2012 年 12 月 1 日

雑記121201


ちょっと前の話ですが、


レーシングミク 2011ver.のスケールフィギュアを買いました。


こんばんは、montaです。



2011ver.のレーシングミクさんは通常形態よりもちょっと豊満なボディとなっており、視覚的に大変楽しめるようになっております。


ただ、残念ながらこのフィギュアのデキは今一と言わざるを得ません。
amazonで早くも40%OFFになってることからもお察しください。



■ツインテールのハメ込み穴が合わない
ドライヤーで温めて慎重に押し込まないとまず入りません。
無理矢理押し込むと最悪折れてしまいます。



■ツインテールの塗装が単調すぎる
滑らかなグラデーションなどなくて、テカっているだけです。
一応先端はクリアになっていますが、全体的に重たい印象を受けてしまいます。

他にもスカートの透け具合がデコマスと違ったりなど、明らかにグッスマの品質管理が以前より落ちているのが見て取れます。
ここ最近のグッスマは中国の生産ラインが安定していないようで、フィギュアの発売延期も目立ちます。(このレーシングミク2011ver.も当初は9月発売のところ11月まで延期)

以前のグッスマは誰もが満足するデキのフィギュアを安価に供給する優良企業でしたが(結果、本社を松戸からスカイツリー横のビルに移転できるほど成功)、今のグッスマは予約買いするのが怖いメーカーの1つです。
来月に発売するアルティメットまどかも一旦キャンセルして、購入報告を待ちたいと思います。




BDをマウントしなくなったPS3を分解して、レンズを掃除したりしていました。
結果は無事復活しました。レンズの上にわずかなホコリが乗っていたようです。
(途中、スロットローディングのギアがいくつか外れてしまいアタフタしてしまったのはナイショ)

montaのPS3は初代60GBモデルですが、まだまだ動いてくれるようですね^^

このサイトは(ないしょのないしょ!)が気になっているmontaがお送りしております。
Filed under: 日記 — monta @ 18:20

2012 年 11 月 25 日

雑記121125_コボォ……


こんばんは、気づいたら今月はペンライト関係のことしか更新していなかったmontaです。
お察しのように最近は光る棒がライフワークになっています。

■最近買ったもの


kobo gloでございます。
楽天という会社はInfoseekにあったインターネット初期を支えた個人サイトを全て消去するほど文化に理解がない企業なのですが、何を思ったか最近は電子書籍サービスに手を出しているようです。
Infoseekの件を見ても、知的生産物を扱う資格がとてもあるとは思えないので皆さんkoboの「サービス」は利用しないでください。「Raboo」のようにわずか13ヶ月でサービス終了になる可能性があります。
さて、koboのサービスはどうでもいいですがkoboのハードウェア(特にglo)はとても魅力的です。
・解像度758×1024ドット@6インチ
・重量185g
・バックライトあり
・外部MicroSDスロットあり
・内蔵ストレージも実はMicroSDなので非保証ながら交換可能
 →最大内蔵32GB+外部32GB = 64GB構成にもできたり。
・読み込めるファイルの種類が多い
・価格は7980円
要は今まで自分でスキャンしていた人たち向けの端末というわけですね。
対抗のAmazon Kindle PaperWhiteはストレージが2GBで、他に必要な本はネット経由(クラウド)で同期するコンセプトなので回線がない環境だといささか不便です。
というか、現在の一般的な3G回線速度や転送容量制限を考慮すると、クラウド云々のコンセプトは気が早過ぎると思うのですがどうでしょうか?地下鉄に乗っていると特にそう感じます。

ただ、gloもファイルブラウズが遅すぎて大量のファイルを保存しているほどイライラしてくるという、せっかくの大容量が台無しな残念仕様でありますが……w



E-Inkの端末を買うのはコレが初めてですが、初期の頃と比べて色々進化しているんですね。
以前はページを送る度に全面ブラックアウトして描画し直す(リフレッシュ)というE-Inkの特性が、今は6ページに1回につきリフレッシュするだけで済むようになったみたいですね。
描画自体のスピードも早くなっているので、体感ではちょっと遅い液晶程度の感覚でページを送れます。

タブレット端末もいいですが、E-Inkを採用した電子ブックリーダーが手頃な価格になってきたので新しモノ好きはそろそろ購入しても良いのではないでしょうか。
無料の青空文庫だけでも読み切れないほどありますしね。
来年には時代小説の大家である吉川英治氏も青空文庫で読めるようになります。
Filed under: 日記 — monta @ 23:59

