2007 年 11 月 13 日

DC24V → +9V -9V


みんあー!!montaの素人騙し電子工作実験室の時間だよー!


今日も今日とてこんなサイトを覗いてしまう皆さんこんにちは、montaでございます。


唐突ですが、今回は>『1万円の本格オーディオ はじめてつくるヘッドフォンアンプ』を組みます( ´∀`)

酒井氏の『はじめてつくる~~アンプ』シリーズは、


な、感じに回路図無しで全ページに渡って3Dモデルで各部品の接続の仕方を解説してある珍しい電子工作本です。
本のターゲットが『ハンダごては握らないけど、オーディオには少し凝りたい。もちろんコストパフォーマンス重視で』な層らしいので解説も簡単なことしか書いてありません。
回路図が無いと、逆にハンダ付けが不安になってくるので是非とも付属させて欲しいものですw

ちなみに回路図は発行元の技術評論社に言えば取り寄せてもらえるそうです。
『シャンテ サラ2』さんのページにて回路図が公開されているので興味がある方はそちらを見てください・

さて、今回作るこのヘッドホンアンプ、本にある通りに部品を揃えるとケース込みで5000円ほどします。市販のヘッドホンアンプは大して数が出ない商品なので原価の5倍~10倍の価格で売り出されていることから逆算すると、今回作るHPAは市価2万5000円相当のヘッドホンアンプに相当する計算になりますね( ´∀`)
(余談ですがオーディオ関係で一番原価と市価のギャップが少ないのはエントリークラスのAVアンプだと思うのですがどうでしょう?AVアンプのCPは異常w)

でも、montaは5000円も掛けるのがイヤだったので頑張って半額、とまでは行かなくとも3000円ぐらいにまで抑えて作ってみることにしました。
具体的には抵抗を一本80円もするDALE製から一本10円のKOA製金皮へ、ボリュームをアルプスのミニデテントからアルプスの汎用ボリュームへ(スペースの関係でミニデテントは無理)、ケースをこの間のアクリルのものへ変更することにしました。

それでは製作に取りかかります。
本では角形乾電池(006P)を2つ使っていましたが、入手性が悪い(充電池が高い)のでACアダプタを使うことにしました。
いや、トランスとブリッジダイオードを使ってAC100VからDCを生成してもいいのですが、どうしてもスペースを取ってしまうので……トランスの価格も1500円はしますし。。。

というわけで用意したACアダプタです。


こいつは24V、1.875Aまで供給できるスイッチング式ACアダプタでして、ゲートウェイPCの付属だったものらしいです。PCネットでジャンク500円でした。

「角形乾電池2本分は18Vで良いんじゃないの?」と思うかもしれません。確かに18VのACアダプタでも動くのですが、それだと若干電圧が変動した時に困るのですね。そこで出力電圧がより安定した方が精神衛生上良いのでレギュレータを使うことにしました。

具体的には、「24VDC → +-12Vに分圧 → レギュレータ(7809、7909)で+-9Vに安定化」という回路を組みます。というか組みました(゚∀゚)



どうですかね?いつもブレッドボードで遊んでいるmontaですが、たまにはハンダ付けもしますw
基板にコンパクトに収めないと、


ブレッドボードが入るスペースがないのでw




+9.00V、-9.02Vで安定化できていますね。

電源部の製作でかなり時間を食ってしまったので今日はここまです。


このサイトはレギュレータにダイオードを接続するのを忘れている気がするmontaがお送りしております。
Filed under: Audio & Visual,PC,日記 — monta @ 23:59