先に結論から言うと、定格電圧(1.35V)だと2.4GHz以上で回ってくれません。
グーテンターク!montaです。
このE4400のOC耐性が悪いだけの可能性もありますが、チップセットの限界という線も捨てきれません。いくら何でも2.7GHzぐらいは行くはずですから。
このママンのnForce570は2004年発売のnForce4をfixしただけのものですから、やはりCore2Duoに対応しきれていない感じがします。
たぶんチップセットが最新のintel P35か、もしくはnForce 680iか650iだったらもっと回ったかも知れません。
電圧を1.375Vにまで上げるとギリギリ2.5GHzで動かすこともできるんですけどね。ビデオカード2枚刺しがシビアなのと、CPUの発熱もアップしてしまうので2.4GHzが常用の限界です。
とりあえずいろいろベンチを回してみました。
簡単なスペック紹介
before
CPU:Pentium4 1.6AGHz(夏場以外は2GHzで稼働)
メモリ:PC 2700(DDR333) 1GB
マザー:GA-8PE667 Ultra (intel 845PEチップセット)
ビデオカード:GeForce MX460(SPECTRA WF17)
HDD:ST3320620A(Seagate 320GB ATA 16MBキャッシュ)
after
CPU:Core2Duo E4400 2.0GHz@2.4GHz
メモリ:PC2 6400(DDR2 800) 2GB
マザー:NForce 570 SLIT-A (nVidia nForce 570 SLI intel editionチップセット)
ビデオカード:GeForce 7600GS (PCI-Ex 8X接続)
HDD:ST3320620A(Seagate 320GB ATA 16MBキャッシュ)
●「super pi /mod1.5XS」 円周率100万桁演算
before:1分54.078秒
after:25.281秒
実にP4の4分の1以下の時間で処理が完了しています(;´Д`)ハァハァ 3GHz超えると20秒切るとか。
●「ゆめりあベンチ 1.2」 XGA それなり
before:4468
after:25314
さすがに5年ぐらい前のビデオカードと今のとでは隔世の感がありますね。
●「FF11ベンチ3」Low解像度
before:2200-L
after:9414-L
FF11ぐらいの3Dゲームなら実用上は何ら問題ないみたいです。
ちなみにHiだと6678-H。
●「LAME 3.97」 VBR Extreme エンコード(サンプル曲の長さ:4分48秒)
before:55秒
after:20秒
LAMEはシングルスレッドなプログラムなので、あまりデュアルコアの恩恵はないかと思われましたが、結果はやはり圧倒的です。
なんと言っても、beforeだとCPUが100%に張り付いて他の作業をするのがほぼ不可能だったのに対し、afterではエンコしつつ、画像変換とかも可能です(゚∀゚)
●「Crystal DiskMark 1.0」
before
after
同じハードディスクなのにチップセットが違うだけでここまで明確な差がでるとは。
nVidiaのチップセットは昔からATA周りが高速だと聞いていましたが、なるほど納得。
あとは体感上の違いも大きいです。
エクスプローラーでマイピクチャのように画像が1000枚ぐらい(もっとですか?)格納されているフォルダを開いて、表示を縮小版状態にしてのスクロールが速すぎて笑えますw
タブブラウザでもタブを50個ぐらい作って、スクロールさせてもしっかりと遅延ナシに反応してくれます。
こういうのを
「ボトルネックが無い」というのです( ´∀`)
他には重いPhotoshopの中でも特に重いと有名な「指先ツール」もダイレクトに反映されて感動w 今まではワンテンポ遅れていたのです。
現在の環境がモッサリPentium4の人はさっさと私のように脱北したほうがいいですよ( ´ー`)
快適なオペレーションはストレスの軽減に繋がりますからw
このサイトはもう以前の環境には戻れないmontaがお送りしております。