガジェットを使い続ける理由も見つからないのですが。




iPod touch 64GB、W-ZERO3[es]と比較。
ハードウェアキーボード無しのtouchと比べるのは酷として、[es]と比べてもかなり分厚いことがわかります。
テクノロジーは確実に進化しているのですね。

ちなみにmontaのWindowsCE、WindowsMobileに対する評価は、作る方も地獄、使う方も地獄というものです。
何を動かしてもトロい、メモリはOSに大幅に占有されてる、ちょっとした設定を変えるだけでもレジストリをいじらなければダメなど良いことなしです。
「そりゃぁiPhone OSのキビキビさに流れるわけだ……」と思います。
(ただ、iPhone OSで動くアプリには「ファイル」という概念が希薄なので、例えば青空文庫ビューワや画像ビューワに任意のファイルをPCから転送するだけでも面倒だったりするわけですが)

そんなmontaが珍しく、


DoCoMoのT-01Aに惹かれつつあります。
なんか、ヤフオクで使用数週間~数ヶ月の良品中古が2万以下で買えるみたいなんですよ。
ヤフオクでなくとも例えばじゃんぱらの中古でも3万以下です。
4.1インチ、800×480の大型液晶に1GHzのCPU(Snapdragon)、フラッシュにも対応したブラウザなどtouchより魅力的に映る面があるのです。
トロいWindowsMobileもT-01Aでは割とサクサク動いているそうですし。
1GHz超えのモバイルCPUがなければ快適に使えないOSを早期から設計しちゃうなんてMSはホントに展望がありますね!

以上、ポケットポストペットについてでした。




2009年作画MAD



2009年も色々ありました。
存在をすっかり忘れていたタイトルが多く、「うわ、これ2009年だったのか!」とハッとしたり。
改めて見なくとも、とらドラの動き、血気迫る表情は良いですね。


このサイトはモモちゃんを可愛いと思ったことがないmontaがお送りしております。あの洋物臭が受け付けません……
Filed under: PC,日記 — monta @ 22:41