2009 年 11 月 24 日

霜月はるかコンサート2009「FEL ARY ARIA」




さて、前々から言っていたようにシモツキンのコンサート
「Haruka Shimotsuki Original Fantasy Concert 2009 – FEL ARY ARIA – 」 に行ってきましたよ。

こんばんは、montaです。


当初、「ドラムの音が大きすぎじゃないか?これじゃシモツキンの声が埋もれてしまう!」と思っていたら、montaがシモツキンの実力を見くびってました。
超安定した音程とどこまでも響く声量を兼ね備えたアリア様に進化してました。
なんかコンサートを開くたびにシモツキンの声量が増大している気がするのですが(*´д`*)
どんだけ経験値獲得してるんだw

それでいてMCのときは超ゆるいキャラなんだもんなぁ。シモツキンは最高すぎます><;

今回のコンサートはオリジナルファンタジーアルバムの「ティンダーリアの種」と「グリオットの眠り姫」の世界観に絞ったもので、前半はティンダーリアの種の全曲をストーリーを通して情感豊かに歌い、後半はぬるいMCを挟みつつグリオットモードでした。
 ティンダーリアはちゃんとナレーション付き(CV:沢城みゆき)で、照明や背景映像にも凝った演出が展開されていたことに比べて、グリオットは単に歌うだけというちょっとやっつけ感が目立ったのが気になりましたが、シモツキンの歌声が聞けたので何ら問題はなかったです( ´∀`)
 むしろ、ティンダーリアの中盤はシモツキン本人が認めるように、あまりの心地よさに眠くなるわけですがw
 あとはゲストボーカルも今回は無く、ずっとシモツキンオンリーステージだったわけですが、そのため多重コーラスの部分(護森人とか)は録音でした。

次回のコンサートは待望の『レベルアップシリーズ』だそうで、数多のゲーム、アニメ主題歌が聴ける予定です。大阪公演も予定しているようなので、関西方面のファンの皆様はぜひ。

そうそう、今回のコンサートはやけにビデオカメラをしっかりと回していたので(レールドリーに乗せて)、何かしらの映像媒体で公開されるかも知れません。
ここは是非ともBDで!大丈夫、アルトネリコ3のためにみんなPS3を買うことになるから!



シモツキンぬいぐるみ(小)が増えてきた。良い感じだ(*´д`*)
今回の2009verのシモツキンは写真中央の個体で、弾力が増したものの顔が投げやりな感じで、そんなには可愛くな(ry
……大きい方のぬいぐるみも買えば良かったですかねぇ?
あと、シモツキン饅頭は売り切れてました。買ったところで勿体なくて食べられませんが(;´Д`)
keiさん、食べられたら味のご感想をお聞かせくださいねw

追記:keiさん、早速のレスポンスありがとうございます♪
そうですか、普通の饅頭でしたかw
今回買えなかった身としてはコンサートでの定番商品になって欲しいところです。



パセリ……パセラとタイアップしていたようで、23日限定の「オフィシャルアフターライブパック」なるものがあったらしいです。
翌日が平日ですから、一体何人の人間が行けたのかは疑問です。
特にどこかのコミュニティに入っていないmontaには関係のない話ですが(´・ω・`)



アルトネリコ3のリーフレットを見ていたら、驚愕の事実を発見。
今までのシモツキン、みとせのりこさん、志方あきこさんに続き、
参加アーティスト:KOKIA、上野洋子
なんという最強の布陣。なんという多重コーラス地獄w
さすが世界最響のRPGですね。



祝い花。
SME、バンナム、アニメイト・ゲーマーズ、一迅社、ランプオブシュガー、SoundHorizon、榊原ゆい、グリオット作曲家一同など。
ゆいにゃんってシモツキンと仲良いみたいですね。
アニメのH2OのOPEDをそれぞれ担当したからですか?



