2010 年 2 月 22 日

「お姉様……アレを使うわ!!」


「えぇ、よくってよ」

熱い。
皆さんこんばんは、montaです。

「トップをねらえ!」(以降【トップ】)が玉入れ遊具に進出したのを記念して、ここ3週間の日曜夜にBS11デジタルにてノーカットで放送されていました。

ま・さ・か、monta@siteを日々巡回されるほど訓練された皆さんの中に「トップをまだ見たことがない」という方はいないかと存じますが、「もし」まだ見ていないという方がおりましたら、リピート放送として3月7日21:00~24:00に全6話が一挙放送されますのでぜひご覧ください。

また、ちょっとぐらい画面が狭くても良いという方は公式サイト公式YouTubeでもご覧になれますのでこの機会に是非。
新海監督の「ほしのこえ」にもトップのオマージュがかなり見受けられますね。(戦艦の轟沈音とか)


さて、トップと言えば初期GAINAXの傑作の1つです。
恥ずかしながらmontaがトップを知ったのはスパロボF完結編でした。コミックボンボンにスパロボの漫画が載っていて、そこで例のハイレグレオタードがネタにされており、当時から純粋pureなmontanは『おいおい、なんて性的なコスチュームなんだよ。ちょっとレンタル屋行ってくる!!』とリビドーを駆り立てたのでした。
(全くの余談ですがスパロボFはサターン版の方が音質が良いです)

で、やや不純な動機で借りたトップを見終わると、なんとそこには放心しているmontanが!
つか、全然エロくないどころか、熱すぎました。
「ノドが潰れても良いように」と収録の最後に行われた日高のり子さんの絶叫ボイスがたまりません(*´д`*)

1話はコメディタッチなのですが、話数を追うごとに指数関数的に濃くなっていくSF描写!
ウラシマ効果で主人公達の周りの時間がものすごい勢いで過ぎ去っていくのがとても斬新だと当時は思ったものです。
あとは、科学講座のおかげで宇宙にはエーテルが満ちていることも覚えました( ´∀`)


そしてトップと言えば「総力戦」です。
montaは「総力戦」が大好物でして、ヤシマ作戦やグレンラガンを見ていると相変わらず胸の高鳴りが止みません。
トップでもカルネアデス計画に投入された戦力の数を見ただけで身震いしてしまいます。
だって、最初は超デカイと思っていた全長7kmのヱクセリヲンが最終話ではヱルトリウム(全長70km)の影に隠れてしまうぐらい量産ザコ化してしまっているんですよ!?
全人類の生活水準を落として建造計画を最優先にしないとムリな話です。
地球帝國の科学力恐るべし。
なお、また余談ですがトップの世界の科学技術レベルは6話の時点が最盛期で、あとは退化していく一方なんですよね(´・ω・`)
それこそトップ2の世界では過去に自分らが作った地球防衛兵器のことすら忘れ去っていたぐらい……。


最後にトップの何が一番凄いかというとたった全6話でありながら、異常に高密度な設定を盛り込みつつ各話ごとにしっかり見せ場を作り、最終的に銀河系スケールにまで話を膨らませ、最後はちゃんと風呂敷をまとめてハッピーエンド(?)で1万年と2000年後に帰還するということです。

中だるみとか一切無し。2クールも4クールも使って結局風呂敷をまとめきれないアニメは一体何をやっているのかと思えてきますw
それはGAINAXさん自身の某作品にも言えることだったりするのですが……^^;


まぁ何はともあれ見ておいて損はないアニメなので3時間ぐらい時間のある方は是非見てくださいね。
エンディングのスタッフロールを見ると、トンでもない人が「動画」(not 作画)をやっていたりしますから。
(黒田和也氏とか岩崎良明氏とか本田雄氏とか後藤圭二氏とか)

このサイトは、「トップをねらえ2!はトップファンとしてはアリ、ロボアニメファンとしてはナシ」の微妙なmontaがお送りしております。
Filed under: アニメ,日記 — monta @ 23:59