[レビュー]AKB48オフィシャルスティックライトNEO
[最終更新:2012.10.19 AM00:10]
AKB48の公式グッズにて、
気になるライトが発売されましたので購入してみました。
その名も「AKB48オフィシャルスティックライトNEO」です。
メーカー | 株式会社デジタルマーケット |
発売日 | 2012年10月05日 |
定価 | 1500円 |
購入日 | 2012年10月18日 |
購入店 | セブンネット |
購入価格 | 1500円 |
ペンライト色 | ピンク(チームA)、イエロー(チーム4)、グリーン(チームK)、ブルー(チームB) ※すべて別売り |
光源 | 高輝度白色LEDx1 |
電池 | 単四x3 |
光量切り替え | なし |
連続点灯時間 | 不明 |
全長 | 25cm |
重量 | 91.9g(電池・ストラップ含む) |
ストラップの有無 | 付属 |
購入したのはチームAのピンク色ですが、チームBの青、チームKの緑、チーム4の黄色もあります。
さて、このAKB48オフィシャルスティックライトNEOの何が気になるかと言うと、以下をご覧ください。
「こ、これはキングブレード!?」
いやいや、そんなまさかと思いつつパッケージを確認してみても、
どこにもルイファン・ジャパンの名前はありません。
しかし、
電池がキンブレと同じ三菱なのでルイファン製である可能性は極めて高いです。
というわけで本家キンブレとの違いも含めてレビューしていきます。
■外観■
全長は25cmでキンブレと同じですが、持ち手にある鏡面装飾リングの幅が太いため、発光部がキンブレと比べて7mm短くなっています。
例によって筒は取り外し可能です。
フィルムも例によって柔らかい材質ですので、「フィルムがズレる問題」も相変わらず発生しそうです。
先端処理は単に蓋をするのではなく、「AKB48」ロゴが薄っすら光るようになっています。
これはカッコイイですね(´Д`;)
底面のスイッチ。
キンブレとは点灯方式が異なり、「0.2秒一回押しで点灯」「0.5秒長押しで消灯」という判定になっています。
キンブレは軽く押すだけで点灯してしまうので、運搬中にうっかり電池を消費していたという悲劇が起きることもあります。それに比べればセーフティーな仕様だと言えます。
また、明るさの調節はできません。
もっとも、キンブレは最大輝度以外だとフリッカーが酷いので、中途半端なPWM制御を入れるなら初めから無いほうがいいとも言えます。
付属のストラップはキンブレよりも太くて長いものとなっています。
重さは91.9g(電池とストラップ込み)
キンブレは95.2gなのでどこか軽量化されているはずです。
持ち手の重量(電池抜き)は
AKBが32.9g、キンブレが37.9gなので内部が単純化されている可能性が高いですね。
実際に、
キンブレの特徴であった巨大ヒートシンクを通気口から発見することはできません。
AKBは明るさの調節もできないので回路が削減されていそうです。
■発色・照度■
フィルムの色から予想できますが、このAKBチームAのフィルムはキンブレピンクよりも薄いピンク色となっています。
わかりやすく言うとサクラ色ですね。
左からカラフルビーム、キンブレピンク、AKBチームA、キンブレX10、大電光改ピンクです。
一見チームAが一番明るく見えますが、これは薄い色のため明るく見えるだけです。
ピンク色に関してはキンブレX10の発色が強烈なのは揺るぎません。
消費電流は4.5V時で103mA流れていました。
実際の照度に関してはいつものように、「コンサート用ペンライトの照度比較」ページにまとめています。
せっかくなので上記ページから一部の結果を抜粋します。
キングブレード | AKBライト NEO |
||||
1 | 2 | 3 | 4 | ||
白 | 220 | 363 | 491 | 682 | キンブレ白を流用266 |
ピンク | 152 | 248 | 346 | 483 | チームA156 キンブレピンクを流用195 |
・AKBライトNEOのLEDはキンブレの明るさ1~2段階目の中間に相当する
・チームAのフィルムはピンクの発色が薄いだけでなく、光もある程度遮っている
色が薄いフィルムは相対的に光の透過が多いので照度は明るくなる傾向が高いのですが、このチームAのフィルムはサクラ色になるのを意図して設計しているようです。・チームAのフィルムはピンクの発色が薄いだけでなく、光もある程度遮っている
単純に最大輝度や発色の良いライトが欲しい場合、本家キンブレが実売2000円以下で買えることを考慮すればこの1500円のAKBライトNEOを指名して買う必要もありません。(AKBファンの場合は別です)
ただし、「キンブレを最小輝度で使いたいのだけど、フリッカーが気になる……」という場合においてこのAKBライトNEOは正にベストな選択肢になりえます。
■まとめ■
「ファンなら買い」
としか言いようがありません。
基本スペックはキンブレ準拠なので扱いやすいですが、既にキンブレを持っているユーザーにとっては買う必要もありません。
それにしてもルイファンさんはキンブレ発売から半年も経たずに超大口顧客を得るなんて凄いですね。(これでルイファンが製造元でないならそれはそれで問題w)
今後はAKB以外でも公式ペンライトとして採用するところが増えてきそうです。
このサイトは「交換フィルムの通販を早く始めていただけると、それはとっても嬉しいなって」と思っているmontaがお送りしております。