おんなのこデータベース改訂版
データベースと言えばMySQL(オープンソース)
MySQLはSunの持ち物だと思っていたのですが、そのSunが先日オラクル(有料データベース最大手)に買収されてしまいました。
「どうなる、MySQL!?」ってのが最近の風潮みたいです。
そんなことよりもmontaはおんなのこのデータベースのことで頭がいっぱいです。
こんにちは、montaです。
「クリエイターのためのおんなのこデータベース改訂版」(発行:ジャイブ)でございます。
「改訂版」とあることから原本が2008年に「クリエイターのためのおんなのこデータベース2008」という形で発行されていました。
しかし、2008年版はすぐに絶版になってしまったようでマケプレやヤフオクでは定価以上の高値を付けていたわけです。
例:落札価格6000円
それがこの度、先月3月末に「2009年改訂版」として加筆修正が加えられ再発売されました。
この手のヲタ系生産物の教則本は、中古市場でも結構良い値で安定しているものの、決して定価を超えるようなものは無かったと記憶しているので、
montaとしては、「え?そんなに高値がつくほど凄い本なのコレ?じゃぁ買ってみますかね^^」となるのがセオリーです。
裏表紙はLOの表紙の人こと、たかみち氏。
折り返しカットは、キモかわE!の人ことあみみ氏
友人が、「これって世界樹の迷宮の人でしょ?」と言っていましたが日向悠二氏とは全くの別人です。
確かにデフォルメ絵は似てると言えば似ているかも……。
最初に各ファッション小物をフィーチャーしたカラーページいくつかあります。
イラストレーターさんのウデの見せ所ですね。
で、これらが衣服のデータベース。
・髪型
・化粧品
・トップス
・ボトム
・下着
・水着
・アクセサリ
など大まかな分類に分かれた上で、スカートやヒールの種類とか、ソックスの長さに対応した正式な呼び名や、髪型の名前とかおぱんつの構造とかが手広く載っています。
……載っていますが、果たしてコレがデータベースのレベルだと言えるのかは甚だ疑問です。
何故かというと、全て簡単な「イラスト」として簡略的に表現されているわけですよ。
しかも描き手がバラバラなのでクオリティにも差があります。
「このボトムの名前、何て言うんだっけ?」と名前を調べるには役立ちますが、簡略されたイラストなので「形状の詳細を知る」には役立たないかと思います。
つまり、インデックスとしての機能しかないってことです。
もちろん、この本は「クリエイターのための」と釘打っているわけですから、クリエイターなら1の情報を得るだけで、あとは想像だけで10にも100にも膨らませられて当然なのかも知れません。
でも、わざわざお金を払ってこの本を買うぐらいなら「本屋の店頭などに 無料で置いてある通販カタログの方がマシ」ではないでしょうか?
モデルさんの補正は抜きにして、とりあえず写真はウソをつきませんからw
この本は、そういったカタログで得られない情報、例えば服の構造(分解してバラした図)をたくさん載せた方が良かったですね。
パンツの構造やセーラー服の構造などはありましたけどね。
でもまぁ、2205円で買えるので気になる方は改訂版の在庫があるウチに買っておいた方がいいかもです^^;
いつ絶版になってプレ値が付くかわからないので。
……ほら、これで上手くまとまったぞ!