2009 年 3 月 17 日

今更ながらディシディア




ここ最近PSPのDISSIDIA FINAL FANTASYを中古で買ってプレイしています。

ディシディア発表当時は、「どうせまたトーセあたりの外注に投げた手抜きゲーだろ……スルーするか」と斜に構えていたのですが……実際は、


「俺が悪かった」

久しぶりにスクウェアの本気が見られる良作でした。(敢えて、「スクエニ」と表記しない)

旧作ファンをニヤリとさせる設定・小ネタのオンパレードで、ディシディアを作ったスタッフは本当に「わかっている」んだなと嬉しくなります。愛を感じます


具体的にmontaが感激した点は、

・フリオニール(FF2の主人公)がFCパッケージと同じポーズを取る



このポーズはイベントで1回だけしか取らないので、うっかりしていると見逃しますね。(シアターのDESTINY ODYSSEY102番で見られます)
monta的にはFF2と言えばこのファミコンパッケージの天野絵フリオニールが一番印象に残っているので、尚更嬉しいです。


・機械と魔法の本が「武器防具」として存在している

共にFF6とFF2のバグ技で、本来装備できない機械と魔法の本を装備できてしまう(ステータスがチートになる)というものがディシディアでは正式に装備可能に。
もちろん隠しアイテム扱いです。ディシディアでのファイアの本は杖系の最強装備になっています。


・エクスデスが「カメェェェッー!」と叫ぶ

ゴルベーザ(FF4)の「いいですとも!」は有名ですが、エクスデス(FF5)の「カメェェェッー!」は原作をプレイしていても覚えている人の方が少ないはずなのにシークレットボイスとして登場。
エクスデスでEXバーストを発動させると希に言ってくれます。


・エンディングがFF1のオマージュである



FF1で最初のガーランドを倒し、コーネリア城から北の橋を渡ると、かの有名なオープニングデモが始まります。

「そして……たんきゅうのたびははじまった」と表示されるアレです。

この時に流れるBGMこそが後にクリスタルの「プレリュード」と共にFFの看板曲となる「FINAL FANTASY」(曲名)です。
このイベントがFFシリーズの出発点と言っても過言ではなく、FFは1作目から演出重視の作品であったことがわかります。

ディシディアでは元の世界に戻ったウォーリアオブライト(FF1の主人公)が、FF1のオープニングデモと同じシーンに溶け込んでいきスタッフロールへと続きます。
もちろん流れる曲は「FINAL FANTASY」(FF4のイントロ付きVer。FF12でもそうでしたね)
この演出は反則ですよ。涙腺に来ます。


・エンディング曲が歴代エンディングメドレーのメドレーである

↑のメインスタッフのスタッフロールが終わると、続いて開発に携わった全スタッフのスタッフロールが始まります。
この時に流れる曲が今までのFF1~10までのエンディング曲のメドレーになっているのです。
FFシリーズのエンディング曲は劇中BGMのメドレーになっているのが(FF3からの)慣例なのですが、ディシディアではその歴代メドレー中に使われている曲を抜き出して、新たなメドレーをオーケストラで再構築しちゃってます。

FF1「街」→FF2「フィナーレ」→FF3「悠久の風」→FF4「ファイナルファンタジーIVメインテーマ」→FF5「大いなる翼を広げ」→FF6「カイエンのテーマ」→FF7「F.F.VIIメインテーマ」→FF8「Eyes On Me」→FF9「Melodies Of Life」→FF10「ザナルカンドにて」→ディシディアオリジナル曲→プレリュード

※曲名は全て過去作サントラから引用・推測

FF6が何故ティナのテーマではなくカイエンのテーマなのか腑に落ちないところもありますが(カイエンのテーマがエンディングで一番最初に流れるから?)、シリーズ全作プレイしている人間ほど感涙できるメドレーには違いありません。
FF7メインテーマに入る前のカッコイイ転調もそのままオケになっていて「どこまでツボを付いてくるんだ……」と感嘆。

ただ、全編通して8分ぐらいしかないので一作一作の割り当て時間が短すぎて物足りない気もします。

あと近年のFFの伝統通りスタッフロールの終盤、スペシャルサンクス欄に


  ..and ALL FANS OF FINAL FANTASY と明記されています。
さらにディシディアでは
  who have supported us   since December 18th. 1987. の一文が付け加えられています。
1987年12月18日はFF1の発売日です。当時鳴かず飛ばずだったスクウェアがこれが売れなかったら「最後」の作品になると名に冠したのがFFなのです。(現在ではFINALの意味は「最後」ではなく「究極」という意味で使っています)



ディシディアの開発には、キングダムハーツを手がけた若いスタッフが中心として携わっているのだそうです。
キングダムハーツということは、つまりそれは(旧)第1開発事業部なわけで、ディシディアFFは歴としたスクウェアの1線級スタッフによって開発されていたわけです。
外注なんてとんでもありませんでした。

※旧スクウェアはPS1・2時代は「事業部制」を取っており、各事業部によって開発タイトルがほぼ決まっていました。
第1開発事業部:FF7、8、10、10-2、13、キングダムハーツ
       (いわゆる野村哲也氏キャラデザの系譜)

第2開発事業部:サガ

第3開発事業部:クロノ、ゼノギアス、デュープリズム、FF11

第4開発事業部:FF12、FFT、ベイグラ
       ※FF12最初期のPVに「Product Development Division 4」と表記がある。
第5開発事業部:スクウェア大阪。スポーツ系作品(劇空間プロ野球やオールスタープロレスリング)

第6開発事業部:フロントミッション

第7開発事業部:半熟英雄、パラサイトイブ

第8開発事業部:聖剣




ベタ褒めだけでは偏りすぎなのでダメな点も指摘

・戦闘マップが少ない
さすがに1作品につき1つのマップでは少ないです。
ストーリー中のイベントも戦闘マップを流用して進行するので、「あぁ、またこの背景か……」と飽きてしまいます。

・フィールドマップでの移動が単調でつまらない
特にスキルにはケアルぐらいしかお世話になったことがない

・DP達成条件が無茶なものがる
いきなり「10秒以内にEXバースト発動」って言われても、バトル開始前にEXゲージが0だったら達成不可能です。(平家シリーズを使わない限り)

・一部、使いづらいキャラがいる
相手の先を読んでカウンターするぐらいしか勝ち目のないエクスデスと、HP攻撃がフレア(とろい)と隕石(発動まで10秒)しかない皇帝を真剣勝負に使うのはマゾ。
こっちがレベル100なら、レベル90のカオスに勝つことは可能でした

ちなみにmontaの愛用キャラはゴルベーザ。ジェネシスロックの使い勝手が良すぎるため。


・CPUの頭が良すぎる
技が避けられすぎる……


・レア素材アイテムを集めて武器防具を調合して作りより、ドロップを狙ったほうが速い。
おかげでギルがあまりまくる。ゼニ投げでもできないのかしら。

・千葉繁@ケフカが生き生きとしすぎている
はまり役にもほどがある。

・女の子キャラが少ない
ティナだけしかいないよ!アルティなんとかとか、暗闇のなんとかとかは知らないよ。

・スタッフロールに「坂口博信」氏の名前が入っていない
植松伸夫氏の名前も同様に入っていないです。

例えFFの功労者であってもスクウェア退社組の扱いなんてこんなものなのでしょうか?




FFファンでディシディアをまだプレイされていない方はぜひ手にとってみてくださいね。
Filed under: GAME,日記 — monta @ 23:59

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