2008 年 9 月 14 日

「PRESS START 2008 SYMPHONY OF GAMES」レポート


というわけでやっぱり今年も行ってきました。

PRESS START 2008 SYMPHONY OF GAMES


もはや毎年恒例行事になってますね。
monta@siteの過去レポートは以下からどうぞ。
「PRESS START 2006 SYMPHONY OF GAMES」レポート
「PRESS START 2007 SYMPHONY OF GAMES」レポート

なんと今回3年目にしてついに!ステージ上部にマイクが吊されてました!!

これはどういう事かというと、「CD等、何かしらに音源化される」ことを意味しています!(そうでなければマイクなんて吊さない)
楽しみですね( ´∀`)

あと、アンコールで大トリを飾ったのは予想していましたがやはりクロノトリガーでした。(クロノクロスとメドレーになってます)
光田氏も生で見られて感激です。





info

「PRESS START 2008 -Symphony of Games-」


日時:2008年9月14日(日)
会場:渋谷Bunkamura オーチャードホール
規模:2000人ほど
チケット代:S席7500円 A席5500円(全席指定)
開場:16:00
開演:17:00
終演:19:30ぐらい

指揮:竹本泰蔵
演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団

企画:植松伸夫・桜井政博・酒井省吾・野島一成・竹本泰蔵
ゲスト:なるけみちこ・近藤浩治・横田真人・岩垂徳行・廣原武美・桜庭統・白鳥英美子・窪田晴男・光田康典

会場は渋谷のオーチャードホールです。もう何回も来てるので道に迷う心配はありませんw

来る途中に

駅前で祭りが開催されてました。
あ!渋谷を舞台にしたアニメのキャラクターを神輿に貼ればきっと楽しくなると思いますよ!
(……渋谷を舞台にしたアニメって何かあったかなぁ?Chaos;HEAdとか?w)


bunkamuraオーチャードホールは東急に併設されています。
初めて行く人は入り口が裏手にあるので判りにくいと思います。


プログラム(メドレー内の曲名は判るものだけ。)
第1部
1:「ワイルドアームズ&ワイルドアームズ 2nd IGNITION」より『メインタイトル(WA2)~どんなときでも、ひとりじゃない~荒野の果てへ~1st IGNITION』

2:「スーパーマリオギャラクシー」より『スーパーマリオギャラクシー2008メドレー(マリオギャラクシー~エッグプラネット~ウィンドガーデン)』

3:「スペランカー」より『タイトルロゴ~ステージ曲(ときどき死亡BGM、ときどきゲームオーバー)』

4:「逆転裁判」より『御剣のテーマ~成歩堂のテーマ~追求』

5:「サムライスピリッツ」より『男節 日』 「ニンジャウォーリアーズ」より『津軽じょんがら節』

6:「若かりし時の植松メドレー」(ALPHA~キングスナイト~とびだせ大作戦~魔界塔士Sa・Ga~半熟英雄)

7:「モンスターハンター」より「英雄の証」(2006年の再演)  


第2部
1:「バテン・カイトス」より『光星煌めく旅路の果てへ』

2:「Touch! Generations メドレー」(脳トレ~nintendogs~はじめてのWii~大人の常識力トレ~もじぴったん~やわらかあたま塾~もっとえいご漬け~DSお料理ナビ~Wii fit~Wii Sports)

3:「イースI・II」メドレー(2006年の再演) 「FEENA」(YsI タイトルバック)~「FIRST STEP TOWARDS WARS」(YsI 草原)~「TO MAKE THE END OF BATTLE」(YsII OP)~「FEENA」

4:「レイトン教授と不思議な町」より『謎~レイトン教授のテーマ』

5:「ロックマン2」より 『タイトル~ウッドマンステージ~エアーマンステージ~クラッシュマンステージ~ステージクリア~ワイリーステージ1』

6:「ファイナルファンタジーIX」より『いつか帰るところ~Melodies of Life』


アンコール:「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」より『OP~ステージ1→ステージ2→ステージ6→ボス戦→OP』

アンコール:「クロノ・トリガー」&「クロノ・クロス」より『クロノとマール ~遠い約束~ → クロノ・トリガー → カエルのテーマ → 魔王決戦 → RADICAL DREAMERS ~盗めない宝石~ → 遥かなる時の彼方へ → 時の傷跡』

演奏は今年が一番良かったです。
monta的に鳥肌だったのはWAとスペランカーとクロノですね。
これほど秀逸なメドレーは海外でも演奏されていないです。クロノなんて7分半もありました。

