シャミセンは何故布団の中に潜り込まないのだろうか?
先日、今さらながら出遅れ感満載で「消失」を見てきたわけですが、「原作を読んでいなかった人が羨ましい」とこれほど思ったことはありませんでした。
(いや、これは「俺はちゃんと原作を全部読んでいるんだぞアピール」じゃないですよ。念のため)
こんばんは、montaです。
消失(原作)の良さってのは谷口の、
「そのハルヒってのは、ひょっとして涼宮ハルヒのことか?」
という一言によって、それまでの「自分を残して世界が変わってしまった」と焦るキョンの不安な心情が一気に氷解していくところにあると思うのですが、皆さんはどうでしょうか?
読み手であったmontaもそのシーン以降は続きが気になりまくりで、脳内からキケンな物質がずっと溢れていたような錯覚を覚えていたことを記憶しています。
映画版は全編通して原作を丁寧に良くなぞっていて文句なしのデキだと思うのですが、消失を初めて読んだときの「あの」氷解していく感じを得ることは残念ながらできませんでした。
そりゃぁサスペンスやミステリーで犯人やトリックが最初から判っていたら面白くないでしょう。(面白いのは犯人を追い詰めることに主眼を置いた古畑任三郎かコロンボぐらい)
なので、まだ「消失」の原作を読んでいない方がおりましたらそれは大変幸せなことなんですよ。(ちょっと大げさ気味)
ぜひぜひ今からでも劇場に足を運んでみてくださいね。あ!笹の葉ラプソディは必修科目になっております。
このサイトは「あのデレ長門と普通の長門の演じ分けは今のみのりんじゃないと出来ないな。うんうん。」と一人満足げなmontaがお送りしておりますので文芸部に入部するのはお控えください。
あの赤面多めな表情がたまらないのだ。
追伸:ウチのネコ様は布団の上で寝るなんてお行儀の良い作法は身につけておりません。
遠慮無く中に侵攻してきます。
「そのハルヒってのは、ひょっとして涼宮ハルヒのことか?」
正にココ。鳥肌が立つセリフでしたよね。
既読のせいか映画じゃちっともゾクッとしませんでしたが。
キョン:「また会おう、長門。しっかり文芸部で待っててくれよ。
俺とハルヒが行くまでさ」
長門:「待っている」
このシーンがカットされていたような?何故だーーーッ!?
後半でキョンが○されるシーンで、
みくる(小)とみくる(大)の距離が
(想像してたより)近すぎかな?と感じました。
病室のシーンを屋上にしたのは上手かったですね。
「あのセリフ」の為に。
それにしても、劇場内での食い飲みは何とかならないですかねぇ。
飲み物はともかく、ポップコーン禁止令とか発令してほしいですよ。
上映終了後、予想通り皆さんトイレに駆け込んでて笑えました。
Comment by 3番シューター — 2010 年 3 月 3 日 @ 02:01