ペンライトコレクション2012
今年は数多くのペンライトが発売されました。
・ポスト閃ブレの座を狙うために高輝度・高出力化
・ケミカルライトの置き換えを狙うためにフルカラー化
この2つをキーワードとして市販ペンライトの性能が飛躍的に向上した1年だったと思います。一体誰が市販ペンライトにごついヒートシンクと複雑なマイコンICが平然と搭載されるような未来を予想したでしょうか?
もはや子供のおもちゃではありません。
それでは発売順に振り返ってみましょう。
■4月「カラフルビーム」
まず先陣を切ったのはプレイアベニューのカラフルビームです。
市販ペンライトで恐らく初めてフルカラーRGB LEDを採用したペンライトで、これ一本で12色もの表現ができるようになりました。
ただ、壊れやすい(折れやすい)のと、全長が27cmでレギュレーションに引っかかりやすいという性質上イマイチ使い勝手がよくない印象でした。
しかし流通経路が広いのか今でも現場で見ることがあります。大事に使ってくださいね。
■4月「キングブレード・マックス」
閃ブレの代わりとなる市販ペンライトの登場が望まれ、キンブレはその期待に応えただけの話です。
当初はキラキラタイプのシャイニングフィルムのみのラインナップでしたが、後にマットフィルム版の発売および通販でのチューブ単体販売も行われました。
■4月「イナズマネオンスティック」
老舗ターンオンが高輝度化競争に参戦。
閃ブレの筒として利用されてきたターンオンが一体どういう製品を送り出すかに注目が集まりましたが、その実態はももクロのギガライトをパッケージングし直しただけというお粗末なものでした。
高い、重い、熱い、色ムラがある、持ちにくいなど眉をひそめるクオリティでしたが、この失敗から後に「サンダー」という傑作が生まれます。
■6月「大電光改エメラルドグリーン、バイオレット、オレンジ」
大電光改に新色としてエメラルドグリーン、バイオレット、オレンジが新たに加わりました。
オレンジ色は今まで無かったのが謎でした。(大電光煌でカバーする方針だったのでしょうけど)
■7月「七色棒(FK105)」
きらきら工房様が個人で製作されているフルカラーペンライトです。
昇圧回路が入っており、単四電池一本で長時間安定して発光させることができます。
また光り方も化粧瓶のようにツヤのある輝きをします。
■7月「瞬色瞬光」
一応RGB LEDを載んでいますが、RGB各色のON-OFFを手動で行うしかなく表現できる色はわずか7色だけという潔さが好きです。
理科の教材にいいと思いますね。
■7月「エコブレードSS」
自作品からメーカー製品へとなったエコブレードSSです。
市販品で全長25cmを切ったフルカラーペンライトはエコブレSSが初ではないでしょうか?
プリセット色も豊富ですし、色分離もないため使い勝手が良いです。
■7月「光刀正光」
明るさも長さも悪くないのですが、強烈な色分離を引き起こす厄介なやつでした。
■8月「キングブレードX10(テン)」
多くを語る必要はないですよね。
発売からわずか4日後のアニサマで数多く目撃できる程度に普及していきました。
■9月「サンダー、サンダー彩」
ターンオンが本気を出して作ったペンライトです。
色ムラがほぼない強烈なオレンジの発光は真の擬似UOと言えます。(明るすぎるのも困りモノですが……)
また、彩シリーズは赤色、緑色、青色のパワーLEDを採用したことによって発色が他の白色LEDよりも次元が違うレベルに達しました。
■10月「AKB48オフィシャルスティックライトNEO」
どう見てもキンブレのOEMでした。
ロゴが光る先端処理がステキです。
■11月「キングブレード スーパーブルー」
キンブレに青色LEDタイプが追加されました。
また回路自体にも手が加えられ、これまで問題視されていたフリッカーが解消されています。
■11月「シナモンブレードIII」
アイマスライブのレギュレーション「全長25cm以下、ボタン電池使用、市販品」に対応した初のフルカラーペンライトです。
表現できる色もアイマスキャラ色に準拠となっています。
■12月「ルミエース」
高輝度競争にルミカが参戦してきました。
時間制限ありのブーストモードが厨二っぽくて非常に良いですね^^;
■12月「カラフルサンダー110」
ターンオンがわずか3ヶ月でサンダーをフルカラー化させました。
もうこれ一本あれば自社のネオンスティック、キラキラスティックの需要を食ってしまうのではないかと危惧するほど完成度は高めです。
今年はカラフルビームに始まり、カラフルサンダーに終わった年でした。
なお、せっかくなのでmontaが所持している他のペンライトも載せますね☆
■サイリュームクラシック
サイクラちゃんです。写真写りの良さに定評があります。
■高輝度LEDハイパーペンライト
オレンジ色しか持っておりません。なんか白っぽいです。
■イルミライトミニ
オレンジ色しか持っておりません。なんか赤っぽいです。
■チアライト
オレンジ色しか持っておりません。中身はそのままです。
■ハイパワーチアライト
オレンジ色しか持っておりません。形が卑猥です……。
■大電光煌
やはり形が卑猥です。
3本持っていますが、2本はヘッドパーツの部品取りにされたようです。
■ピカピカ棒
100円ショップに売っていたので一時期重宝していました。
なにげにPWM調光しているためフリッカーが発生します。
■ネオンスティック
主に閃ブレの筒として利用されてきました。
何もかも懐かしいですね……
ここに写っていない筒があと5本あります。
所持しているペンライトは以上です。
それでは2013年もコレクションが増え続けるmonta@siteにご期待ください!
Comment by 七色棒の中の人 — 2012 年 12 月 30 日 @ 22:31
この度、オレンジのペンライトを買う際にレビュー等非常に参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。
ルミエースとキンブレで迷い、最終的にキンブレのマットタイプを購入したのですが、
フィルムの上部が少しあいているのか?1mm程度の隙間から白い光が漏れている状態です。
他のキンブレがないので比較できないのですが、どのキンブレもそんなものなのでしょうか?
以前のブログにありました、中のフィルムがずれてきている、という程ではありません…。
いったんフィルムはずしてみようかとも思ったのですが、
うまい出し方が分からず、もし出せても、うまく入れれなかったら…と心配です。
上手に着脱する方法を教えていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
Comment by ayuna — 2013 年 1 月 12 日 @ 20:39
気になったのでTwitterで色々調べました。
http://monta.moe.in/temp/130112_01.jpg ↑の写真(右)のように先端裏側が白くなっていませんか?
どうやら11月出荷分以降から仕様が変わったようで白い光が目立つようになってしまったようです。
マットフィルムは折り目が付きやすいのでいじるのはオススメしませんが、
取り出すならピンセットを使って慎重に作業します。
http://monta.moe.in/temp/130112_02.jpg
Comment by monta — 2013 年 1 月 13 日 @ 02:04
確かに、先端裏側が白くなっています。
周りの人やアーティストに迷惑がかかるほどの漏れではないと思うので、
(気にはなりますが)仕様変更でしたら、しょうがないですよね。
マットフィルムをいじるのもおススメしないということなので、
どうしても気になるようであれば、
反射しないよう黒い紙かなにかを先端に入れる程度にしたいと思います。
ありがとうございました。
Comment by ayuna — 2013 年 1 月 14 日 @ 02:31
すごい数のペンライトで驚きました。
できればルミスティックのレビューもして頂きたいです。
お願いします。
Comment by tama — 2013 年 1 月 20 日 @ 17:14
ルミスティックは来週あたりにレビューする予定です。
少々お待ちください。
Comment by monta — 2013 年 1 月 23 日 @ 00:49