2009 年 6 月 20 日

モニタリプレイス – IPS WUXGA*2 + UXGA*1 –


●はじめに
これまでmonta@siteではマルチディスプレイに異常な情熱を見せてきました。
それも、よくあるデュアルディスプレイ構成ではなく、ビデオカードを2枚使用してのトリプルディスプレイ、果てはクアッドディスプレイという構成です。

2007年7月
未体験領域拡大~クアッドディスプレイ~

   (UXGAな22インチCRT + SXGAな15、17インチ液晶 + ハイビジョンブラウン管)


2007年12月
2007年最後の散財。~20インチ液晶

   (WSXGA+な20インチ液晶 + SXGAな15、17インチ液晶)


2008年9月
未体験領域超拡大~28,24,20,17クアッド~

   (WUXGAな24インチ液晶 + WSXGA+な20インチ液晶 + SXGAな17インチ液晶 + ハイビジョンブラウン管)


2009年3月
アーム王国

   上記のアーム対応版


別にマルチディスプレイにして何かするというわけでもないのですけどね。
何となく、「サイバーな感じがして最高に気分がいいから」という割とどうでもいい気持ちが原動力になっていたりします。

ただ、これまではどの構成も全体の解像度がイビツだったり、安いTN液晶を多用していて視野角がマジ終わってるだったりと欠点がいくつかありました。
特に視野角はピボット(縦回転)したときにクリティカルな問題でして、TN液晶を縦にして使うと首が非常に疲れて確実に吐き気を催します。




●W241DGという選択
そこで、この度は今まで使っていたTN液晶達を全てリプレイスしちゃいました(゚∀゚)
お払い箱ってやつです。

before


17インチRDT176S(三菱) + 24インチG2400WD(BenQ) + 20インチX203W(Acer)
SXGA(1280×1024) + WUXGA(1920×1200) + WSXGA+(1680×1050)


after


20インチL200p(IBM) + 24インチW241DG(HYUNDAI) *2
UXGA(1600×1200) + WUXGA(1920×1200)*2

縦1200に統一してやった(*´д`*)
しかも全てIPSパネルで。


ただ、W241DGはメーカーがHYUNDAI(ヒュンダイ)というのがちょっとブランドイメージが悪いですね。
現在IPS液晶を販売しているNEC、三菱、HPから見れば圧倒的に最下位なのは間違いないです。それはmontaも自認しています。

でも、そこはほら、価格と機能でカバーですよ!

先日ツクモに行ったらナント、2万6980円で極上中古品がいくつも出ていたのですよ。(通常、新品は3万7980円)

※極上中古品:ツクモの交換保証制度を使って購入1ヶ月以内に戻ってきた品物。
 液晶の極上中古品の場合、十中八九ドット欠けがどこかにあると見て良い。
 中古にも関わらず、メーカー保証は新たに適用される

ドット欠けは中央にでも発生して無い限り、気にしないので構いません。230万分の1ドットの中のRGB素子の1つが非点灯ぐらいなら、背景色によっては全く判らないレベル。

で、配送代込みでも2万8000円ですよ?三菱の期待の新人RDT241WEXの半額以下です。
つい流れに身を任せて2台も買ってしまいました。
どうせ使っているIPSパネルはどれもLGのIPSパネルでしょうし。
ちなみにこのW241DGのIPSパネル(LM240WU2)は24インチのiMacでも使われているそうです。ジョブスのお墨付きですね。



箱がデカっ!
同じ24インチのBenQのG2400WDが2台も入る大きさ。



入力端子はお馴染みのD-Sub、DVI、HDMIに加え、アナログコンポーネント入力にも対応。
今となってはPS2ぐらいしか繋げるものがありませんけどね。Wiiを持っている人は重宝しそうですね。



背面は何故か白色
このセンスが判らない!これがHYNDAIクオリティ!

