2010 年 7 月 7 日

サウンドカード「ENVY24HT-HG8PCI」


WiseTech、独ESIブランドの7.1ch PCIサウンドカード




≫WiseTechは、独ESIブランドのPCI接続サウンドカード「Prodigy 7.1 Hi-Fi」を7月14日に発売する。
価格はオープンプライスで、直販価格は16,800円。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7で、Vista/7の64bit版もサポート。
monta:『何でこんな5年も前のサウンドカードを今さら売るの?』

こんにちは、montaです。


Prodigy 7.1 Hi-Fiと言えばサウンドカードファンの間では玄人志向の「ENVY24HT-HG8PCI」と非常に基板が似ていることで知られています。

ENVY24HT-HG8PCIの初出は、AKIBA PC Hotline!によると、2005年5月14日週のようです。
NO-PCI技術採用の低ノイズ仕様サウンドカードが玄人志向から


もちろん物好きなmontaは、


以前じゃんぱらで中古1980円で売っていたのを確保してあります^^;

で、件のProdigy 7.1 Hi-Fiは日本国内ではこれまで未発売でしたので正確な発売日は判りませんが、韓国内(※Egosysは韓国のメーカー)では2006年には発売されていたようです。
玄人志向が独自でサウンドカードを設計するとは考えづらく(基本的に玄人志向は海外メーカーの製品を箱詰めして売っているだけ)、OEM元が存在しているのでしょう。
なお、この2種と同じ基板デザインを持つサウンドカードがもう2点あります。

1つ目は


「Comrade DIGITAL 7.1 HiFi Plus」です。
ギガバイトが作ったかのような青い基板とシールドが印象的ですねw
こちらもProdigy7.1 HiFiと同時期(2006年)に既に発売されていた模様です。

2つ目は


「TOKYO STYLE S010」です。
これはブリッジチップを介することでPCI-ExpressX1接続が可能になっています。
どれも基板デザインがよく似ていますが、微妙に異なる仕様があるのでまとめてみます。
■共通仕様
 サウンドコントローラ:VIA Envy24HT
 DAC :Wolfson WM8776(フロント2ch用 108dB) 、WM8766(他6ch用 103dB) 最大24bit 192kHz
 ADC:Wolfson WM8776(102dB 最大24bit 96kHz)
  ※WM8776はDAC、ADCとセレクタがまとまったCODECチップ。
 ラインアンプ用オペアンプ:JRC4580D


■ENVY24HT-HG8PCI
 基板色:緑
 デジタル(S/P DIF)入出力:光デジタル(in out)、同軸デジタル(in out)

■Prodigy 7.1 Hi-Fi
 基板色:白
 デジタル(S/P DIF)入出力:光デジタル(in out)
 追加アナログ出力:2ch RCA

■Comrade DIGITAL 7.1 HiFi Plus
 基板色:青
 デジタル(S/P DIF)入出力:光デジタル(out)
 追加アナログ出力:2ch RCA
 ラインアンプのゲインを+3dB切り替え可能なジャンパあり
 
■TOKYO STYLE S010
 基板色:緑 ※シールドなし
 デジタル(S/P DIF)入出力:光デジタル(in out)、同軸デジタル(in out)
 PCI-EX x 1接続
 
こうして見ると、ブラケット中央のRCA端子が2chアナログ出力なのか、同軸デジタル入出力なのかが一番大きな差違だと判ります。



シールド位置を見ればわかるように、この基板の上半分はアナログ入出力回路、下半分はデジタル入出力回路として綺麗にセパレートされているんですよ。
ということはブラケット中央にあるRCA端子はデジタル入出力として使うのが正解であり、アナログ出力として使用しているProdigy 7.1 Hi-FiとComrade DIGITAL 7.1 HiFi Plusは本来の基板設計思想から逸脱していると言っていいでしょう。
また緑色のMUSEコンデンサと4580の間にある空きパターンは、Comrade DIGITAL 7.1 HiFi Plusのみがゲイン切り替えのジャンパとして使用しています。基板右上にある拡張ポートの使用用途は不明。

以上の事実を踏まえると、
・一体どのメーカーが「本当の」開発元なのか判らない。もしくは第5のメーカーがあり、そこから全社にOEM供給をしている可能性もある。
・「RCA端子を同軸デジタル入出力として使う」かつ 「全ての空きパターンが埋まっている」フルスペック版が存在しない。

ということが言えます。
まぁサウンドカードなんて狭い市場の製品のルーツなんてどうでもいいんですけどね!

