2010 年 2 月 11 日

若者のblog離れが進行中のようです。


新たなソーシャルメディアの人気に押されつつある Blog – japan.internet.com Webビジネス

≫3年前は、ティーンエイジャー (ここでは12歳から17歳まで) および若年成人 (18歳から29歳まで) の28%が Blog をやっていると答えていた。しかし、2月3日に発表された2009年の調査ではティーンエイジャーの14%、若年成人の15%にとどまっている。

(中略)

≫デジタルネイティブとも呼ばれる若い世代の場合、人気のソーシャル Web 形態は、長々と文章をつづる独立した Blog からソーシャル ネットワーク サイトに移ったようだ。ソーシャル ネットワーク サイトにプロフィールを持っていると答えたティーンエイジャーは、2006年の55%から大きく増えて73%にのぼっている
アメリカの話ですけどね。twitterやSNSに移行してしまっているようです。
果たして日本国内での実態はどうなっているのか知りたいです。
日本でも最終更新日が数年前のblogが放置してあったりしますよね?

かつては1億総blog時代とも言われたり言われなかったりしたblogですが、やはり全員が全員、更新を続けていくモチベーションを保てるかと言うと決してそうではなく、多くの場合はネタが尽きたり、アクセス数・レスポンスの悪さに更新停止、放置という結果になってしまうのだと思います。

興味深い調査結果があります。
ブログに関する調査。7割以上のブログは1日の平均アクセス数が50以下、週に1回以上更新を行なうブログは6割以上。


これだけ雨後の筍のように似たようなテンプレデザインのblogが大量に量産された時代では、誰の目にとまることもなく埋もれてしまうのもムリはありません。
また、この調査によると『ブログの1日の平均アクセス数で500を超えるものは、2.3%』ともあります。
1000アクセスを超えるのは全体の1%のみです。
この結果が本当だとしたら、「今日からあなたもアフィリエイトで儲けよう!」的な内容の書籍やサイトにそそのかされて新たに広告だらけのblogを始めた人間の99%は全く成果を出せず沈んでいっているのでしょうね。(例え1000アクセスあったとしても実際に商品を購入する人は1%にも満たないから)


ちなみにPCが大好きな人間ならblogを書けるかと言うと、これもやはり決してそうではないようです。
montaが所属していたとある大学の部活には「三度の飯よりもPCが大好きな人間」が最盛期には100人以上もいましたが、後輩からmonta@siteのフォロワーが生まれることはついにありませんでした。残念です(´・ω・`)
(幾人かblogを始めてくれた人がいたものの瞬時に更新停滞)

かつてのHTMLを手打ちする時代からすればケータイからでも更新できるblogは遙かに個人サイトの敷居が下がったものの、
「語れるレベル」にまで○○が好きって人はあまりいなかったのかも知れません。
(ヲタだって「布教活動をするレベル」にまで達している人はそうそう居ませんね)

あとは継続力の問題かと。
恐らく初めからコメントなどのレスポンスを期待してblogを始めるから長続きしないのであって、基本的には「自分用メモ」とか「リアル知人向け生存報告日記」として書けば良いのではと思います。
(余談ですが「初めからコメントなどのレスポンスを期待している人」にヒットしたのがmixiなどのSNSです)

monta的には自分用メモのつもりで書いた記事にコメントが付いたり、どこかのサイト様からリンクされたりするのが最高におもしろいと思うんですけどね^^

さらに言えばmontaは自分の漠然としていた考えを整理してblogを書いていると脳内がとてもフラットな状態になって落ち着けるので、精神安定剤用途として暇を見てmonta@siteを更新しているわけですが、これが特異な体質なのかと言われればそうなのかも知れません。
(実は卒論とか仕様書とかマニュアルを書くのも大好き(笑))


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ブログの時代終了へ by うるさい黙れ(。・ω・。)
Filed under: 日記 — monta @ 10:07