2013 年 10 月 6 日

[レビュー]オムニグロー LEDスティック スタンダード


[最終更新:2013.10.06 PM23:02]


メーカー 日本オムニグロー株式会社
発売日 2013年09月03日
定価 714円
購入日 2013年09月05日
購入店 でらなんなん秋葉原店
購入価格 550円
カラーラインナップ レッド、ブルー、グリーン、オレンジ、ピンク、イエローゴールド、ホワイト
光源 砲弾型カラーLEDx1
電池 ボタン電池LR44x4(直列)
光量切り替え なし
先端処理 なし
フリッカー、色分離 なし
連続点灯時間 20時間以上(メーカー公表値)
全長 21cm
重量(電池含む) 約34g
ストラップの有無 なし
ロット情報 初期ロット:2013年09月~




「サイリュームクラシック(サイクラ)」ファンの皆さん、お待たせしました。
日本オムニグローからサイクラの後継機が登場しました。
その名は「LEDスティック スタンダード」。なんとも無味乾燥とした名前で検索に引っかかりにくそうですね。
現在のところ取扱っている店舗はでらなんなんと、WAKWAKライブネットさんだけのようです。



パッケージは先行販売だったのかコスト削減のためなのか、今のところプチプチで包まれただけという非常に簡素なものです。(電池は装着してありますので実用上は困りません)
定価もサイクラの945円から714円に値下げされています。でらなんなんの実売では550円だったので価格帯としてはルミスティック(定価525円、実売420円)と同クラスとなります。
なお、ここ価格帯の上位にはキンブレ アイライト(定価819円)が投入される予定です。激戦区ですね。

LEDスティックを発光させた状態は、


このように綺麗なのですが、


先端処理がないのが非常に残念です。


サイクラよりも悪化しています。

■外観■


全長21cmとなっており、大電光改とほぼ同等になりました。
発光部の長さはサイクラと比べて0.5cm伸びた程度ですが、


持ち手が伸びて握りやすくなりました。特にクビレができたのは、サイクラが複数持ちしにくい形状だとオムニグローも認識していたからでしょう。



底面はサイクラより若干小さい程度です。



重量は約34gなのでサイクラと大差ないと思われがちですが、発光部(筒)と持ち手の重量バランスが変わっています。
 LEDスティックの発光部:11.4g
 サイクラの発光部:17.4g
サイクラは持ち手より発光部が重いペンライトなので、振っていると予想外に疲れるペンライトでした。
LEDスティックでは重心が持ち手側にあるため、サイクラよりも疲労しません。



電源スイッチは本体横に付いているスライドスイッチをON、OFFするだけです。


サイクラの底面にあるゴムボタンより操作しやすくなりました。
なお、サイクラにあった点滅モードはなくなりました。



電池はLR44x4本です。ターンオンPRO110シリーズと似ている部屋区切りの配置ですが、並列(3Vx2)ではなく直列(6V)仕様です。電池を4つ入れないと点灯できません。



ストラップホールはありますが、ストラップは付属しません。徹底的にコスト削減を優先しているペンライトのようです。



持ち手を分解すれば筒を取り外すことができます。



サイクラよりも筒の厚みが薄くなり、透明度が向上しました。(サイクラは厚さ4mm、LEDスティックは1.95mm)


このように透明感のある光り方をします。
むしろ透明度が上がりすぎて、


中のLEDが見えて光漏れしているのは困りますね。キンブレMAX II SuperTubeよりも透明です。

■操作性■
電源のON、OFFについては何も迷うことはありません。
スイッチが横に付いているため、一本持ちの場合は片手で瞬時にON、OFFできます。

複数持ちの場合ですが、


4本までは簡単に持てますが、指と電源スイッチが干渉してしまうので深くは持てません。くびれの位置でキープしましょう。
※当blogからのお願い。
後ろにいるファンの迷惑も考え、必要以上の複数持ち(バルログ行為)は極力お控えください。
また、イベントのレギュレーションで複数持ちが禁止されている場合はそちらを厳守してください。

