2012 年 12 月 16 日

[レビュー]ボタン電池でアイマス対応 シナモンブレードIII




メーカー iNSTITUTE M@STER
発売日 2012年11月11日
定価 6000円
購入日 2012年12月1日
購入店 「iNSTITUTE M@STER Web」
購入価格 6700円(送料700円込み)
ペンライト色 赤、青、白、橙、緑、紫、桃、紺、黄、黄緑、浅葱、臙脂、ひよこ
光源 フルカラーRGB LEDx1
電池 CR2032 x1
光量切り替え 2段階(ノーマル、ブースト)
連続点灯時間 40分(ひよこブースト)~6時間(緑ノーマル)[メーカー公表値]
全長 20cm
重量 53g[メーカー公表値]
ストラップの有無 なし(ストラップホールあり)
「iNSTITUTE M@STER」のシナモン様が製作・販売するシナモンブレードIIIです。

アイドルマスターのライブレギュレーション(2012年12月現在)
・全長25cm以下
・電源はボタン電池を使用
・市販品であること
上記を満たした「アイマス完全対応フルカラーペンライト」になります。もちろん世界初です。
全長25cm以下には他フルカラーペンライトも該当しますが、ボタン電池に対応したのはシナモンブレードIIIが初です。
また、シナモンブレードIIIは全長を20cm以下とすることでAKB48のレギュレーションにも対応できています。
そして最後の「市販品」という条件ですが、これまでのシナモンブレードだと安全面は市販品並に考慮されているものの、販売形態がコミケなど即売会での手売りがメインで事実上「同人アイテム」という域を出ないものでした。
何を以って市販品とするかですが、詳しくは「シナモン様のご見解」をご参照ください。
また、販売形態は手売りだけでなく、今後は楽天市場への出店も検討しているとのことです。



表現できる色はアイマスのキャラ色である全12色(赤、青、白、橙、緑、紫、桃、紺、黄、黄緑、浅葱、臙脂)+小鳥1色(ひよこ)になります。



マニュアルを見てもわかるようにアイマス愛に溢れていますね。


■外観■

左からカラフルビーム、瞬色瞬光、光刀正光、シナモンブレードIII、七色棒FK-105、エコブレードSS、キングブレードX10です。
全長は20cmとなっており、フルカラーペンライトの中では最小サイズになります。
外観は水色のプラスチックで覆われており、これまでのシナモンライト、シナモンブレードのようにシースルーで基板が丸見えということはありません。見た目は完全に市販品と同等です。



しかし、電池蓋の継ぎ目からわずかに光が漏れてしまっています。個体差かも知れません。



乳白色の筒は着脱可能。



筒は内側の光をよく通す仕様になっています。



筒先端には半透過反射フィルムが貼ってあります。



LED拡散レンズは基板に直付けとなっています。



電池はCR2032一個を垂直に挿入します。
もちろんドライバーレスで電池にアクセス可能です。



側面には色の切り替え(順送り、逆送り)に使うジョグスイッチと、モードの切り替えを行うタクトスイッチが配置されています。



電源のON/OFFは、ジョグスイッチとタクトスイッチを同時に押し込むことで行います。
慣れないうちはタクトスイッチを押し込みにくいですが、使っているうちに勝手がわかるようになります。



底面にはストラップホールがありますが、ストラップ自体は付属していないので各自お好きなモノをお付けください。


montaはnamcoのストラップを付けておきました☆


■機能■
シナブレIIIの機能は多彩です。


まず色の遷移モードとしてアイマスキャラ色モード、ColorfulDaysモード(エコブレSSの色並びと同じ)、スムーズモード、キオクモードの4種があります。
遷移モードの切り替えはジョグスイッチを軽く押し込むことで行います。
ジョグスイッチを強く押し込んだ場合は、色にロックがかかり、ジョグを傾けても色が変わらなくなります。