会場となった日本青年館。
かなり歴史ある古い建物のためか、ホールの椅子幅が狭かったです。前回のティアラこうとうは綺麗でゆったりとした座席でしたね。
最寄り駅は総武線の千駄ヶ谷駅と信濃町駅なのですが、今までmontaは1回も立ち寄ったことがない駅でした。
総武線は秋葉原 ←→ 新小岩 間ぐらいしか乗らないので。(新小岩のカラオケの鉄人は安いのでおすすめ)



周りをみると、国立競技場や東京体育館、神宮球場といったスポーツ施設ばかりでなるほどmontaの人生には一生縁がなさそうな場所なわけです。
いつかはシモツキンも国立競技場でライブですよヽ(´ー`)ノ



帰り際になんか神々しくライトアップされてる建物があるなぁと思ったら、これ「聖徳記念絵画館」というらしいです。
当然閉館していて人通りが全然ないのに、こうやってライトアップしておく意味はあるのかどうかは別として、綺麗でした。

このサイトはシモツキンはレベルアッパーの使い手に違いないと思っているmontaがお送りしております。
Filed under: リアルレポート,日記 — monta @ 23:59

2009 年 11 月 23 日

「星の調べ」第2回演奏会『交響曲FFT』コンサート プチレポート




『管弦楽団:星の調べ』さんの第2回演奏会を聴きに、立川にある



アミューたちかわにまで行ってきましたよ(゚∀゚)

こんにちは、montaです。

率直な感想を言うと、全てが素晴らしいです。

・素早い誘導ができる運営体制(アイテム士のコスプレ可愛い)
・80人を超えるオーケストラ編成
・原曲の良さをさらに昇華させたアレンジ
・FFTへの愛が感じられるパンフレット
・主催者、指揮者の人柄
・作曲の崎元 仁氏、岩田匡治氏がゲスト参加

とてもアマチュアとは思えません。
これで無料なのは勿体ないぐらい。
※公式で有料にしてしまうと、スクエニ様の許可が下りないので「寄付・カンパ」という名目にするしかないのです。
実際、帰り際には多くの人がカンパしてましたけどね。montaも財布の中が消えていました。


1400人のキャパシティがあるアミューたちかわの大ホールが満員御礼でした。
第1回演奏会では100人ほどしか観客がいなかったそうですが、今回はそれの10倍以上のFFTファンが集まりました。
各種、商業・個人ニュースサイトで大々的に取り上げられた効果ですね。



サッキー(崎元氏)から祝い花が届いていて、凄いなぁと思っていたら、最後にご本人様が登場するなんて。
もちろん相方の岩田氏も一緒です。
もう作曲家公認レベルの楽団ですね。



こちらが愛の溢れるパンフレット。
全14ページにも及びます。



5ページに渡りビッシリと書き込まれた楽曲解説や、遊び心のあるアタックチーム画面など、FFTファンアイテムとしてのデキも一級品です。
こんなの無料で配って良いレベルじゃないです。
見開き一枚のパンフレットしか配らないファミ通のPress Startにも見習って欲しいぐらいですw

プログラム
交響曲FFT
序章
 01:序章   「Bland Logo ~ Title Back」~「Backborn Story」~「P.R. Movie」
  


第1楽章 持たざる者
 02:Opening   「Prologue Movie」
 03:現在   「礼拝堂」~「敵兵襲撃」

 04:過去   「 士官候補生」~「Back Fire」~「アルガスとの出会い」~「アルマのテーマ」

 05:大切なもの   「聖騎士ザルバッグのテーマ」~「出撃前緊張」~「Decisive Battle」~「ダイスダーグのテーマ」~「思い出」

 06:結果   「ディリータのテーマ」~「Trisection」~「そして僕は逃げ出した」



第2楽章 利用する者される者
 07:雌伏 ー 今日はレベル上げ ー   「データ画面」~「ワールドマップ」~「アタックチーム」~「Random Waltz」~「ゲームオーバー」~「編成画面」~「Apoplexy」~「戦闘終了」
 08:雄飛 ー たまにはストーリー ー  「Unavoidable Battle」~「Run Past Through The Plain」~「ブレイブストーリー」

 09:無知   「オヴェリアのテーマ」~「ディリータのテーマ」~「Antipyretic」~「Shock!! ~ 絶望」
 10:真実   「降臨」~「The Pervert」~「聖アジョラのテーマ」



第3楽章 偽らざる者
 11:TRIPLE   「A Chapel」~「Desert Land」~「Antidote」
 12:貿易都市   「ショップ」~「毛皮骨肉商」~「酒場」~「戦士斡旋所」

