[最終更新:2012.04.30 AM0:30]
これだけの色がペンライト1本で表現できるようになります。
例えばオールスタンディングのライブで自席がない、かつ、登壇者ごとの色指定がたくさんある場合に重宝します。
こんにちは、閃ブレの誤った使い方により規制が広がってしまい非常に肩身が狭いmontaです。
皆さんお願いですから、ライブにおける各種迷惑行為や過度の改造はお止めください。
我々はあくまで一観客であり、アーティストを応援する立場なわけで、決して自分らが主役ではありません。
ペンライト、サイリウムは「会場全体で一丸となって」場を盛り上げるための道具です。
さて、前述したように昨今のライブ会場では閃ブレなどの改造ペンライトの持ち込みが規制されています。
そこで安全が保証された市販品の出番なわけで、
こういった大電光や煌を揃えている方も多いかと思われます。
扱いやすいのが良いですが、多色が必要な場合は荷物がかさ張りがちです。
そこでこの度、イルミライトシリーズで有名なプレイアベニュー様から
『カラフルビーム』という可変色ライトが登場しました。
可変色ライトと言えば、
当サイトでも取り上げたRGBブレードや
エコブレードや
シナモンブレードが有名ですね。
ただし、RGBブレードは明らかに改造ペンライトですし、エコブレードとシナモンブレードについては一般流通ではないためどこまで市販品として通用するのか疑問符が付きます。
その点、このカラフルビームは東急ハンズでも売っている真っ当な市販品です。大義名分というやつですね。
ただし価格は
定価3,360円と少々値がはります。大電光改がシモジマなら600円台で買えることを考慮すれば、必要な色が少ない場合は買うのを躊躇う価格ですねw
色はレッド、ホワイト、ブルー、グリーン、ピンク、イエロー、パープル、スカーレット、アクアブルー、オレンジ、コバルトグリーン、ローズピンクの12色+グラデーション4色となっています。
ただ、オレンジ色は薄すぎて使い物にならないですね。煌を用意したほうが良いです。
点灯方式は常時点灯→スロー点滅→クイック点滅となっています。
点滅なんて害悪でしかないですよね……。
色の切り替えは本体のダイヤルを回して行うのですが、このダイヤルが固いこと固いことw
少なくとも片手の親指だけでは回りません。
振っている拍子に切り替わらないことを重視した設計なのでしょうか。
寸法は全長27cm、発光部14.5cm、持ち手部12.5cmです。
※全長25cmを超えるので一部のライブでは使用不可となります。
なんで25cm以内に収めなかったのか疑問です。今月末に出るキングブレードMAXはその辺りの事情も考慮していると聞きます。
電池は単四x3本です。
電池は付属していないのでご注意ください。3360円もするのにケチ臭いですね。
あと、この電池蓋が外れやすい気がします。
重量は約74.7g、電池込みだと約108gです。妥当な数字です。
本体にはストラップホールがありますが、ストラップ自体は付属していません。
左から大電光改、ネオンスティック、大電光煌、カラフルビーム、閃ブレ(SG-325)、RGBブレードです。
部類としては長いライトに入りますね。
先端処理は必要なさそうです。
中間色でも色の分離がないのが良いですね。RGBブレードは中間色の色分離が酷くて実用に耐えないものでしたから。
※↑はRGBブレードのひどい色分離
それではカラフルビーム、大電光改、閃ブレの青色と赤色を比較します。
※閃ブレの発色が致命的に悪い青色と赤色をあえて選びました。
明るさは、閃ブレ>大電光改≧カラフルビーム
色の濃さは、大電光改>カラフルビーム>閃ブレ
振っていて綺麗なのは、大電光改>カラフルビーム>閃ブレ
カラフルビームは発色が足りず、発光部の上半分が白っぽくなってしまうのが致命的です。(暗所だと白さは目立ちません)
全体的に色が薄いので、濃い発色を好む方には向かないでしょう(閃ブレの無対策青、赤に比べればマシです)
逆にカラフルビームの発色が完璧だったら大電光などの単色ライトの立場がないのですがw
■分解してみる■
※分解した場合、保証を受けられなくなるのでご注意ください
まず電池蓋を外して、ネジを4本取り除きます。
隙間にマイナスドライバーを挿し込んで持ち上げます。
このように分解できます。
なお、当方は未確認ですがカラフルビームは落とすと
割れやすいとのことなので取り扱いにはご注意ください。
LEDはフルカラーLEDが1灯のようです。
基板も取り外そうと思ったのですがネジ山が潰れ気味だったので、今日は時間の都合上止めておきました。
■まとめ■
■良い点
・1本のLEDライトで12色表現できるのは魅力
・電池が一般的な単四x3
・重量も軽い
・中間色での色分離が少ない
・プレイアベニュー製なので入手性が安定している
・色切り替えダイヤルの誤動作がまず有り得ない
■微妙な点
・3360円という価格
・全長27cm
・色切り替えダイヤルが固すぎる
・発光部の上半分の発色が薄い
・オレンジ色が薄いのでUO的な使い方はまず無理
・落としたら簡単に割れる
写真提供:
みみすけ氏(きなこもち)
とりあえずファーストインプレッションはこんな感じです。
後で気になった点は、例によって追記されていくことでしょう。
他、ご質問や比較して欲しいことがあればお気軽にコメント欄へどうぞ。
このサイトは光る棒関連の記事は妙に生き生きしているmontaがお送りしております。