A:アイマスキャラ順モード
赤(春香)→青(千早)→白(雪歩)→橙(やよい)→緑(律子)→紫(あずさ)→桃(伊織)→紺(真)→黄(亜美/真美)→黄緑(美希)→浅葱(響)→臙脂(貴音)→ひよこ(小鳥)
B:ColorfulDays順モード
白→黄→青→赤→臙脂→緑→浅葱→黄緑→橙→桃→紫→紺
C:スムーズモード
LEDのRGB色を細かにブレンドすることで自由な色を作り出すモードです。
ジョグスイッチを弱く傾けると以下の順でじわじわ~と色が移り変わっていきます。
[赤……黄……緑……青緑……青……紫……赤……白(弱)……白(強)]

任意のポイントで止めてタクトスイッチを押すことで、その時の色を記憶することが可能です。
記憶した色は次の「キオクモード」にて使用可能になります。
D:キオクモード
スムーズモードで登録した色を使用するモードです。
13色まで色の保存が可能となっています。
※電池を外しても設定情報は保持されます。スゴいことやってます。
次に各色ごとに光の出力レベルをノーマルモードとブーストモード(ノーマルの4倍相当)に切り替えることができます。
出力の切り替えは側面のタクトスイッチを長押しすることで行います。
詳しい使い方はシナモン様のページをご覧ください。
動画もあります。




■分解■

ネジを2本外すだけで基板にアクセス可能ですが、裏面を見たい場合にはどうやらリード線を除去する必要がありそうでしたので断念しました。


■重さのバランスについて■

重量は電池込みで実測50gです。
フルカラーペンライトでは軽い部類ですが、実は「筒と持ち手部分の重さの割合」が他のペンライトと大きく異なります。
他のフルカラーペンライトの筒と持ち手の重量のバランスを比較しました。
シナブレIII キンブレX10 エコブレSS 瞬色瞬光 光刀正光 (番外編)サイクラ
筒の重さ 19.2g 19.1g 11.5g 13.3g 20.5g 17.2g
持ち手の重さ 31.5g 74.9g 73.3g 31.5g 84.1g 16.1g
筒の割合 37.8% 20.3% 13.5% 29.6% 19.5% 51.6%
この表からシナブレIIIの筒は、全長と細さの割に重いと言わざるを得ません。
ペンライトは振るものなので、頭(筒)が重いほど腕への負担が増えてしまいます。
※振るのに最も適していないのはサイクラことサイリュームクラシックさんです。

■発色■
最初に述べさせていただきますが、シナモンブレードIIIはアイマスレギュレーションに対応するために本体の小型化と電源のボタン電池化を行ったため、他フルカラーペンライトに明るさでは及びません。
これは恐らくCR2032から取り出せる電流値が極端に少ないためだと思われます。
以降の写真は全てブーストモード時に撮影したものです。



色ムラはLED付近が強く発光する傾向です。



白は市販フルカラーペンライトが総じて紫がかるのに対し、シナモンブレードIIIは緑がかった白になります。



赤は明るい場所だと筒の乳白色が浮いた色になります。



青は筒全体がキレイに光ります。



橙(オレンジ)は長時間用サイリウムのオレンジに似た色ですね。



緑も青同様、筒全体がキレイに光ります。



紫も問題ありません。



※他ペンライトはピンクモードで撮影
桃色は色が薄いため、明るい場所だと薄紫色に見えます。
ピンク系統の色なら後述の臙脂色の方が近いと思われます。



紺はエコブレSSのブラックライト色モードと似たような黒紫の発色になります。
※エコブレSSもアイマス仕様の色を備えています。



黄色は電池が消耗してくると緑色に寄ります



黄緑はキンブレX10やエコブレSSがアイスグリーンに近いのに対して、黄色味が強い色になります。



※他ペンライトは水色モードで撮影(エコブレSSを除く)
浅葱色は緑が強めに入った水色をよく表現できています。



臙脂色は一般的なペンライトだとピンク色に相当する発色でした。



ひよこ色は薄く緑がかった黄色と言ったところでしょうか。


■まとめ■
■良い点
・現状で唯一のアイマスレギュレーション対応フルカラーペンライト
・AKB48レギュレーションにも対応
・アイマス色を網羅
・任意の色をキオクすることができる
・省電力志向