 13:妹の涙   「恐怖1」~「橋上の戦い」~「レクイエム」



第4楽章 愛にすべてを
 14:RAMZA   「主人公のテーマ」~「Remnants」

 15:聖都ミュロンド   「なぞなぞあじょら」~「恐怖2」~「Bloody Excrement」~「悲痛な心の叫び!」~「聖アジョラのテーマ豪華版」

 16:死都ミュロンド   「Ultema The Nice Body」~「Ultema The Perfect Body!」~「ラスト戦闘終了」

 17:Ending   「Epilogue Movie」~「Staff Credit」
  
 アンコール   「ユニット紹介」
  
※「 」内はサントラでの曲名
※交響曲FFTは未完成です。
休憩込みで3時間半の長編成です。
FFTのサントラに収録されているほぼ全ての曲を網羅しています。(※実はFFTにはサントラ未収録曲が多数あります)
ゲーム音楽のコンサートは1つのタイトルに絞って演奏することが非常に少なく、各ゲームのファンとしては「何故あの曲を選ばない!」というジレンマに陥りがちなため、今回のFFTオンリーに絞ったコンサートは何とも贅沢な話なのです。
もう満腹ですヽ(´ー`)ノ

全曲感想は誠に申し訳ないことにmontaの時間的都合により避けます。
きっとmontaより音楽的素養がある方々がblogに書いてくださると思いますので……(;´Д`)

とりあえず、10曲目「真実」(「降臨」~「The Pervert」~「聖アジョラのテーマ」)でティンパニーのお姉さんが超頑張っていたのが鮮烈に印象に残りました。
原曲はティンパニーが前面には出てこなく、ルカヴィのおどろおどろした雰囲気を緩やかに表した曲でしたが、それがティンパニーが主役かのように激しく前面にアレンジされていて、よりルカヴィの恐怖を引き立たせる低音重視の曲に変貌していました。
しかもティンパニーのタイミングが全て完璧。格好良すぎます><;
(ウチの姉が中学、高校とティンパニー奏者だったので一際気になるのです)

FFTの曲は銅鑼(ゴング)やチューブラーベル、シロフォンを使う曲が多く、ティンパニーをはじめ、パーカッション組は終始せわしなく動いている感じでした。
「降臨」なんて原曲が、人間が演奏することを考慮していない楽譜なので2人がかりでチューブラーベルを鳴らしていましたし。
ホント、岩田氏の感想通り「そこまで再現するのか(笑)」というレベルでした。


後は厳しいことを言うとトロンボーンかトランペットが甲子園の応援団みたい音でキレがないなぁと。
もっとビシッと締まりのある音なら完璧でした。
団長の蘭星氏のホルンは鬼畜な譜面にも関わらず綺麗です。




アンケートわらたw
エルムドアから源氏シリーズを盗もうと躍起になる人間が絶えないのは誤植攻略本「FFT大全」の功罪ですね……w。



楽器ができるならこういう楽団にmontaも絶対入っていたでしょうね。
星の調べの皆さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。

さて、これからシモツキンコンサートに行ってきます。
もう物販は一部売り切れてるみたいですが。

崎元氏、岩田氏のコメントは後日追記更新予定!

追記:
4Gamer.net ― 崎元 仁氏と岩田匡治氏がサプライズゲストで出演した,アマチュア楽団「星の調べ」による「ファイナルファンタジー タクティクス」演奏会レポート


4Gamerさんに全てまとまっていたので、こちらで代用おねがいします。
montaの記憶の海にダイブするよりは確実です。
Filed under: リアルレポート,日記 — monta @ 14:00

2009 年 11 月 22 日

マヤカレンダーの終わる日か……映画『2012』


21日から公開のローランド・エメリッヒ監督映画『2012』を見てきました。

こんばんは、montaです。

タイトルの「マヤカレンダーの終わる日か……」はラーゼフォン最終話でのセリフの一部です。
バーベム卿:「私は只、行き着く先を見てみたいだけなのだよ弐神君・・・」
 ラーゼフォンシステムは、MUの世界に私が在った時、私が作り上げたモノだ・・当然だろう?」

弐神:「何百年前の話です? 何千年かなぁ?」
バーベム卿:「何万年だったかな・・それだけ待ったのだよ・・カトゥンの時代が終わる時、ラーゼフォンシステムがこの世界に顕れる約束の日、2012年12月28日を・・」
弐神:「はっ、マヤカレンダーの終わる日か……そのゲームで世界はどう変わるんですかね?」
バーベム卿:「ヨルテオトルへ至った、あの二人次第だよ・・私は只システムを創っただけだ」
皐月章さんのサイトから引用させていただきました。

