半年前に
TranscendのT.sonic 320 8GBモデルを買ったのですが、今まで使っていて色々と不満点が出てきました。
1:操作レスポンスの悪さ。
例えばディレクトリの移動をするだけでも、「一端メニューボタンを押す→「ファイルナビ」を選択→一呼吸置いてからようやっとファイル一覧が表示される感じ。
また、次曲にスキップするのも3秒ぐらい待たされイライラ。
2:液晶の狭さ。
ファイルの選択時に3桁使って3つまでしか表示されない。
「アーティスト名 – トラック名.mp3」みたいなファイル名だと大抵、アーティスト名の部分までしか表示されない。(待っていればスクロールしますが遅い)
3:音量のステップがいい加減さ。
消音→音量1→音量2 →(省略)→最大音量 って感じで上がっていくのですが、この音量1と音量2の間が空きすぎていてとても使いづらいです。一番使いたい音量なのに無いとはどういうご了見ですか。
4:自動スリープが無い。
曲を一時停止にしたまま放って置いたらそのまま電源が入りっぱなしで、帰りの電車でバッテリーが切れていることに気付いた時の絶望感は異常w
デザインはカッコイイと思うんですけどねぇ。
言われているほど、ボタンも特に押しにくいとは私的には感じないのですが。少なくとも、四角い部分は形状が判りやすいので手探りでも押せます。
でもまぁ、いつまでも使いづらいプロダクトをガマンして使い続ける必要もないので(DAPは消耗品)、サクッと良いプロダクトに乗り換えます☆
というわけで買ってきたのが、フラッシュメモリでお馴染みSanDiskの
Sansa e280という8GBなプレイヤーです。
アキバの某店で修理上がり品が7000円で出ていました。
大きさは↑な感じです。(左からT.sonic 320、e280、SO905i)
早い話が
iPod nanoキラーですね。
日本ではマイナーなプレイヤーですが、海外ではかなり健闘していたようで専用ケース等の関連アクセサリも販売されています。
強烈に青く発光している円い部分はホイールです。物理的に回ります。
初代iPodを彷彿とさせますが、ホイールの周りの操作ボタンは壊滅的に押しにくいですw
これだけは我慢しなくてはなりません。
裏面はチタンっぽい合金で覆われていて、質感を高めると同時にずっしりとした重量感を与えます。
頑丈な筐体のようで2chのスレでも壊れたという話を聞きません。
接続はUSBですが、Sansa側のコネクタがiPodのDockコネクタのように独自規格となってしまっています。
恐らく、USBのシグナル以外にアナログ/デジタルの音声が取り出せたり、再生制御もできたりするシグナルも出ているのでしょうが、それらの機能を活用できるオプションは日本では発売されていません^^;
曲の転送はWMPを介するMTPモード(Media Transfer Protocol)と、いわゆる「フォルダ管理」ができるMSCモード(Mass Storage Class)の双方に対応しています。(最新ファームだとMTPモードしかサポートしていないみたいですが!)
曲を追加するとこのように「データベースの更新」と出てしばらく操作不能になります。
差分だけ更新すればいいのに、なんだか常に全ファイルを走査しているようで8GB目一杯詰め込んだら一駅過ぎるぐらいの時間を要するかと。
再生中。味気ない画面です。
ビデオも再生できることになっていますが、こんな小さな画面で真剣に見ようとする人はいないでしょう?
PSPを買えばいいじゃないですかね。
で、ここまで読む限りでは「わざわざmontanが乗り換えるほどのプレーヤーなの?」となるのが普通です。
実はこのSansa e200シリーズは
Rockboxがインストール可能なのです(゚∀゚)
Rockboxと言えば今から2年半前(2006年6月16日)にmontaが、
『iPod 5Gに「Rockbox」をインストールしてみた。』で試しているじゃないですか!