よく、パンダ仕様と揶揄されていますが、それじゃかっこ悪いのでWeiβSchwarz(ヴァイスシュヴァルツ)仕様と呼称しましょう。いま決めました。
シモツキン的にはschwarzweiβでもおk。



●TNパネルとIPSパネルの違い
液晶の駆動方式には大まかに分けてTN、VA、IPSの3種類があるのはご存知だと思います。ご存知ないのでした各位お調べください。
TNは現在の低価格液晶、よくある1920×1080のフルHD液晶に大量採用されています。
視野角が狭い(160~170°ぐらい)代わりに、安く作れて応答速度もそこそこ速いです。発色はクソです。

VAとIPSは中級機以上に搭載されていて視野角が178°と広いです。色の再現性もパネルのグレードによりピンキリですが、安物でもTNよりは確実に勝ります。

では今まで使っていたTNとIPS液晶を比較していきましょう。



左G2400WD(TN)、右W241DG(IPS)
正面からではどちらも大差ないです。
ただ、W241DGはグレア(光沢)パネルなので、IPSの弱点と言われる黒の締まりが大変ビビッドです。



上から見下ろした状態。
TNだと白い霞が広がり、まともに見られません。
IPSはご覧のとおりです(*´д`*)
道の奥にある電柱の数だって数えられます。



側面から。(※W241DGの画像を左右反転させてます)
やはり圧倒的。



視野角が広く取れることから、TNの時では使い物にならなかったピボット(縦回転)もこの通り。
W241DGの台座はデフォで回転機構が盛り込まれています。
つか、24インチの縦回転って巨大すぎる(;´Д`)


ただ、GeForceの縦回転はハードウェアで実現しているのではなく、どうやらソフトウェア処理のようでかなりスクロールがカクツキます。ゲームでは使い物にならないでしょう。
Radeonもソフトウェア処理のようですが、あっちは結構コードが良いようで、普通に使えているようですけどね。
プロ向けのQuadroシリーズでもソフトウェア処理なのでしょうかね?ベースはGeForceですし。
NVIDIAは少しはピボットに力を入れてください。
余談ですがS3のchromeシリーズはハードウェアで回転処理ができるそうです。




「せっかくだから縦1200に統一しよう」と思って、これまでの三菱RDT176SからIBMのUXGA(1600×1200)液晶L200pにリプレイスしました。
デスクトップのポジション的にはシステムモニタとfoobarなどメディアプレイヤー制御が主です。



みんなが大好きだったIBMマーク。




L200pもIPSパネルです。
ただ、流石に現在UXGA液晶を新品で買うとなると非常に選択肢が限られ、しかもお高いので(L997とかね)、中古で済ませました。
某店で8000円でした。

で、現在のデスクトップ解像度はフルで5440×1200なんていう、ファンタスティックな状態になっております。


注意:原寸大(5440×1200)

数日使ってみて初めてわかるような使用感は今後、追って報告していきます。
Filed under: PC,日記 — monta @ 22:01

2009 年 6 月 19 日

キーボード:「BSKBU03BK」(バッファロー)





●実売2000円以下のパンタグラフキーボード
今日紹介するのはバッファローから今年の2月に発売されたBSKBU03です。こちらはブラックモデルのBSKBU03BK。



種別としてはテンキー付きのコンパクトパンタグラフキーボードです。
従来、バッファローやサンワ、エレコムなど大手サプライメーカーのパンタグラフキーボードは安くても2000円を割ることはありませんでした。
それが、このBSKBU03シリーズは定価の時点で3300円であり、実売ベースでは2000円を割り込んで最安値では1639円(6月19日現在)という事態になっています。

ちょうどmontaも職場で使うパンタグラフキーボードが欲しかったので、せっかくなので注文してみました。楽天のEC-JOYさんで送料込みで1883円でしたよ。
この間の「SKB-SL09」が気に入っていて家で使っているのですが、さすがに同じものを2つ買っても面白くありませんから)