当時は「マヤカレンダーって何よ?何でそんなもの最終話で突然持ち出してくるのよ?」って思い、ネットで調べていましたが、2002年の時点では「マヤ文明で使っていたカレンダーに2012年以降の暦がない」以上の詳しい情報はなかったと記憶しています。
それが今や”マヤカレンダー”だけで5万件もヒットするのですから、世の中には終末論スキーがたくさんいたものです( ´∀`)

さて、映画2012はそんなマヤ文明が予言した終末を描いた作品です。
なんでmontaがわざわざ公開初日に見に行ったかというと、NHKがクローズアップ現代で取り上げていたからです。
超ゴールデンタイム(PM19:30)にNHK様が大プッシュですよ?
(11月18日のクローズアップ現代「“衝撃”のVFX~ハリウッド席巻する日本人~」)

内容は坂口 亮氏という若干31歳の日本人男性がハリウッドの第一線でVFXを指揮しているというものです。
坂口氏はデジタル・ドメイン社に所属していて、関わった作品は
「タイムマシン」
「トリプルX」
「デイ・アフター・トゥモロー」
「父親たちの星条旗」
「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
「スピード・レーサー」
「ロード・オブ・ザ・リング」
「デイ・アフター・トゥモロー」
「2012」
と、皆が皆知っている超有名作品ばかりです。
しかも、アカデミー科学技術賞まで受賞している名実ともに世界でもトップクラスのCGエンジニアの1人です。
そんな坂口氏の経歴は「ディジタル最前線 Vol.23 ハリウッド映画界でアカデミー科学技術賞を受賞した坂口氏に聞く」をご覧ください。
大学在学中に単身渡米、雑用の下積みから始め、休日は物理シミュレーションのために必要な数学の復習・勉強に費やしていたという努力の人です。

坂口氏が言うには、『水の表現が一番難しい。この浜辺に押し寄せる波は神様でしか作れない。』とのことです。
難しいからこそ、パイレーツ・オブ・カリビアン、ライラの冒険の洪水の表現が評価され、アカデミー科学技術賞を受賞できたのでしょう。
氏の技術は今作「2012」でも遺憾なく発揮され、津波に沈む世界都市をリアルに描いています。
また、氏は水の表現以外にも例えば、たった数秒しかないビルの倒壊シーン1つ取ってみても、「内部の鉄骨の組み方、外部の鉄骨の継ぎ目を考慮し、様々な方向に崩れていくビル」を再現してみたり、街中に舞うはずであろう紙ゴミを追加したり等、非常に細かい描写に定評があることがわかります。

ハリウッドで活躍する日本人は古くからマットペインターなどで目にすることから、元来日本人はこういった職人芸とも言える細かいセクションを担当するのに向いているのかも知れません。

というわけで、ハリウッド映画でありながら根底の技術を支えている人間の1人に日本人がいるというNHK様の大プッシュによりmontaはホイホイと最寄りの映画館に吸い込まれたのでした。もちろん事前に予約して一番良い席をキープです。



まだ公開されたばかりでネタバレをするのもアレなので、なるべく核心は伏せますが、ローランド・エメリッヒ監督作品である以上、ある程度結末の予想は付くと思います。
予告でわかるように地球に地殻変動が起きて、至る所で地震&噴火、そして世界中に津波が押し寄せます。
世界中が水没する場合に「では、どこへどうやって逃げるか?」を考えれば自ずと答えは絞られますよね。聖書にも書いてあります。(残念ながらさすがに宇宙空間には逃げなかったですw)

パニックの表現としては前述の坂口氏を始めとしたハリウッドのVFX技術陣の総力戦で、隆起する地面や波打つコンクリート、倒壊する高層ビル、投げ出される人々、押し寄せる火山灰など片時も足を崩せない凄まじい映像の数々です。

ですが、映像から痛みが感じられないのです。

例えば、例えばですよ??本当に望んでいるかは別として。

・突如出現した亀裂に人が落ちて、間一髪運良くどこかに掴まることができたものの、すぐさま亀裂が元に戻ろうとした場合、当然中にいる人は尋常ではない痛みに苦しみながら断末魔な悲鳴で圧死
・火山弾が当たり、人体の一部が炭化 or 欠損で声にならない声でうごめく
・高層ビルがゆっくりと傾いて上層にいる人間が恐怖に引きつった顔で、力尽きた者からまた1人また1人と空へ振り落とされていく
・ヘリの助けを待っていたら、そのヘリが目の前で墜落してあろうことから自分も巻き込まれてしまう的な二次災害
・運良く生き延びても避難先の劣悪な衛生環境下で次第に病に蝕まれていく

