[AnimeJapan2016レポート]ルミカ編
3/26~27に東京ビッグサイトで開催されている「AnimeJapan 2016」のルミカブースをレポートします。
※過去レポ:2014年、2015年
■ブース構成■
今年のルミカブースは物販がメインになっています。昨年まではOEM向けのペンライト(名入れのサンプル)が多数展示してありましたが、今年はコンシューマ寄りのようです。
■新製品■
新商品の先行販売として、
・ルミエース スターライト(マット、キラキラ)各1400円
・ルミエース アイドル 1800円
・メガ大閃光 500円
・岩下の新生姜ペンライト 2160円
・大閃光arc 極 新色
がラインナップされています。
あとは昨年に引き続きルナちゃんver.とAnimeJapan ver.のルミエース2がありました。
新製品は暗幕の中で見ることもできます。
■ルミエース iDOL(アイドル)■
全長:18.8cm
電池:LR44x3
全長比較
その名の通りアイドルマスターレギュレーションに特化したペンライトです。
正式な発売は5月を予定しているとのことです。
ちなみにこのルミエースアイドルですが、唐突に発売されたのではなくベースとなるペンライトが存在しています。
ルミカのWebページにある、
FD1 color changeがずばりそのものです。
昨年までは単色タイプしか無かったのですが、いつの間にか14色のカラーチェンジ対応品が出ていました。
ボディは上から下まで均一な円筒形です。
ボタンは1つのみで長押しで点灯・消灯、押すたびに色が変わるシンプルなものです。
意図したデザインだと思われますが、LEDの光がはっきり見える隙間があります。許容範囲内だとは思います。
レンズはスモーク拡散とリフレクタが一体化したものです。筒側にまで出っ張っているのは珍しいですね。
特徴となっているグリップの着せ替え機能ですが、底面のネジを外す必要があります。
電池交換をするにもネジを外す必要があるため、現場でのメンテナンス性は低いです。(キンブレのように爪やコインで開く大きな-ネジではなく、小さい+ネジとなっています)
これまでルミカはネジを使わないメンテしやすいペンライトを多数発売してきましたが、何故FD1はネジになってしまったのか(他に手はなかったのか)残念で仕方ありません。
アイマスのライブは長丁場なことが多く、ボタン電池式のフルカラーペンライトを1本だけ持っていくというなら途中で絶対に電池交換が必要なはずです。
とりあえずデフォルトの紙を裏返してルナちゃん仕様にしてみましたが。
他、微妙な点として「(2016年としては)白色が綺麗ではない」「バイオレットで色分離する」を指摘しておきます。
白色は筐体の大きさの都合上、白色LEDを積んでいないので仕方ないのですが、やはりミックス・ペンラPROと比較してしまうと……となりますね。
ルミエースアイドルの小型というメリットを取るか、少々大きくても発色の良さを取るかですね。
バイオレットだけ色分離(フリッカー)がはっきり視認できるレベルで発生しています。
5月の正式発売版までに間に合うならプログラムを調整して欲しいですね。
■ルミエース スターライト■
全長:22cm
電池:単4×1
2013年12月に発売されたルミエースライトの改良版です。
ラインナップは引き続きマットとキラキラの2種類です。ただしルミエースライトではマットとキラキラでグリップの色が黒と白に分かれていましたが、スターライトでは黒に統一されました。
改良されたスターライトの最大の特徴は、
ルミエースライトの弱点であった色ムラがなくなり先端まで光るようになったことです。
仕組みはルミカが「煌彩棒」と呼ぶいわゆる「導光棒」にあります。
ISフリフラにも入っていた導光棒がスターライトにも入っています。
導光棒があると、このように光を先端にまで届けることができるようになります。
グリップや筒の寸法はルミエースライトと変わっていないようです。
先端は光るようになりました。
ちなみに個体差かわかりませんが、マットタイプは振ると導光棒がカラカラと音を立てます。
恐らくキラキラタイプだとキラキラシートが上手く導光棒を押さえ込んでいるのですが、マットタイプだと筒内で押さえ込むものがないため安定せずに暴れるのだと思われます。
マットタイプで音がならない方がいましたらご連絡ください。
■岩下の新生姜ペンライト■
一部で話題の新生姜ペンライトです。
「すごく…大きいです…」
しかし、思っていたよりも弾力性はなくひたすら固いです。そして思っていたよりもずっしりとしていなくとても軽いです(約100g)
明るさはボタン電池なのでお察しください。パワーLEDタイプと並べると光っているのかわからないレベルになります。
あくまでネタ目的で購入されるのが良いでしょう。(もっとも全長のレギュレーション的に持ち込める現場は多くありません)
簡単ですがルミカブースのレポートは以上です。