●価格相応の質感



キーボード全体。
キーピッチは19mmとってあるそうですが、ギチギチに詰め込んでいるためか19mmよりも狭く感じます。



サンワのSKB-SL09BKと比較。
SKB-SL09BKもキーピッチが19mmで同一のはずですが、SKB-SL09BKの方がよほど余裕を感じられます。




バッファローのBKBCJ91SBKA(BTCの6100CのOEM)と比較
BTC 6100Cは打鍵感はmonta的にパンタグラフの中では最も好きな部類なのですが、いかんせん図体が無駄にデカイ&塗装が剥げやすいのが難点です。




キーボード上面は光沢仕様となっていて、出荷時には保護シートが貼られています。



LEDは青色。輝度は高くないので無駄にまぶしく感じることはないでしょう。



高さ調節スタンドの作りはしょぼいです。



横から。
プラスチックな質感丸出し。
あと、このキーボードの重量は340gしかないんですよ。
このキーボードより面積が小さいSKB-SL09SVが480gもあるのにですよ?w
軽すぎます。
パッケージには『アルミプレートを搭載し、入力時もブレにくいコンパクトパンタグラフキーボード。』とありますが、逆にアルミを入れていなかったら日々の打鍵に耐えきれずスグに壊れてしまうのではないでしょうか?w
つまり、コストダウンをするあまり、軽くなりすぎて「剛性?何ソレ?」状態になってしまったので仕方なく最低限の剛性確保のためアルミプレートを入れたと考えてしまいます。


●テンキーいらなくね?
打鍵感は個人の好みがあるので一様に善し悪しを言えませんが、montaとしてはパンタグラフ特有のパキパキ感というか、跳ね返りの高レスポンス性が感じられないイマイチのキーボードです。


人によっては打鍵感よりも大事なキー配列を見ていきましょう。



まずは左端。
コントロールキーも左最下段にありますし、シフトキーや半角/全角キーの大きさも標準レベルです。
ただ、エスケープキーはもう少し主張してくれてもいいかなぁと思います。一太郎だと多様しますし。



続いて右端。
よくコンパクトキーボードにありがちな「\ろキーが明後日の方向に行っている現象」もありませんし、一見よさげに見えます。

ですが、打って初めて判る気になる点がいくつか
・バックスペースキーが小さすぎる。普通のキーの横1.5倍は欲しい。
・カーソルキーが独立していて押しやすそうに見えるが、実際は小さくて押しにくい。
特に→キーとテンキーの0を打ち間違えやすい。
・テンキー部分の「.(ドット)」が明後日の方向に付いているのでIPを直打ちするときなどに激しく不便。むしろこんなに中途半端ならテンキー付けない方が良い ・右コントロールキーがないので、一部の月末発売ゲーム愛好家の皆さんには不評。


やはりコンパクトキーボードはテンキーレスが無難です。
Filed under: 入力デバイスマニアックス — monta @ 23:59

2009 年 6 月 15 日

Thing 寝具


アキバの某店で


ミクとハルヒの抱き枕が各1980円でたくさん売られていたので、『コ、コレは明らかに同人絵なアンオフィシャルグッズじゃないか!! ……どれ、角川とクリプトンに通報するために、まずは品質検証用として購入しようじゃないか。』と、苦渋の選択の上、満面の笑みで買ってきました。


こんにちは、montaです。


最初はただの枕カバーだけで、中身は別売りなのかと思ってましたが、店員さんに聞いたら

「フトン圧縮袋の要領でエアーを抜いて、圧縮しているだけです。袋から出せばスグに元通りさ!電車の中で開けないでね☆」

と、嬉しいお知らせが。
ミクだけ買うつもりが何故かハルヒもお買い上げしてました。



袋から出すと、空気を吸ってミクたんがみるみる大きくなりましたよ? (※終始、満面の笑み)



ふむ。(※俺の二十億光年の孤独は判るまい。単刀直入に言うと、ミクたんの脇にちゅっちゅしたいです(*´д`*) )




裏面は無地。中身は値段が値段なので弾力性は期待するだけ無駄。
ちなみにサイズ自体は100cm×40cmぐらいです。
いわゆる普通の150~160cmサイズに比べればちょっと小さいですね。