せっかくなのでEnvy系サウンドカードをまとめる!
■Envy24
 ターゲット:DTM用オーディオカード
 特徴:最大24bit 96kHz 8ch x 2 アナログ入出力
    36bit精度 20ch デジタルミキサー
 主な採用製品:
 ・[M-Audio] Deltaシリーズ、Audiophile 2496
 ・[Ego Systems] Audioterminal 010
 ・[Terratec] DMX 6fire24/96
 ・[ST-AUDIO]DSP24

■Envy24HT
 ターゲット:HTPC用サウンドカード
 特徴:最大24bit 192kHz 8chアナログ出力、4chアナログ入力
    ※ミキサーなし
 主な採用製品:
 ・[M-Audio] Revolution7.1
 ・[Ego Systems] Waveterminal192シリーズ
 ・[Audiotrak] Prodigy192、Prodigy7.1、Prodigy7.1XT、Prodigy7.1 HiFi
 ・[Terratec] Aureon7.1 Space、Aureon5.1 Sky
 ・[ONKYO] SE-150PCI、SE-200PCI、SE-200PCI LTD

■Envy24HT-S
 ターゲット:ローエンド~ミドルレンジサウンドカード
 特徴:最大24bit 192kHz 4chアナログ出力、4chアナログ入力
   or 最大20Bit 48kHz 8chアナログ出力、2chアナログ入力
 主な採用製品:
 ・[M-Audio] AudioPhile 192
 ・[Ego Systems] juli@、
 ・[Audiotrak] Prodigy HD2、PRODIGY HD2 ADVANCE
 ・[ONKYO] SE-90PCI
 ・[etc]QUARTET、AV710、Explorer 7.1、ENVY24XP7.1
 
■Envy24GT
■Envy24MT
■Tremor
■Envy24PT
 そんなものもあったね……というレベル。
しまった!時間切れでございます。
続きはまた今度(*´д`*)


Filed under: PC,日記 — monta @ 23:59

2010 年 7 月 2 日

もっとおかわりする!!~DIVA 追加楽曲集2~




みんな!もう「初音ミク -Project DIVA- 追加楽曲集デラックスパック2 もっとおかわり、リン・レン ルカ」は当然ダウンロードしたよね!

こんばんは、PS3とPSPがミク専用コンソールと化しているmontaです。



こちらはリン・レン曲9つとルカ曲9つの計18曲 + トエトのミニゲームで3000円になります。
DIVAにはリン・レン、ルカのポリゴンモジュールが収録されているのですが、残念ながら当人の曲は1曲だけしか収録されていなかったんですよ。
それが今回の追加楽曲集によりオフィシャルでリン・レン、ルカの曲がDIVAで遊べるようになったのです。
(※有志によるエディットデータと楽曲を自分でPSPに導入すれば一応遊ぶことはできました)

で、この追加楽曲集シリーズのターゲットはDIVA内の曲をやり尽くした人向けなので、難易度は高めです。
それでも初聴きの曲でも何とかクリアできるぐらいだったのですが、


「ワンダーラスト」だけは難しすぎた……。
マーカーが○と×しかないのに、動きが速すぎ かつ 極端な転調があるのでボタンを押すリズムが崩れてしまいます><;
とりあえず何回かトライしてクリアできましたが、口ずさんで遊べるようなDIVAの良さを殺した覚えゲーになってしまうのはイヤだなぁと。
あくまで追加楽曲集だから許される難易度であって、DIVA2ndの収録曲でこんなのが標準であったら堪ったものではないですねw

ワンダーラストじゃないですが、 巡姫舞踊曲も


ルカ様のスリットからチラチラ見える黒ショーツに目がいってしまい、ミスしまくりでござる。


DIVAには感謝しています。(ぱんつ的な意味ではなく)
ここまでハマっておいて意外に思われるかも知れませんが、montaはボカロ曲をそこまで聴いている方ではないんですよ。
数が多すぎて、何を聴いたらいいか途方に暮れるわけです。有名どころだってスルーしているのがたくさんあります。
そこへDIVAが登場します。
DIVAには数万曲の中から厳選された良曲のみが収録されているわけで、
『うわ、こんな良い曲あったのか!』とか『この人の曲をもっと聴いてみたいな』といった新たな嗜好を開拓しまくりなわけです(*´д`*)

例えば「*ハロー、プラネット。」だって、恥ずかしながら追加楽曲集1で聴くまで知らなかったぐらいですからね。
最初は『なんだこの明るい8bitサウンド曲はwww』と笑っていたのに、よく聴いたら曲調とは裏腹の核戦争後の悲しいお話で、最後は健気なミクの姿に泣いていましたからね。(ミニゲーム版のtrueエンドでさらに泣くことになる)
DIVAは良いゲームです。


Twitterの『クジラ萌え擬人化』画像が好評 公式導入希望ユーザ続出




これ考えた人に惚れるw
G.T.たん(*´д`*)ハァハァ


旧型チップセットでも6コア/DDR3対応、AMD 480Xマザーが発売に


変態の代名詞、ASRockから。
いまいちターゲット層が判らない一品。
DDR3じゃなくてDDR2だったなら旧規格使っているユーザーのアップグレードパスとしてまだ有用だったのでは?
Filed under: GAME,日記 — monta @ 23:59

2010 年 7 月 1 日

雑記100701_少女曰く天使……もとい、奏




ねんぷちの天使ちゃん買ってきましたよ(゚∀゚)

帰りの電車でTLをチェックしていたら、なにやら「アキバでは一部の店舗で電撃G’sマガジンが完売!」と書かれていたので、焦りつつ地元の本屋に行くと普通に5冊ぐらい積んでありましたw
さすが、SAIの国さいたま。



はぁ……天使が増えてしまいました><;

ミクの日感謝祭 Blu-ray DVD CD 3パッケージ同時発売!