※「え、あの記事書いたのもう2年半も前なの……?」と軽く鬱になったのはここだけの話です。
montaは部活の後輩にも、「誰かblogでもいいので日記サイト始めてくれないかなぁ?絶対後で見返すと面白いのに」と言っているのですが一向に始める人がいないのが残念です。
mixiじゃダメなんですよ。あんな仲間内だけに見せることを前提に砕けた表現で日記を綴っても何の力にもならないかと。
画像も規定枚数しか貼れませんし、タグも使えないのでどの日記を見ても同じような画面にしか見えません。
今3年生じゃもう遅いですが、2年生ならまだまだ間に合うので是非。
~閑話休題~
Rockboxに関しては
Wikipediaの項目を参照していただければ良いかと。
要は「プレーヤーの潜在能力を最大限に引き出すファームウェア」です。
再生可能になるフォーマットは「MP3、Ogg Vorbis、Musepack、WMA、Wavpack、AC3、wav、AAC、FLAC、Apple Lossless、Monkey’s Audio、NSF、SPC、ADX、SID」と、主要なものを網羅しています。
他にもギャップレス再生や精密なイコライザ、カスタムSkinの対応など、Rockboxをインストールするメリットは数多くあります。
がしかし、現行機種で対応しているモデルがこのSansa e200シリーズぐらいしかありません。
iPodも5.5G、初代nano止まりで現行のtouchやiポンでは使えません。(もっとも、touch自体が高解像度とハイパワーCPUを生かしまくった機種なのでRockboxが入れられてても全機能を生かせるとは限りませんが)
買った当日にRockboxを無理矢理入れられちゃうSansaたん(*´д`*)ハァハァ
Rockboxを入れても公式ファームウェアはデュアルブートできます。
skin(WPSテーマ)は公開されているのを使うことも自分で作成することもできます。
ファイルの詳細(ビットレート等)見られて、シンプルな配置のskinがいいですね。
さて、e200シリーズには
microSDスロットが設けられているのですが、公式ファームでは2GBまでしか使えません。
それがなんと、Rockboxを入れることによってmicroSD
HCに対応できてしまうのです!!
つまり規格上、32GBまで増設可能!(まだ32GBのmicroSDは発売されていません)
はわわ、上海問屋で1670円で買ってきた8GBのmicroSDと内蔵8GBメモリを合わせることで、1万円以内で
16GBのプレーヤーが誕生しちゃいました><;
Rockboxのデータベース機能を使えば内蔵メモリとmicroSDの隔たり無く再生できます。(わざわざディレクトリを切り替える必要がない)
16GBのmicroSDはまだ7000円近くしますが、ゆくゆくは合計24GB、40GBのプレーヤーに化けると思うとワクワクが止まりません(*゚∀゚)=3
あと、ゲームもプレイできます。
気になる再生時間ですが、公式ファームでは約20時間連続再生、Rockboxでは15時間連続再生可能のようです。
1週間に1回の充電で間に合いますね。
ちなみに内蔵のリチウムイオンバッテリは交換可能です。
Rockboxを使ったみた感想ですが、『動作が機敏』の一言に尽きます。
次曲へのスキップだって一瞬で出来ることに感動w
音量も1dBごとに刻めるのでベストな音量を確実に決められます。
Sansa自体の質感も高く、良い買い物だったと思います。
以下は高解像度な写真ギャラリー
web拍手レスbox
≫montanが同人活動はじめたのかとおもた >>入稿
残念。montanは、まだその域に達していないのです。
それに面倒くさがり屋さんなので、わざわざ自分から本を作るようなこともしないかと。
≫冬コミには行かれないんですか?
欲しい本もCDも全て委託されるみたいなので行かないです。今は時間が惜しいのです。
『コミケは物を買う場ではない』と仰る方もおりますが、そんなpricelessな思い出が出来る自信はありません。
≫インデックスの扱いが酷いwww
食費ばかりがかかるヒロインww