エロゲの特典クラスの大きさのカバーなら余裕で入りますけどね。


このサイトは京都に一人暮らしで、寝付けずに真夜中のキッチンで胃薬をガブ飲みしつつ、楽しかったあの日々をことを思い出しては寂しくて死んじゃう病に陥ってしまうというフローレンスさんに抱き枕を送りつけたいmontaがお送りしております。
Filed under: 日記 — monta @ 23:59

2009 年 6 月 13 日

光る風を追い越せない。


去年5月31日の日記
monta@site » ADSL12M 月額2000円時代

から約1年

ついに我が家にも


光ファイバが来ましたよ(゚∀゚)


こんにちは、montaです。

最初はKDDIが提供するギガ得プランにしようと思っていたのですが、残念ながらまだmontaのエリアはサービス未提供ということで、普通にNTTのフレッツ光(ネクスト)に収まりました。
プロバイダは


株価が風前の灯火のUSEN。別名gyao
色々なキャッシュバックや月額費用無料期間を含めたら初年度の月額は約2500円相当になるようなので。宇野社長には頑張ってもらわないといけませんねw
何気にカラオケ機種のUGA(BMB)もUSENの子会社ですし。

気になる回線速度は、


73.795Mbps!!
流行りのWiMAXにすら大幅に劣る今までの2.4Mbps低速ADSL(So-net Acca12Mプラン)の30倍!!
でもこれはUSENのサイトで計測した値です。
(ちゃんとコチラ側のネットワークモニタで9MB/secぐらいでているのを確認しているので、USEN側が水増しした値を表示しているわけではないようです)


WebArenaなどで測ると


下り42Mbps、上り55Mbpsしか出ていないんですよね。
USENの73Mbpsという数値が他の計測サイトで出ないのは、
・単にUSEN以外の計測サイトのサーバとバックボーン回線がしょぼくて、フルに帯域を出せないだけ。
・プロバイダもUSENなので最短経路でウチまで繋がっているから
のどちらかでしょう。
とりあえず数年ぶりにgyaoでも覗いてみることにします。


あー、あと今まで使っていたSo-netを解約したいのですが、『そう言えばSo-netポイントなんてものを7000ポイントぐらいもらった記憶が……』と思い出しました。

ソネットポイントのサイトを見ていただければ判ると思いますが、『一体何に使えばいいんだよ……このポインヨ……』となること必至ですw

ポイントを貯めるには旅行やコスメ用品購入や車の保険や査定などを利用しなけれならないようです。あとは、毎週(毎日?)用意される下らないミニゲームを愉しんで、数10分かけてやっと数ポイントを得るしかポイントを貯める方法はありません。現金をポイント化することは不可能です。



では、今度はクソネットポイントを消費する方面を見ていきましょう。

「懸賞に応募」は論外

「So-net有料コンテンツを購入」

≫ソネットポイントでSo-net有料コンテンツをご利用いただけます。
≫さまざまなジャンルから選りすぐった人気コンテンツだから試してみて間違いなし!

うわーい!凄い小粒なコンテンツがいっぱいある!

で、残ったのは
「商品と交換」

だけです。

ソネットらしく、ソニーのナイスな商品とも交換できるようですが、ほとんど定価販売なので何かポイントを消費するのが勿体ないです。そもそも7000ポイントじゃロクなものが交換対象になっていない……。
で、よく見たら、


「やった!JCBギフトカードと等価交換できる!これで勝つる!!」

と思ったのも束の間、ポイント数が最低10000ポイントないと交換してくれないようです。
「ならば」、と妥協して隣の5000円分の図書カード(5000ポイント)にしようとしたところ、何やら「My So-netカード」なんていうクレジットカードを作らないと交換してくれないとのこと。

→現在、カードの発行申し込みをして半月が経ったところです。


ソネットポイントってゴミじゃないですか??

せめてどこかのネット書店と提携してポイントを使えるのならまだ良かったです。
Filed under: 日記 — monta @ 21:00