■ボタン電池が要因の制限事項
・明るさが暗いのは否めない

■課題点
・筒の重さ
来る「THE IDOLM@STER MUSIC FESTIV@L OF WINTER!!」に向けて導入しましょう。

2012 年 12 月 15 日

サイクラ&大電光改&キンブレX10の発色比較




「サイリュームクラシックとキンブレX10の発色を比較してください」というご要望を頂いたので記事にしてみました。
ついでに大電光改も一緒に比較します。
関連記事:「キンブレ:シャイニング&マットフィルム&X10の発色比較」

■白■

白はX10が紫過ぎるので白色LEDタイプのペンライトを用意しておくのが鉄板だと思います。
純白サンクチュアリィが紫がかってしまうと困ります。
サイクラと大電光改で発色に大差はありません。

■オレンジ■

オレンジはX10が苦手としている色の一つです。
橙LEDを採用しているサイクラ、大電光改の方が発色が良いです。
大電光改オレンジは先端まで発光しないのでサイクラの方が良いですね。(ただし、先端処理をすること)

■赤■

赤は明るい場所だとX10とサイクラが筒の乳白色が目立ってしまうのに対し、大電光改は筒が赤いので発色も安定しています。

■緑■

濃い緑が好みなら大電光改、蛍光グリーンのような緑が好みならサイクラ、X10です。

■青■

青も緑と同様でサイクラとX10は同系統の発色、大電光改は濃い目です。

■ピンク■

ピンクはサイクラが紫がかってしまうのが致命的です。

■紫■

紫は発色が非常に難しい色で未だに何色が正解なのかわかっていません。
大電光改の紫は濃い目ですが明るくありません。(先端まで発光しません)


■黄色■

黄色は高輝度黄色LEDを採用している大電光改がイイですね。
キンブレシャイニングは黄緑に近く、X10はオレンジ色に近いです。


■エメラルドグリーン■

エメラルドグリーンは大電光改にしかない色です。
参考までにX10のライトグリーンを並べました。

2012 年 12 月 8 日

C83には不参加です。委託もありません。


ご報告が遅れて申し訳ありません。
サークル「monta@site」はコミックマーケット83に不参加となっております。
落選というわけではなく、当初から申し込んでおりません。

当サークルが扱う「TS解析テクニック」シリーズは、放送技術とデータ放送の仕組みをどなたにでもわかりやすく解説する薄い技術書です。
今まで同種の本がなかったのか、C81、C82共に大変ご好評をいただけました。
しかし、TS解析という性質上、その入口には常にグレーな領域が立ちはだかります。
昨今の法改正を受けてか、TSデータの保存に利用する某アプリケーションも現在配布を取りやめているのが現状です。

「TS解析テクニック」シリーズが違法行為を示唆するものではないことは読者の皆様ならご存知のことだと思いますが、ひとまず今回のC83は様子見とし今後の動向を注視していく次第です。

それでは、またいつかお会い出来れば幸いです。
Filed under: サークル情報 — monta @ 23:13

2012 年 12 月 4 日

Tony&カントク2013カレンダーを導入




昨年買って非常に実用的だったので、今年も買わせて頂きました。

こんばんは、montaです。



「美少女コンテンツ雑誌 E☆2」を発行している廣済堂が発売したカレンダーです。
amazonで1500円でした。(現在品切れ)
A2サイズ13枚綴り、画集クオリティの印刷を施してこの価格はハッキリ言って安すぎですよね(;´Д`)



カレンダーの日付は隅っこに小さく入っているだけなので、一般的な意味での実用性は乏しいのですが、



A2サイズのポスターそのものとして使えるので、これはこれで実用性がありますよね!


実家住まいなど、カレンダーを貼る勇気がない方は、


「日本の猫」というカレンダーが無害でオススメです。


このサイトは、


グッスマねんどろいどカレンダーの12月に深刻なバグを見つけてしまったmontaがお送りしております。

備考:


ねんどろいどカレンダーはこういう風に使うこともできます。
Filed under: 日記 — monta @ 23:53