2010 年 3 月 23 日

ノイズキャンセリングイヤホン「MDR-NC33」



ソニーのノイズキャンセリングイヤホン「MDR-NC33」でございます。
1月半ばに5500円で購入し、現在までの2ヶ月間ロードテストしてきました。


主な仕様
形式:密閉ダイナミック型
ドライバユニット:口径13.5mm(CCAWボイスコイル採用)
最大入力:50mW
インピーダンス:16Ω
音圧感度:98dB/mW(電源OFF時:99dB/mW)
再生周波数:10-22,000Hz

電源:単4型乾電池
電池持続時間:最大約100時間

このMDR-NC33がmontaにとって初めてのノイズキャンセリング機構を持つイヤホンです。
「もうそろそろノイキャン技術も熟(こな)れたころだろ」と思い、ついに購入に至りました。

全くの余談ですがこのNC33を買うまで、iPod touchでEP-630を使っていたのですが、もう静電気が凄いのなんのって。バチバチと耳穴に放電されます。
てっきり自分がエレクトロマスターのスキルに目覚めてしまったのかと思いましたよ( ´∀`)
iPhone、touchの静電気問題についてはAppleが勧告を出すぐらいその筋には有名な話なのですが、EP-630は金属メッシュなので余計に酷かったです。

さて、気を取り直してNC33ですが、こいつはソニーのノイズキャンセリングイヤホンの現行モデルでは普及価格帯モデルになります。
上位には最高にクールでカッコイイ「MDR-NC300D」というフルデジタルアンプ搭載モデルがあります。
NC300Dが定価3万(実売1万7000円)なのに対して、NC33は定価1万(実売6000円)でだいぶ開きがありますね。

音質もNC300Dはソニー驚異のデジアン「S-Master」とデジタル式ノイズキャンセラー搭載で最強に強まっているのですが、電力の消費も激しく単3一本で20時間しか持たないため、単4一本で100時間も持つNC33のほうがある意味使い勝手は良いとも言えますね。……まぁ負け惜しみですが。




最近のソニーイヤホンではすっかりおなじみとなったドライバユニットを垂直にした「バーティカル・インザイヤー」な形状が目を引きます。
ベースとなったイヤホンは恐らくMDR-EX300SLでしょう。
プラスチックな質感丸出しで高級感は感じられませんが、イヤホンマニアが見たら「おっ!」とわかるような形状ですよね。(電車のなかでイヤホンをついつい観察してしまう人)


電池ボックス兼ノイズキャンセリングユニット。クリップ付き。
「MONITOR」ボタンを押している間だけイヤホン端子から流れてくる音声をすべて遮断することができます。
イヤホン本体からこのキャンセリングユニットへ至るケーブル長がちょっと短すぎるのが難点です。
必然的にジャケットで言えば内ポケットの位置に固定する必要が出てきます。


で、肝心の音質です。
■音の傾向
 低音より

■低音
 低音は出てはいますが、だんご状態で締まりが無く、ただ吐き出され続けるだけです。
 
■高音
 ほとんど伸びしろがなく、見通しの良い開けた音とはまるで無縁。
 
■解像度
 低音、高音が共に残念なことから実売6000円の解像度は感じられません。
 
高音重視なmontaはNC33を自室内で使うことは絶対にないでしょう。
そんな音でした。


しかし、NC33はノイズキャンセリングイヤホン!
普通に使うだけでは全く意味がありません。

最大の売りであるノイズキャンセル機能に関してのレビューです。
この2ヶ月間、毎日使用してわかったことがあります。それは、

「NC33の真価は地下鉄でこそ発揮される」

ということです。

正直、最初は「90%ノイズを低減できると言っても、実際は大したことないんでしょ?」と甘く見ていました。
実際に使ってみると、電車の走行音や空調の排気音が混ざった「ゴォォォーーッ!!」という騒音が「サァァァー~~~」という静かなピンクノイズのような音になっているじゃないですか!?

初期型PS3で言えばファンの最大回転時と最小回転時ぐらい五月蠅さが違いますw

これで果たして90%のノイズを本当に低減できているかは別として、少なくとも音楽を聴けるレベルの環境としては通用するでしょう。
NC33から出てくる音は大した音ではないはずなのに、ノイズキャンセル機能のおかけで他のイヤホンより遙かにマシに聞こえるから不思議です。
(ん、ということは元々の素性が良さそうな上位モデルNC300Dの音は一体どれだけ凄いの……?)

こんなに効果があるならさっさとノイズキャンセリングイヤホンを買っておけば良かったです。

そして最後にもう1つだけNC33の良い点をお伝えしておきます。

NC33のおかげで、電車の中で熟睡できるようになりました(゚∀゚)

「音楽聴いていないじゃん!」というツッコミは無しにして、マジで朝の通勤中ずっと寝ていられます。(椅子に座れる場合です)
ケータイのバイブレータを下車駅に着く時刻にセットしておかないと寝過ごしてしまうぐらい快眠できるのです。
地下鉄とは思えないほど非常に心地よい静かなリズムを刻んでくれるんですよ。
なので朝は音楽を聴かずにノイズキャンセリングだけオンにしていることも多々あったりしますw


というわけで、電車の中で快適に居眠りをしたい人にこそNC33をオススメします☆


Filed under: Audio & Visual,日記 — monta @ 23:09