2012 年 11 月 19 日

キンブレ:シャイニング&マットフィルム&X10の発色比較


[最終更新:2012.11.25 PM15:00]



キンブレのマットタイプフィルムが全て揃いましたので発色を比較していきます。
※交換用フィルム(チューブ)はルイファン・ジャパンの通販にて1本380円にてお買い求めいただけます。

まず初めに述べておきますが、マットタイプフィルムの質は色によってバラつきがあります。


ホワイト、ブルー、グリーン、パープルは表面のザラザラとした紙のような質感が目立ちます。


↑紙のようにザラザラとした感じがわかるでしょうか?
暗い場所&遠目で見る分にはわかりませんが、近くで見ると気になります。
以上の仕様をご理解した上で比較をご覧ください。

照度については例によって以下のページにまとめています。
コンサート用ペンライトの照度比較


■ブルー■

ブルーは言わずもがな青さ照度共にスーパーブルーの圧勝でしょう。
マットフィルムはシャイニングフィルムと比べて照度が半分以下にまで落ちます。


光源を青色LED(スーパーブルー)にした場合のマットとシャイニングです。
本来はスーパーブルーを2本用意するべきですが、まだ購入していないので代わりにサンダー彩ブルーを流用しています(ほぼ同等の照度)
マットブルーのデキが今一なため見た目ではシャイニングの方が綺麗です。

■レッド■

レッドはマットもシャイニングも照度は特に変わらないのでお好みな方をお選びください。
(キンブレレッドが1本しかないため写真ではサンダー彩レッドを光源として流用しています)

■グリーン■

マットフィルムはシャイニングフィルムに比べて照度が約1.3倍になります。
グリーンはX10の方が優しい緑色ですね。
シャイニング、マット共に若干黄緑に寄っています。

■オレンジ■

マットフィルムはシャイニングフィルムに比べて照度が約1.4倍になります。
UOの代わりとして使う場合、X10は薄くて暗い、マット・シャイニングはオレンジ色が濃すぎるという問題があります。
UOの色に近いのはサンダーオレンジですね。
しかし、キンブレが多数派になりつつある今の会場だとどのオレンジ色が正解かと一概に言えません。

■イエロー■

イエローはX10とキンブレMAXとで大きく色が異なります。
X10はオレンジに近い黄色、MAXは黄緑に近い黄色です。
シャイニングとマットで色、照度の傾向に違いはないので好みでお選びください。
追記:二次ロット発色


X10の二次ロット品から黄色の赤味が減りました。

■ホワイト■

ホワイトはX10とキンブレMAXとで大きく色が異なります。
X10は紫がかった白、MAXは純白に近い白です。ただ、MAXでもマットとシャイニングで微妙に色が異なっていて、


マットはカルピスや蛍光灯のような白色、シャイニングはほぼ純白です。
見た目の綺麗さではシャイニングになります。
追記:二次ロット発色


X10の二次ロット品から白の紫っぽさが軽減されました。

■ピンク■

ピンクは全てのフィルムで色が異なるため選択肢が実に豊富です。
特にマットとシャイニングフィルムで大きく色が異なるのでご注意ください。


マットは赤に近いピンク色になります。(照度はシャイニングの半分になります)
イメージ的には以下の色を想像してください。
[X10]

[マット]

[シャイニング]

[AKBチームA]


■パープル■

パープルもフィルムで色が異なります。
※X10はパープルとバイオレットの両方を用意しました。



マットはX10のバイオレットに近い色で、シャイニングはX10のパープルに近い色となります。
どちらが良いかは好みでお選びください。(なお、マットフィルムの表面の質感はあまり良くありません)

■結果■
マットとシャイニングで発色の違いに注意すべき色 ホワイト、ピンク、パープル
マットとシャイニングで照度の増減に注意すべき色 ブルー、グリーン、オレンジ、ピンク

2012 年 11 月 15 日

[レビュー]青色LED採用キングブレード スーパーブルー




メーカー ルイファン・ジャパン
発売日 2012年11月8日
定価 2100円
購入日 2012年11月8日
購入店 でらなんなん秋葉原店
購入価格 1775円
ペンライト色
光源 3W 青色LEDx1
電池 単四x3
光量切り替え 4段階
連続点灯時間 2.5~10時間(メーカー公表値)
全長 25cm
重量 95.8g(電池・ストラップ含む)
ストラップの有無 付属