■発色■
まずは色ムラを見ます。


光源付近は明るくなりますが、他はムラがなく先端まで綺麗に発光します。
(肝心の先端からは光がダダ漏れします)

続いて色ごとに見て行きましょう。
比較対象をLR44を使用するターンオンPRO110ネオンスティック、カラフルPRO110、サイクラ、大電光改、ルミスティックです。
多くのパターンでPRO110ネオンスティックが優れていますが、価格帯が違う(コストの掛け方が違う)ということは考慮しておいてください。
※微妙な発色差を得るためにやや明るい照明下で撮影しています。
■レッド■


赤の純度で言えばPRO110ネオン>大電光改>LEDスティック≧サイクラです。
LEDスティックやサイクラなど透明な筒を利用しているタイプは、照明下だと白っぽくなります。


このように真っ暗な場所であれば差は出ません。
やわらかな赤色が欲しい場合にはアリです。

■グリーン■


緑はペンライトによって濃さが微妙に異なります。


大電光改はダークグリーン(#006400)

RO110ネオン、ルミスティックはライム(#00FF00)

LEDスティックとサイクラはライムグリーン(#32CD32)

に近い色です。

■ブルー■




大電光改はミディアムブルー(#0000CD)

サイクラは#4F8AFF

LEDスティックは#2E98FE

に近い色です。
大電光改の濃さに慣れていると、LEDスティックは水色に見えてしまいます。
青と水色の2本持ちがしたい場合には良い組み合わせとも言えます。

■オレンジ■


PRO110ネオンスティックのオレンジ(白色LED)はサンダーの血を引いているだけあって、LR44でも鮮やかなUO色になりますね。


大電光改は#E45504

サイクラは#FC8706

LEDスティックは#DB8811

に近い色です。

■イエローゴールド


LEDスティックのイエローゴールドは普通のイエローとは違い、オレンジ系統の色になります。


黄色LEDな大電光と比べてもこの通りです。
HTMLのWebカラーではイエローは#FFFF00

ゴールドは#FFD700

上記のように定義されています。


オレンジもラインナップしている以上、本当にゴールド色が必要だったのか疑問です。
この程度のイエローだったらフルカラーペンライトでも再現できるので、単色ペンライトを買う意味がありません。

■ピンク■


サイクラのピンクは紫に見えると散々な評価でしたが、LEDスティックのピンクはやや改善されています。


大電光改は#EE4DC1

サイクラは#C060FF

LEDスティックは#DC5FC1

に近い色です。
大電光改の鮮やかなピンク色に比べれば薄いピンクになります。

■ホワイト■


ホワイトは使用している白色LED以上の差はありません。


■照度■
※ロット違い、LEDの個体差により同じ電流値、照度になるとは限りません。あくまで目安として参考にしてください
照度の測定方法は「コンサート用ペンライトの照度比較」ページに準拠しています。
サイクラ LEDスティック
レッド 37 27
グリーン 35 21
ブルー 43 41
オレンジ 24 17
イエロー   16
ピンク 15 16
ホワイト 39 37
サイクラとほぼ同等です。

■分解■
※分解及び改造行為を行ったペンライトは安全性が保証できないためライブ会場に持ち込まないでください。


ネジを外すだけで分解できます。



基板に実装されているのはスイッチと電流制限抵抗だけというシンプルなものです。



LEDを覆っている白いカバーは外れませんでした。



レンズはサイクラには無かったものですね。

■まとめ■
■良い点
・サイクラより握りやすく、重量バランスも改善
・色ムラが光源付近以外ない
・価格が安い
・電源スイッチが操作しやすい

■賛否両論
・イエローゴールドの発色
・透明な筒故に全体的に色が白っぽい(明るい照明下で顕著)
 →透明感のあるペンライトとして使うならアリ

■悪い点
・先端処理がない。光漏れが気になる
サイクラの微妙な点を改善しているのは評価できるのですが、やはり先端処理がネックですね。


これさえなければオススメできるペンライトになるのですが……。

Filed under: ペンライトレビュー — monta @ 23:02

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