9/1発売。CM動画もあり。
montaも行ったあの日の感動が再び。

消失PVを感謝祭とDTで比べると同じモーションとは言え、やはり感謝祭の方が膝立ちでスクリーンをたたき付けるシーンや、深刻なエラー発生後の砂嵐で一瞬にしてミクが皆の前からかき消されるといった「ミクライブならではの演出」が実に映えているんですよ。
他にも、一瞬で完了する衣装替えや、水分補給せずに疲れることなく間髪入れずに歌い続けるといった人間には不可能な領域に突入しているので、マジでミクライブおすすめ。
Filed under: 日記 — monta @ 01:42

2010 年 6 月 27 日

雑記100627_テレビが欲しい




部屋には3台のPCディスプレイがあるものの、まともなテレビは部屋の模様替えの際に撤去してしまったので無いのです。


こんばんは、montaです。


PCでデジタル放送を見たりPS3をHDMI接続することは容易いのですが、所詮24インチでは画面サイズが寂しいのですよ。
もちろんお察しのとおり「ミクさんのため」でございます^^;

「もっと大画面でDTとPSPのDIVA2ndをやりたい!ミクちゃんと1つになりたい!!」
そんなピュアでイノセントでドリーミーな願望を叶えるために37インチぐらいのREGZAを検討しています。
もうメーカーを選ぶ以前に、「ポータブルズーム」が必須なので東芝のREGZA一択ですw

というわけでリストアップした機種は次の4つ
・37Z1:127000円 (LEDバックライト、レグザエンジンDuo)
・37R1:117000円
・37RE1:105000円 (LEDバックライト)
・37Z9500:85000円
※全てエコポイント17000点付き
液晶テレビのスペックに関してはmontaはまるで門外漢だったので必死に勉強しています(*´Д`)
※どなたか詳しい人アドバイスください。

液晶テレビって今こんなに安くなっていたんですね!
もちろん3波チューナーを複数基搭載は当たり前、D5入力にIPS液晶、超解像、USB-HDD録画など動画用途でPC用ディスプレイを買うのが馬鹿らしくなるぐらい機能が豊富です。
先日発表されたナナオのゲーミングモニタ「FX2301TV」なんて定価99,800円もしながら23インチのTN液晶なので、生まれる前から死んでいる状態です。

つか、REGZAの液晶パネルも、Macのパネルも、iPad、iPhone4のパネルも、W241DGのパネルもついでにNECと三菱のパネルも、『LGのIPSパネル』なのに当のLG自身はゴミのようなTN液晶しか発売していないのは何故なの?
ブランドイメージが優れる他社にパネルだけ供給したほうが儲かるのでしょうか。

それはさておき、上記4つの37インチREGZAでmontaが狙っているのは37R1です。
R1とRE1ではLEDバックライト搭載のRE1の方が上位機種扱いなのですが、「白浮き」するらしくあまり画質がよろしくないようなのです。(そのため人気がなく、実勢価格にも反映されてしまっている)
まだまだLEDバックライト制御は未成熟なようです。

37Z1はフラグシップのZシリーズだけあって2番組同時録画などパワーにものを言わせた処理が可能なのですが、そもそも録画機能はイラナイがな……。
一癖ありそうなLEDバックライトですし、127000円も出すならもうワンランク上のインチサイズが射程圏に入ってきますしね。

一番安い37Z9500は3月に発表されたモデルですが、中身は昨年の37Z9000と大差なく、倍速や超解像技術も1世代前のものらしいです。
特に必須機能である「ゲームダイレクト」が最新の「ゲームダイレクト2」ではなく初期ver、さらにD5ではなくD4入力までしか対応していないのもマイナスです。

というわけで消去法で37R1になりましたとさ。


……それでですね、ここまで検討した時点であることを思い出したんです。

『3Dに対応していないじゃん!』

なんということでしょう。
せっかく時代がとびだせ大作戦に追いついてきたというのに、そのビッグウェーブに乗らないんじゃ勿体ない!!

東芝さん早く3D対応REGZAを発表してくださいよー。(予定では2010年夏に発表)
あ、もちろんセガは3D対応のDTを至急作ること。



それはそうと、


家のリフォームが終わらないので部屋の家具配置が決まらない = テレビを置くスペースを勘定できない罠。



新しい風呂はできたんですけどね。風呂は。
Filed under: 日記 — monta @ 23:59