キングブレードシリーズへ新たに「スーパーブルー」が加わりました。



名前の通り、光源のLEDに青色パワーLEDを採用したものとなっています。
これまでのキングブレードはフルカラーRGB LEDを採用したX10と、赤色パワーLEDを採用したレッド以外は全て白色LEDを光源としていました。
白い光にフィルタをかけて特定の波長をカットすることにより様々な色を抽出するのがフィルム交換式ライトの原理ですが、この方法だと光の三原色である赤緑青の再現性が低いという欠点がありました。(特に赤色は再現性がとても悪いのでキンブレでは当初から赤色LEDを採用)
また、キンブレの青フィルムはネオンスティックの青フィルムに比べれば濃いため、普通に実用できるレベルだったのですが明るさが暗いという欠点がありました。
青色はペンライトの中でも特に使用頻度が高い色なので(青を基本色とする演者が多い)、光の最終兵器を自称するキンブレは明るさと発色の両方を改善することを目指したようです。
なお、白色LEDを使用していた旧MAXブルーは生産終了となります。

■外観■


全長、重量などは全て従来のキンブレと同様なので省略します。



左がスーパーブルー、右が普通のキンブレMAX
LEDの実物を見たいところですがキンブレは分解が面倒なのでひとまず省略します。

■発色・照度■ 例によって照度は「コンサート用ペンライトの照度比較」ページにまとめていますのでそちらをご覧ください。



左からスーパーブルー(青色LED)、X10ブルー、MAXブルー(白色LED)になります。
見てわかるように圧倒的な光量です。X10は照明が明るいと筒の白さが際立ってしまいますが、スーパーブルーはいかなる照明下であっても青とわかるレベルです。



青色LEDで先行したサンダー彩ブルーとの比較です。
照度自体はサンダー彩のLV3とスーパーブルーの4段階目はほぼ同等です。
軽さ、持ちやすさの面でキンブレスーパーブルーの方が使いやすいですね。

続いてスーパーブルーのフィルムを詳しく見てみます。


スーパーブルーのフィルムは旧MAXブルー(シャイニングタイプ)のフィルムよりも濃さが薄くなっています。
薄くなったと言っても光源が青色LEDになっているので、発色の濃さと明るさの両立が可能です。



試しに光源を白色LEDにして点灯した写真です。わかりづらいですが、スーパーブルーのフィルムは白っぽく見えます。(明るさでは有利)
実際に照度を測ってみるとやはりスーパーブルーのフィルムは光を透過しやすいようです
  1 2 3 4(照度:lx)
スーパーブルーのフィルム 324 416 503 586
旧MAXブルーのフィルム 250 306 354 405
(光源はスーパーブルー本体)

参考までに新品アルカリ電池4.5V時の消費電流も測っておきました。
光量 mA
1 230
2 300
3 350
4 410

■フリッカー(ちらつき)■
キンブレはPWM制御によって光量を調節しているのですが、パルスの周期がよくないのか最大輝度以外ではフリッカーが発生していました。(暗い部屋でキンブレを振ってみれば残像が出ます)
スーパーブルーはどうなっているかは以下の動画をご覧ください。

フリッカーが見事に改善されています

また、フリッカーとは別の話ですがキンブレの欠点として「衝撃を与えると消灯してしまう」という問題もありました。
この問題ですが、どうもキンブレは通電を常に監視しているらしく、ちょっとでも瞬断すると即座にシャットダウンする仕様のようです。(キンブレの消費電流値が測れないのはこれが原因?)
このシビアな仕様ですがスーパーブルーでは改善されていました。
多少ぶつけたぐらいではビクともしませんでした。(消費電流も測れていますしね)

■まとめ■
■良い点
・青色パワーLED採用ペンライトではもっとも安い
・明るさ、発色も申し分なし
・フリッカーが改善された
・耐衝撃性が上がった
・他、キンブレの良いところは全てそのまま

■悪い点
・フィルムはシャイニングタイプのみ
 マットを使いたい場合は自分で交換する必要あり
・旧MAXの青を買ってしまった人が可哀そう
というわけで、明るくてキレイな青色ペンライトが欲しい方にはぜひともオススメできる製品に仕上がっています。