2012 年 3 月 11 日

ボリューム型コントロールデバイス『PowerMate』




amazonを覗いたらGriffin TechnologyのPowerMate(並行輸入品)が3500円だったので購入しました。
ただ、円安に振れているので並行輸入品の価格もどんどん上がっています。


PowerMateの歴史は古く「フォーカル、ジョグにもなるUSBボリュームコントローラ」(AV Watch)の記事によれば、初出は2002年1月7日です。
10年間現役のデバイスなんですね。
発売当時は1万円近くしていたので、montaには高嶺の花でした。

また、当然この10年間にOSは移り変わって来ましたが、ドライバも更新され続けており最新のOSX Lion、Win7x64でも使用できます。



パッケージと同梱物。
ボリュームのつまみは恐らくアルミ製でヒンヤリとした感触が心地よいです。
懸念事項としては本体から伸びるUSBケーブルが55cmしかないので、デスクトップPCに繋げるのであればいささか短いですね。そのために延長ケーブルがあるのですが、恐らくこのPowerMateを買う人はDTVやDAWでタイムラインをグリグリ動かしたり、トリックプレイに使用する目的だと思うので、パワーのあるデスクトップ機への接続を想定してUSBケーブルを長くしても良かったですね。もしくは本体にケーブルではなく、USBminiコネクタを設けたり。



底面には滑り止めゴムと青色LEDが仕込まています。



このようにリアルデスクトップが明るくなりますねw



ただ、PCの電源を落としてもUSBに給電され続けているマザーだと暗闇でも無駄に明るく光ります。青いサイリウム、ペンライトを常に振っていないと体が震えてくる人種には便利かも知れませんね。



PowerMateが認識する動作は
・右回し
・左回し
・押し込んだ状態での右回し
・押し込んだ状態での左回し
・押し込み(クリック)
・押し込み(数秒間ずっと)
の6種類です。
押し込みには力がいるので、実用的になるのは「右回し、左回し、押し込み(クリック)」の3つですね。



割り当てられる機能としては、マウスのエミュレート、音量調整、スクロールコントロール、キー割り当て、アプリケーションランチャーなどが揃っています。
もちろん各セッティングはOS全体のセッティング(グローバルセッティング)、アプリ固有のセッティングとして分けられるので、例えばOSレベルでは音量調整に割り当て、Photoshopではブラシのサイズ変更やズームイン・ズームアウトに割り当てるといったことも可能です。
ブロック崩しに使うことももちろん可能でしょう。

まぁ4000円程度であればデスクトップのオブジェとして買ってみるのは良いかも知れません。
Filed under: PC,入力デバイスマニアックス,日記 — monta @ 15:08