とりあえず全ての曲にコメントしていたのではとても時間が足りないので、お気に入りのものだけコメントさせていただきます。


■1:「ワイルドアームズ&ワイルドアームズ 2nd IGNITION」より『メインタイトル(WA2)~どんなときでも、ひとりじゃない~荒野の果てへ~1st IGNITION』


何を隠そう、montaはワイルドアームズシリーズ(以降WA)の大ファンなんですよ。
プレステ本体と同時に買ったのがWA1だったのがキッカケです。

アークザラッド1、2を買うか迷いましたが今から思うとWA1を選んで正解でした。(※ほぼ同時期だったFF7は周りに持っている友人が大勢いたのでいくらでも借りることができた)

買った時は『うわ!OPが綺麗なアニメだよ!!フィールドや街中は暖かみのある高解像度なドット2Dだし(※WA1は戦闘だけ3D)、ストーリー構成・演出も良いし(※特に主人公達のプロローグ的なシナリオをクリアしてから、つまりプレイから数時間経って初めてスタッフクレジットとタイトルが出るところにスタッフの本気を感じました。WA4ではこれが無くなっていて×)、そして何より音楽がスバラシイ!!アコギがッ!口笛がヤバイッ! プレステのゲームは全てこんなに凄いレベルなのか!』と驚愕していた記憶があります。
……最後のは他の有象無象にあったタイトルを皮肉っているんですけどね^^;
あと、WAと言えばダンジョンの謎解きなわけですがmontaはデ・レ・メタリカで1週間積みましたよ。あそこは小学○年生にはキツイw 『知識と宝は同一』なんですよ。

個人的な思い出話はこの辺にしておきましょう。

メドレーのメインタイトル(WA2)の部分はWA2サントラに収録されているオケ版の「ワイルドアームズ2メドレー」の冒頭のものと同一です。短い曲ですがプレイ時は毎回聞いていたぐらい好きな曲でした。大河ドラマのイントロみたいです。
で、montaはサントラのメドレーを何回も聴いていたものですから、「メインタイトル」の次に来る曲は当然「出動準備」だろうと脳が勝手に思ってしまっていました。頭の中で出動準備のスネアドラムが鳴っているぐらいw
ですが実際に来たのはWA2OP1の「どんなときでも、ひとりじゃない」でした。※当然ボーカル無しのオケアレンジ。
ラスボス戦でもインスト版が流れるのでWA2プレイヤーに取っては特に思い入れの強い曲でしょう。



ちなみにWA2にはOPが2つあって(↓は後半のOP)


どちらもProduction I.Gが手がけています。I.GにOPアニメを2本も作ってもらうぐらい当時は予算があったのですね……(以降の3、4はI.Gではなくクオリティが右肩下がり。5に至ってはアニメではなく3Dのハイポリキャラを使ってのムービー(‘A`) )

そうそう最近DAMで『どんなときでも、ひとりじゃない(Full size ver.)』が配信されたみたいです。何で今さらw


続いてはWA1OPの『荒野の果てへ』です。


「荒野の果てへ」は口笛がメインメロでゲーム音楽としてはかなり異色です。内蔵音源オンリーの時代には決して再現できない曲ですね。
口笛 = WAという今後のシリーズの音楽の方向性を決定づけたと言っても過言ではない曲です。

ただ、このオケ版は口笛の人が下手でした。音程がずれていたり、入りが遅かったり。「こういうアレンジだ」と思えば良いんでしょうが、原曲を完全に脳内再生できるぐらい聞き込んでいる人間は違和感を覚えてしまうんですね。
口笛の演奏は本職ではなく神奈川フィルの主席トローンボーン奏者の人が務めていたのですが、やっぱり難しかったのでしょう。

メドレーの最後はWA2のストーリースタート曲『1st IGNITION』(アナスタシアたん(*´д`*)ハァハァな曲)
ストーリー終盤のフィールド曲にも使われるぐらいカッコイイ曲ですよね。ベースとなったのは先ほども言ったサントラのオケ版。
盛り上がった後に短時間でトランペットソロ(サントラだとアコギソロ)→(たぶん)フルートソロ→大団円的な締めに入るのが何ともステキな構成ですよね。
最後のチューブラーベル(オーケストラチャイム)のタイミングも完璧でした。