など目を背けたくなるような凄惨な光景というのはこの2012には無いのですよ。
R-15指定すらないエンタメ映画なので仕方がないのですが。
主人公とその周辺人物以外の、その他大勢の一般人なんて「あぁ、なんか水に流されてるなぁ。なんかビルから落ちてるなぁ。なんかキャーキャー言ってるなぁ」ぐらいのレベルでしかなく、ラピュタ王ではないですが、ホントに「人がゴミのようだ」な、としか思えませんでした。

ちなみに日本は首相以外の描写がなく、勝手に終盤に津波で沈んだことにされていました。

とは言え、群像劇モノのパニック映画としては奇をてらうことなくテンプレ的に良く出来てはいました。
登場人物の立場を考えれば、「あぁ、この人は主人公に道を譲って途中で脱落してしまう人だなぁ」とか「この人は最初は私利私欲ばかりで悪そうな人なんだけど、最終的には自己犠牲の精神を身につけてしまう人なんだろうなぁ」とかがぴったり当たるのは気持ちがいいものです。
あとは主人公の娘がかわいいので○


他に気になった点としては、「何でモニターからパソコン(VAIO)まで全部ソニー製なの?」と思ったら、
ソニーピクチャーズの配給でしたw
Filed under: 日記 — monta @ 03:36

2009 年 11 月 21 日

マウス:ロジクール『V450 Nano』




最近ツクモの店頭でロジのV450 Nanoがよく1980円で売られているので買ってみました。



処分価格の原因は、レシーバーが恐らくUnifyingレシーバーに切り替わる直前だからだと思われます。
(すでにVX-NanoはUnifyingに切り替わりました)

普段のmontaはデスクトップでVX-Rを常用しています。


このV450 Nanoの寸法は(右利き向けの傾斜をのぞいて)ほぼVX-Rと同等でして、VX-R使いにはこれ以上ないセカンド機になっています。もちろんレーザー&2.4GHz無線。

ボタン数はV450 Nanoは3ボタン+チルトホイールだけですが、ロジのマウスだけあって、チルトホイールの左右に任意の機能を割り当てることが可能です。
あえて強調したぐらい、この機構は超重要項目です。

左右スクロールはそのままでは使い道が非常に限られるので、


左スクロールにコピー、右スクロールに貼り付けを設定しています。

これが非常に便利なんですねぇ。
ブラウジングやエクスプローラーのオペレーションでよく使う機能の筆頭にあがるのがコピー&ペーストですよね。
スクロールホイールの位置が左クリック右クリックの次ぐらいに押しやすい位置にあることから、ごく自然に素早くコピー、貼り付けができます。
「キーボードに触りたくないあぁ……」っていう怠けモード時に真価を発揮するので、ぜひお試しください。

さらにPhotoshop、SAIのときにはズームイン(Ctrl + ;)、ズームアウト(Ctrl + -)に設定してやると作業が捗りますよ♪
これが設定できないと作業する気になれないぐらい手放せません。
ですので、チルトホイールに任意の機能を設定できないマウス(バッファローやエレコム、etc)はいくら安くても買う気にはなれないのです。


で、montaは基本的には多ボタンマウス信仰で、そういったマウス・トラボを好んで買っているのですが、使っているうちに判ったことがあります。

『押せないボタンに意味はない』
ということです。
別にどのマウス、トラックボールとは言いませんが、ボタン配置が常軌を逸していて(アメリカンサイズ基準なのか、人間工学を3周ぐらいしてあさっての方向に進化してしまったのか)、「どこに指を置けば全部のボタンが自然に押せるんだよ!!」と指を攣りながらイライラしてしまうことがあります。
結局、多ボタンマウスであってもいくつかのボタンは実用に耐えないという結果になってしまうことがほとんどです。
例えば愛用のVX-Rであっても、人差し指で使うであろうズームボタンは非常に押しにくいので封印しています。






バッテリーも単3×2本で12ヶ月と格段に持つのでおすすめマウスの1つです。
Filed under: 入力デバイスマニアックス,日記 — monta @ 20:11