ゲームの知名度も所詮は中堅RPGクラスながらコンサートの1曲目、しかも6分半もある大作に仕上がっていてファンとしては誇らしいところです。
2chスレなどを見るとゲームをプレイしていない人も「良い曲だった」と感想を述べてくれているのでさらに嬉しいですね。

この後は企画者の皆さんの挨拶や、ゲストでWAの作曲家である「なるけみちこ」さんも登場しました。
なるけさんは普段滅多に表に登場されないので超レアです。
マカロニ・ウェスタンの影響を受けたWAの世界観をどう音楽で表現するか苦労したようで、時代劇の音楽を聞き込んだりしたそうです。


■3:「スペランカー」より『タイトルロゴ~ステージ曲(ときどき死亡BGM、ときどきゲームオーバー)』

「スペランカーのタイトルロゴ曲ってこんなに綺麗だったのか!?」とちょっと感動w
ステージ曲が始まったと思ったら3秒もしないうちに即死して吹いたw そのあとも10秒足らずで死亡 x 2で結局ゲームオーバーにww
皆さんゲームプレイ中の光景が頭に浮かんでいるそうで、オケのコンサートですが会場から笑い声が漏れてます( ´∀`)
ゲームオーバーのあとはまたタイトルに戻りまたまた探求の旅へw ここでもやはり即死w


■6:「若かりし時の植松メドレー」(ALPHA~キングスナイト~とびだせ大作戦~魔界塔士Sa・Ga~半熟英雄)

もっとスクウェアの黒歴史な曲ばかりになるだろうと思っていたらSa・Gaや半熟英雄も混ざっていて悪い意味でビックリw
「中山美穂のトキメキハイスクール」とか「スクウェアのトム・ソーヤ」とか「ディープダンジョン」とかCDすら発売されていなく歴史の表舞台に決して上がってこない作品が目白押しなのに。
スクウェア単独でコンサートやればパシフィコ横浜ぐらいなら即効でチケット売り切れると思うんですけどね。


■5:「ロックマン2」より 『タイトル~ウッドマンステージ~エアーマンステージ~クラッシュマンステージ~ステージクリア~ワイリーステージ1』

ロックマン2は桜井さんが大好きだったみたいで自らディスプレイ用の映像を手がけたという力の入れよう。
ちなみにウッドマン→エアーマン→クラッシュマンは弱点順ですw
金管を全面に押し出したワイリーステージ1は骨太で力強かったです。


■アンコール:「クロノ・トリガー」&「クロノ・クロス」より『クロノとマール ~遠い約束~ → クロノ・トリガー → カエルのテーマ → 魔王決戦 → RADICAL DREAMERS ~盗めない宝石~ → 遥かなる時の彼方へ → 時の傷跡』

数々の名曲を生み出してきたコンポーザーが集うスクウェアサウンズに於いて、montaがもっとも恐れおののいているのが『光田康典』氏という才能です。
当時若干22、3歳でクロノトリガーのほぼ全曲を作曲したというのですからその早熟度が判ると思います。
作曲中は本人も徹夜続き、プレッシャーで倒れかかったり(※ドリームプロジェクトの音楽という大役を新人の身分で任せられるわけですから……)したそうですが、その甲斐あって発売から13年経った今でも日本はおろか世界中で人気のタイトルとして愛されています。(いや、マジで外人のトリガー好きは異常。OCRemixのアレンジ数とか群を抜いてる)

メドレーは7分半にも渡り、ホールの中には涙を流す人も見受けられました。
カエルのテーマから魔王決戦に移るのは卑怯ですよw 今にもグランドリオンが覚醒しそうな勢い。
その直後の「盗めない宝石」(※ちゃんとギターで伴奏されてました)、「遥かなる時の彼方へ」でエンディングの光景をフラッシュバックさせている間に「時の傷跡」に入り、怒濤のうちに最後を締めてしまうのですから見事です。
思い入れの深い人ほど死にますねコレは……(*´д`*)
欲を言えばメドレーで「クロノ・トリガー」のサビの部分を1回演奏してからカエルのテーマに移って欲しいのと(一番良いところでカエルのテーマに移っちゃうんだもん)、時の傷跡はやはりブラスよりストリングスに頑張ってもらった方がより原曲昇華になるかと。できればあの民族楽器の高い音も欲しいです。


まとめとしては、過去2回のうち今回のプログラム・演奏が一番良かったと思います。

また来年も当然の如く行きますよヽ(´ー`)ノ


Filed under: リアルレポート,日記 — monta @ 22:11